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FXエリオット波動のルールさえ押さえればどの時間足にも適応できる

milkmilk
norinori
あおやまあおやま

FXトレーダーなら絶対押さえておきたいのがエリオット波動

エリオット波動を学ぶなら絶対見たほうがいいのはこの先生の動画。

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今回は動画を参考に他の事例ではどう当てはまるか考えてみます。

使うのは4時間足。

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先生の動画では1時間足のエリオットが紹介されていましたが、4時間足だったらどう考えていくか。

3波の上昇中なら流れに乗ってサッとエントリー

5波の初動を狙おうとするなら逆張りなのでしっかり根拠を集めてエントリー

それぞれ事例を用いて考えていきます。

エリオット波動はFX学習者なら絶対押さえておきたい考え方

エリオット波動は、これまでの動画でも何度も紹介しています。

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以前の先生の動画、こちらを見れば全部わかります。

www.youtube.com

www.youtube.com

エリオット波動について知りたいなら絶対何度も見たほうがいい。

でも、ただ見ているだけではもったいないです。

動画を見ただけで、わかったつもりになって終わるのはもったいない。

実際に手を動かしたり、他の相場や時間足でも当てはめたりしながら考えてみてこそ意味がある。

ということで、今回はこの動画で学んだことをもとに実際に別のチャートを使って考えてみたいと思います。

動画では1時間足のエリオットを使っていましたが、じゃあ、4時間足のエリオット波動だったらどういうシナリオやエントリーができるか。

過去チャートを使って考えてみます。

エリオット波動のルールをおさらい

こちら4時間足チャート。

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まずは、実際にエリオット波動に番号を振ってみますがルールのおさらい

エリオット波動はこうでしたね。

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  • 1波は突然発生する
  • 2波の戻しを経て3波が発生。3波は伸びやすい。
  • そして、4波の戻し。この時4波の安値は1波の高値になりやすいというものでした。
  • そして5波。3波の高値またはその手前で失速することもあります。
  • そして、2波と4波は比較的もみやすいやすい。
  • 勉強会では2波と4波はそれぞれフィボナッチリトレースメント38.2まで戻した場合、カウントします。

実際のチャートを見ながらやってみましょう。

エリオット波動は時間足に合わせたサイズで描く

一番安値の部分を0としますが1はどこでしょうか。

最初によくやりがちなのがこれ。

小さく波を捉えてしまう場合。

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この波は4時間足サイズの波というよりは1時間足サイズの波です。

波は時間足に併せて考えていきます。

なのでこう。2波目の当て方はルールとしてはフィボナッチリトレースメントの38.2まで戻っていることでした。

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当ててみるとこう。かなり戻していますが、ルール上は問題ないですね。

自分も最初疑問だったのが、この辺で既に38.2までもしています。ということはリアルタイムで見ていたらこの辺から3波が始まるんじゃないかという点。

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これは、実際に抜けてから考えたら良いかなと思います。

3波の初動はここからも、ここからも起こる可能性があります。実際にそうなってみないとわかりません。

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こういう時、自分の参考にするのは横軸。時間です。

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1波の上昇に対して2波はジグザグでもみやすいことが多いので、同じぐらいか、それ以上で戻すんじゃないかなと頭の片隅に入れています

いつもそうなるわけではないですが、今回のケースは割と均等の時間軸で下がってきていますね。

エリオット3波目はどこからか

そこから3波目の上昇。

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どこから3波目と考えるか?

1波の高値を抜けてからですよね。

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ここを抜けていくまでは当然こういう未来だって想定できます。エリオット波動の波すらない場合。

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3波目の動きが出てからでも十分についていけます。

特に今見ているのは4時間足。

1波の高値を抜けてからのほうがトレードはしやすくなるはずです。

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エリオット波動を使った実際のトレード

4時間足3波中の実際のトレード

例えばこの辺。1時間足を見てみます。

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4時間足では3波の動きが始まっているので強い上昇です。1時間足で見てもグイグイ上昇しています。

基本は押し目を待ってから買いたい。例えばこの場面。

5分足で見ていきます。

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上位足で上昇が強いときは、小さな戻しから買っていく必要があります。

勉強会の手法に当てはめるなら、ここが買える。

この場面、どうやって買いますか?

5m足の200MAが右肩上がりで上昇していますが、これだけで買うのはちょっと心もとない。

どこまで下がるかの戻しを測る時に使うものと言えば、いつものフィボナッチエクスパンション

当ててみるとこうです。

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いつものFE161.8でピッタリ止まっています。

タッチですぐに買うのではなく、200MAにグイッと戻ってきたことを確認してから買っていくことができそうですね。

あるいは、抜けてからの小さな5波でも入れます。

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エリオット波動4波の安値は1波の高値で止まりやすい

4時間足に戻って続きを見てみます。

最終的に3波はこうなりました。そして4波。

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  • エリオット波動は2波と4波はもみやすいというものでした。
  • そして、4波の安値は一波の高値で止まりやすい。

今回は比較的落ち着いた形で下降していきました。

こちらは最近2020年7月の4時間足。こっちは4波がジグザグともみ合っていますね。

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しかも1波の高値で止められていることがわかります。

先程のチャートに戻りますが、こちらも1波の高値で止めらています。

エリオット波動の5波目のルールはフィボナッチリトレースメントの38.2まで戻すことでした。

当ててみるとこうなります。

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5波は必ず1波の高値まで戻すわけではありません。

FR38.2付近で止まって上昇することもあれば、もっと戻して例えば61.8の付近まで下がって来ることもあります。

3波の初動と同様に、5波の起点というのも決めつけで入ることは出来ないです。

1時間足で下がらない根拠を集めてから買っていくか、あるいは、しっかりと5波が分かる動きがでてからついていけば良いんです。

実際に1時間の方で見てみます。

エリオット波動5波を捉える

こちらが1時間足。

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4時間足のリトレースメント38.2と1波の高値に赤線を引いています。

この付近ラインまでわずかに届いていませんが、反転上昇しそうな動きはありました。

しかし、実際には上げていかなかった。

ライン付近だから上がると思いこんでだろうエントリーをすると、こういう下降に巻き込まれてしまうので注意が必要です。

じゃあ、1波の高値の部分はどうか。ここ見ても急落していますよね。

1波の高値という根拠だけで買うのはとてもじゃないですが買えません。もっと根拠がほしい。

先ずはいつものを使っていきましょう。

どこまで下げるかを確認する時に使うのはフィボナッチエクスパンション。

当ててみるとこうです。

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1波の高値にかなり近いところにありますね。

じゃあ、この辺、必ず5波になるとは限りませんが、下がらないなら買っていっても良さそうです。

何度も言いますが、ここから5波が発生するわけではありません。本格的に買っていけるのは5波が確認できてからです。

短期足のエントリーにもエリオット波動は使える

5分足。

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5分足は強い下げの先の方。

であれば、買うにしても上まで一気には買えません。

買っていくにしても下の方から先ずは下降の38.2-61.8付近までですよね。

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どこで買いますか?

いくつか買える場所がありますが、今回はわかりやすそうな場所を一つやってみます。

使うのはいつものエリオット波動。

当ててみるとこうです。

下から01234と当てることが出来ますね。

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しかもエリオット波動4波を思い出してください。もみ合いながら下がっくるでした。

この4波の部分をもう少し見てみます。

ここ何が見えますか?ここにもエリオット波動見えませんか?

5波の波をつけて降りてきていることがわかります。

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しかもしかもここには何があるかと言うと。。。

先ずは、フィボナッチリトレースメント。小さな下降の5波がちょうど61.8で止まっています。

そしてトレンドライン。引いてみるとこうです。

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であれば、1hのFE161.8からの反発を狙って入っていくことが出来ますね。

利確は逆張りなので20pipsほどとって終了。エリオット波動の5波目が期待できそうだからと行ってだろうがいはしないです。

1時間足のその後を見ても分かるように、その後一度しっかり戻されていることがわかります。

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先ずは、しっかり小さくとって最後のバイーンをとっていける様になりましょう。

今回は、エリオット波動の4時間足を軸に考えてみました。

4時間足の3波中、そして5波の初動付近を取り扱ってみましたが、3波の上昇中に比べて、5波の初動は色々考えていたことがわかります。

短期的には完全な逆張りゆえ、しっかりした根拠を足し込んでいかないとなかなか買えないということが伝わったかなと思います。

何が言いたいかと言うと、もうわかりますよね。

しっかり上位足のトレンドが出ている時に、5分足でタイミングをとって乗っていったほうが買いやすいということです。

参考になれば幸いです。

それでは。