【FXの超簡単な練習方法】初心者でも効果が出る5分足から見る練習方法「ケーススタディ」とは?
FXの練習方法で最も効果的なのは、なんと言ってもケーススタディ。
動画をいつも見ている方は何度か聞いた事があると思いますが、初めて聞いた人にはかなり参考になるので是非覚えておいてほしい勉強法です。
ケーススタディとはFX勉強会の中で取り組んでいる、過去チャートを使った練習方法です。
早い人なら参加した初日から取り組んでいるこの練習。
トレーダーとして勝ち続けられるようになっても、ずっと習慣的に取り組んでいる先輩トレーダーはとても多いです。
もちろん、僕も毎日やっています。
ポイントはこちらです。
今日はこのFX練習方法の決定版とも言えるケーススタディの秘密に迫っていきます。
FXは3つの練習方法を同時に取り組む
FXの勉強には3つの学習方法があります。
- 勝てる手法を学ぶ(真似る)
- 過去チャートで手法の練習(ケーススタディ)
- デモトレードで手法の練習
ケーススタディはこの中で真中の学習方法。
これらを通して資金を2倍にするぐらいの実力がついた人は、次のステップ「資金2倍トレーニング」へ行きます。
で、この3つの学習なのですが、勉強会では「同時」に行うことが推奨されています。
つまり、動画ばかり見てわかったつもりになるのではなく、実際に過去のチャート、そして今動いているチャートで練習します。
ちなみに僕が学習の仕方間違えたなと思ったのは、この、1番最初の手法の学び方。
先生のやり方を真似してやってみるのではなく、勝手に都合よく解釈して練習をしていたことが問題でした。結果、参加前に比べると成績はプラスになったのですが、勝てたり負けたりを繰り返していました。
FXの勉強を始める人は動画を見るだけでなく、先生の言葉を全部書きだしてみることをおすすめします。
特に独学や別の教材で勉強していた人は、無意識のうちに過去の学習に照らし合わせたりしながら都合よく解釈してしまうことが多いです。
過去の学習したことは一旦忘れて素直に言われたことを学ぶ事が大切です。
FX練習の決定版「ケーススタディ」のやり方
ケーススタディ4つのポイント
ケーススタディの目的は相場の中で自分が勝てるパターンを作っていくこと。
こうやって相場の動きがよくわからない靄のかかった状態からはっきりと分かるようになるための練習です。
やり方は先生のYouTubeやブログで紹介されていますので是非見てください。
ポイントはこちら
- 逆算する
- 勝てる相場だけをする
- 右側を隠さない
- 毎日続ける
上位足ではなく下位足から相場を見ていくボトムアップ型練習方法
逆算するですが、通常は日足・4時間足と上位足で相場を見た上で短い足のエントリーポイントを探しますが、CSは基本的には逆です。
ボトムアップ学習ですね。勉強会の先輩、はじめさんの記事からお借りしてきました。
これは、1つはエントリーできそうなポイントを探してから、なぜそこがエントリーできそうなのかを考えるためですが、
もう一つは、
勉強を始めたばかりの人は、マルチタイムフレームが使いこなせないということもあります。
実際FXを始めたばかりの人が複数の時間足を使いこなすことはかなり無理があります。
複数の時間足からエントリーポイントを探すのではなく、まずは5分足を見ながらエントリーポイントを探していきます。
勉強会の場合は、エントリールールが決まっているため、5分足だけでもエントリー候補を見つけることができます。
後は、それを上位足でなぜエントリーしてもいいのか順番に考えていくだけですね。繰り返すとパターンも見えてきます。
例えば、よくある
フィボナッチリトレースメント38.2のあたりで小さなエリオット波動が止まった
とか。
あるいは、200MAがしっかり傾いているときに、ちょうどFE161.8が重なったとか。
こういうパターンは5分足だけで考えてはいけません。
例えば、1時間足で上昇トレンド中に、5分の200MA付近でちょうどFE161.8が重なった
というように、上位足の値動きと併せて行きます。
勝てる相場だけをする
相場にはやらなくていい相場というのがあります。
そういったところでトレードするから負ける。
ケーススタディでは勝てる場所を徹底的に練習します。
デモトレードで嫌というぐらい負けトレードは練習できます。
ケーススタディは手法を正しく使える練習をする場です。基礎練習。
応用練習はデモトレード。やらなくていい相場、変なエントリーをしてしまった場合の損切りの仕方を勉強していけばいいと言うことです。
ケーススタディでは未来を見ながら考える
そして、右側は常に見えるようにしておく。一般的な練習方法だと隠しますよね。
僕も持っているんですけど、ForexTesterやMT4裁量トレード練習君を使ってわざわざ未来を隠してロウソク足を動かしながら練習はしません。
この練習は相場の未来のあてっこをする練習ではありません。
このパターンになったらエントリーできるということを徹底的に練習するためのものです。
静止画にしてキャプチャにとってメモを残して、何度も繰り返すことで相場に対する理解を深めていきます。
FXの練習は毎日続けること。同じ所を繰り返す
先生のおすすめは、1週間を何度もやったり、1ヶ月を何度もやる。
つまり、数年分を一度にやってしまうのではなく、同じ相場を何度もやることです。
まだ良くわからずにケーススタディを始めた頃は、ランダムに5分足を表示してやっていたりしていましたが、
これだと毎回その日付に飛ばないといけないので、面倒ですね。
あと、同じ週や同じ月を何度もやることで、相場の連続性、流れが見えてきます。
こんな値動き何ヶ月か前の動きでもあったよな。と過去どういうパターンになった時どうやって動いたか頭の中で思い出したりできます。
ケーススタディを使った5分足からの練習例
では、最後に一本ケーススタディをやってみます。
いつもフィボナッチが使えるわかりやすい相場を紹介していますが、今日はちょっと僕が苦手なケースでやってみます。
ここはどうでしょうか。5分足。
200MAを見てもわかるようにずっと右型下がりです。
あまり戻しもなく5分足だけを見ると下降の勢いも強そうです。
どこでエントリーできそうでしょうか。
例えばこのあたりはどうでしょうか。
下げ止まってから横ばいです。
この辺で下がってきましたが、グイッと戻してきました。
なのでこの直後に売るのは難しいですね。、買いの勢いが無いことを確認してからのほうが売りやすそうです。
この辺で微妙に割って来ましたね。戻してきますがついても200MAを抜けていくことができません。
ここには他にも売れそうな根拠がありますね。トレンドラインです。
下降トレンドで下がってきているときにはフィボナッチエクスパンションやリトレレースメントが使いにくい場面があります。
こういったときには値動きを慎重に見ながら、トレンドラインや200MAを使っていきます。
抜いていくことができず、200MAに覆いかぶさっているようにもみえるここでエントリーができますね。
30pipsとることができます。
この後もよく見る動きですね。安値更新後一度グイッと戻してくるのですが、やっぱり抜けることができない。
ちょうど、200MAで3度めの正直、こっちのほうが確実に取れそうです。
じゃあ、ここがどんな場所だったのか見ていきましょう。
1時間足。緩やかに上昇後、グイッと落とされていますね。
ラインを当ててみるとこんな感じです。
ここの強い下降の後、誰が見てもわかるぐらいしっかりとFR38.2で止められて下降しています。
ちょうどここには200MAもありました。
つまり、1時間足は売りの勢いが強く、5分足のタイミングでエントリーしていける場所でした、
4時間足も見ておきましょう。
こちらはずっと上昇相場だったのですが、高値をつけてから、どうしても上げていくことができませんでした。
このあたりも、何度もよく見かける光景。
3回ぐらいラインを抜けていかないと、諦めて一旦逆の方向に行くパターンですね。
直近の安値ゾーンも大きく抜けていきました。
ケーススタディを使ったFXの練習は続ければ続けるほど自分の力になっていきます。
今日から1日一つ是非一緒に取り組んでいきましょう!
それでは。