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【特別なことは要らない】FX初心者でもテクニカル基本を押さえれば200pipsを獲得できる

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norinori
あおやまあおやま

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今回は2019年12月3日の相場についてです。

まずなぜこの相場を先生が選ばれたのか考えてみたのですが、たぶん、この12月4日の上昇が200pips程度上げるんですが、多分、取れないとがっかりしますよね。通常は。

何というか、バイーンが取れなくてもがっかりするというよりは、自分の勝ちパターンに当てはまるのか?と考えながらしっかりと学習しましょうね、ということなのかもしれません。

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あとは基本をしっかり忠実にやることが大事なのではないか、と改めて思いました。

  • 基本とは、エリオットを探す努力(エリオットの定義をしっかりと認識すること、だけど意外とポンコツなので頼りすぎはダメ、アイディアとして利用)
  • フィボナッチリトレースメントの引き方、考え方
  • そこからの細かい値動きの観察

です。

今回はどのように値動きをたどれば、12月4日に控える200pipsのバイーンを獲得できるのか考えてみました。

要約すると、相場の流れとテクニカル分析の基本を1時間足で抑えれば獲得できます。

FX初心者に重要なのは細かいテクニカル分析よりの流れを見るという基本

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こちらは日足です。

日足では4時間足では情報が足りない時に、より俯瞰して相場がどんな状況にあるのか考えるためにまたに利用しています。

安値が8月14日でここはどんなところから上昇しているのかと、過去をさかのぼってみて過去に上昇した地点から、再度8月14日に上昇し始めていることがわかりました。

過去に上昇して、8月14日までに下降してたけども、下に抜けることができなかった、という経緯があり、上昇してきていることがわかります。

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直前の下降は強いけれど、フィボナッチリトレースメントFR38.2付近から戻り売りしようとするも、買いの勢いが強いため、最安値地点までも戻さずに情報して、います。

下降に対してのフィボナッチリトレースメントFR61.8付近で再度戻り売りが入りそうなポイントと、上昇が垂直に上げているので、押し目買いをしたいトレーダーたちによるレンジが形成されていました。

先生が良くおっしゃる、相場は多数決で決まっていくので、売買においてもどちらが優勢なのか、どちらの視点でも考えるように相場をみていると気づけることが多くなっていきます。

4時間足ではレンジを抜けたところからテクニカル分析をしていく

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一番上の赤い水平線が、日足の下降に対してのフィボナッチリトレースメントFR61.8付近のラインです。

この節目で、ずっと何度も抑えられていたのですが、11月18日あたりからレンジ上限を抜けて相場が切り替わっていくのがわかります。

そのため、レンジを抜けたところから重要な基準ができていきそうなので、そのあたりから1時間足で詳しく見ていきたいと思います。

FX初心者は1時間足メインで考え得るテクニカル分析を基本に忠実に行う

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11月18日あたりからテクニカル分析を行っていきます。

何故かというと、数か月に及ぶレンジを大きく上に割ったところです。

1時間足メインで分析をしている人であれば着目すべきところだと思います。

しかもこのレンジはどんなレンジだったかというと、下限はあいまいでも上限は意外としっかりとFR61.8付近で効いていた場面になります。

その効いていたラインを壊してきたので意味合いは大きいです。

先生の説明で良くあるのは、「抜けられない場所を勢いをつけて抜く」という説明があります。

ここで考えてみると、一旦上に抜けて、下降エリオット的に下降したけれども、それでも下を突き抜けることができなかった、というのが11月23日あたり。

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そして戻し売りが入るかと思いきや、割れずに上昇して下降地点まで来ました。これは下降の否定ですね。

下降が強ければ、戻し売りポイントから安値を割っていきますが、そうはならなかった、というのが事実です。

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目立つ高値である、11月18日も超えていきました。

ということはここまで上昇しているので、上昇が勝った、買いたい人が多くいる、という状況がわかります。

押し目買いをするためにはフィボナッチリトレースメントを当ててみます。一応2つ。

全体上昇と数えられるエリオットの3波にひきます。

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1時間足上昇のエリオットですけど、ここでは3波までは綺麗ですが、そのあとは難しいですね。

ただ多分リアルタイムでチャートを見ていたら、多分12月3日以前でエリオット完了していると考えるかもしれないですね、これは。

波の間隔、横軸を考えてみても。波には見えにくいけれど、感覚的には数えられそうでもあります。

ちなみに先生からはチャートの縦軸だけでなく、どれぐらいの時間で作られた値動きなのか、波の大きさのバランス・テンポなど横軸の大切さも教わっています。

f:id:aoyama_aoyama:20200810035127j:plainエリオットの4波の中身って、4波が完了するまでにエリオット的にジグザグ5派刻むことってあるあるなんですよね。しかも時間がかかる。過去チャートを見てみると。

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そのため、このようなカウントも考えられますね。

青い下降のエリオットは綺麗ではないですが、エリオット的に5波数えられる場所とも見えます。

ただきれいな波ではないので、信用度は低いですね。

f:id:aoyama_aoyama:20200810035145j:plain上昇のエリオットが完了すると、少しの下降が直線的に発生しました。

この下降が全体の上昇に対して小さい下降に見えるので、下げたことは事実でも相場に対しての影響度は小さいのかな、とも思います。

だから多分5分足見ていたら、止まって時間がたっても下げていかなければ買うところですね。

1時間足レベルで見ても、何度も値動きに効いている意識されているラインで止まっているので、良い押し目候補となります。

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押し目からV字で勢いよく上昇し、下降をすべて戻しました。

1時間足レベルの押し目から買いたい人たちが多いことがわかります。

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その後、上昇を下げられてしまいますが、何度も止められているラインを割っていくことができません。

ここで、それほど、下降の勢いが強くはないので、やはり買える箇所を探していく考え方になります。

そのため、1時間足で買い目線として、5分足で買えるタイミングを探していきます。

FX初心者は1時間足での目線に従って、5分足でエントリータイミングを探す

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5分足で直近に下降がありましたので、その直後には買うことはできません。

時間がたってみると、下降のフィボナッチリトレースメントFR38.2付近から何度も戻り売りを試して値動きの痕跡がありますが、下降がさらに下に割っていくような動きが失敗していることがわかります。

となると、ここには値動きが何度も止められているという事実をもとに抵抗帯と考えられます。

となると、1時間足で買い目線であったのに加えて、シナリオ的には売りのシナリオは崩れたということがわかります。

崩れたというか、売るのであれば何度も止められているラインを割った戻しからエントリーするということです。なのでそれまでは売りのことは考えません。

これがさらに買い目線であるということに根拠を与えてくれます。

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最終的には1時間足で買い目線であっても、エントリーするための「いつもの」明確な形が5分足ではでませんでした。

ではどうやってエントリーするのかというと、1時間足レベルの押し目で前回も勝った痕跡のある、1時間足FR38.2付近ラインか、もしくは、5分足レベルでV字で回復してきたので、短期的な5分足の下降が否定された後に買いエントリーを行います。

FX初心者にできることは基本に忠実に相場を分析することだけ

今回考えたシナリオは以下のことが含まれています。

特別な何かをしているわけではなく、基本に忠実にテクニカル分析を行えば相場が見えてきて、考えることができます。

  1. エリオットを使ってみたこと(エリオットの定義通り)
  2. 波の大きさを考えて1時間足をメインにして考えたこと
  3. フィボナッチリトレースメントを使って、押し目買いが入りそうなところを考えていたこと
  4. 逆視点のシナリオを作り、それが崩れたことも確認したこと
  5. エントリーが早まらずに待てたのは、5mで明確な綺麗な山3つ、もしくはサインをまったこと(先生の解説動画出てくる言葉を真似ましたが)

これらはどの相場でも常に使えるものなので、特別なものではないのですが、目線の固定や、下降をどのようにとらえるのか、という部分で勉強になる相場でした。

これからも勉強頑張っていきましょう!