FXチャートを使った練習方法を公開、FX専業トレーダーになるためにはこうやって勉強する
前回ケーススタディというFX練習方法を紹介しましたが今回はその続きです。
2ついつもやるようにFXチャートを使ってケーススタディをやってみたいと思います。
- FXチャートを使った練習方法「ケーススタディ」実演
- FXチャートを使った練習1:上昇トレンド中の押し目を狙ったトレード
- FXチャートを使った練習2:戻り売りのケース
- FXチャートを使った練習は模範解答があれば最高。回答との違いを考える
FXチャートを使った練習方法「ケーススタディ」実演
今からやってみる日付は先生の過去YouTubeに回答があります。
なので、僕の動画を参考に実際にご自身でもやってみて、先生の動画で答え合わせしてみることで良い勉強になると思います。
FXで勝てるようになりたい場合は、プロの考え方、トレードをそっくりそのまま真似するのが一番の近道です。
先生のYouTubeだけでも150本近くあります。
いつも話してていますがこの言葉の書き出しやチャートを真似して行うことで、変な癖や思い込みを修正していくことができます。
ケーススタディのポイントはこの4つでしたね。
まだ見ていない方はこっちの動画をご参考ください。
答え見てしまうと勉強にならないので、ランダムにピックアップします。
僕はこんな感じで、先生のYouTubeや勉強会内での週間解説やケーススタディなどを残しています。
ストックしてニヤニヤ眺めるだけだと何の意味もありませんが、模範解答として自分でやってみた後の答え合わせとして利用しています。
ちなみ日付の後ろにfがついているものが先生のYouTubeからです。これだけでも100日分ぐらいありますよ。
ということで、前置きが長くなりましたが、ではやってみましょう。
FXチャートを使った練習1:上昇トレンド中の押し目を狙ったトレード
ケーススタディの基本は5分足チャートから確認
まずは、2019年10月18日のチャートです。
MT4の左端に日付を入れると移動します。
左側の方急騰しているけれど、全部戻していますね。
上位足見ないとなんともではあるのですが、この値動きだけ見ると上ですよね。
というのも、売りが強いのであれば、この下降で本来下抜けないといけないわけです。
でも、割ってきていませんよね。その後どうなったかというと少しずつ高安切り下げていっています。
そして、この下降にフィボナッチリトレースメントを当ててみると、38.2で反応するも、下がらず抜けて、再度戻すのですが、こちらも下がれません。
ということは、と考えますよね。
下がるべきところで何度も下がらない。ということはうりよりも買いの方が有利なのではないか。
直近の高値を抜けて戻すのですが下がりません。小さなエリオット波動がかけます。5波が終わったすぐだとちょっと自信が無いのでもう少し見ていると、TL付近で何度も下がらないことを確認して、この陽線ではいることができるのではないでしょうか。
1時間足チャートで5分足の根拠を確認
上位足見てみましょう。1時間足。
先程の値動きの正体分かりましたね。上昇トレンドだったんですね。伸びた先のほうなので、押し目から買っていくのが良さそうです。
トレンドラインを引いてみると、こっちは抜けてしまっていますね
緩やかになってきているのでこちらにもTLが引けそうです
1時間足としては、上昇トレンドなので目線は買い。押し目から買っていきたい局面。
ただし、伸びた先であり、先程の前戻しの部分も目立つ形になっているので、そろそろ上げ止まる可能性もある
なので、注意して下の方から買っていきたい。
参考に引いているTL付近で反応すると買いやすい
4時間足チャートは相場全体の流れと重要ラインの確認
4時間足チャートも見ておきます。
ここは下降トレンドからの反転の場面ですね。
何が隠れているかというと、そうですね。エリオット波動。
ここが最安値だったので、順番に見ていくと、1,2、3、4、5波目となります。
どこまで伸びるかの参考はいつものFEですね、
当ててみると、既にFE261.8は上の方にあることが分かります。
次の目標で参考になりそうなのはというと、チャート小さくしてみますが、リトレースメントですね。
上から引いてみると、FR38.2の次FR61.8でした。
このあたりを抜けていくなら買い継続、グイッと押し戻されていくなら戻り売りを考えていきたい場面でした。
メモを残していきます。
チャートを残して2回目と比較する
まとめます。
4時間足
目線は買い、直近の下降のFR61.8に到達も、急騰のため気軽には売れない。
基本は下位時間足で様子を見ながら押し目から買っていきたい
1時間足
1時間足としては、上昇トレンドなので目線は買い。押し目から買っていきたい。
伸びた先であり、先程の前戻しの部分も目立つ形になっているので、そろそろ上げ止まる可能性もあるので注意して下の方から買っていく
参考に引いているTL付近は買いやすい
5分足
直近の前戻しも上位足の買い優勢もあってか下げ止まった
FR38.2付近で下がるべきところで下がらないので買いが優勢
直近の高値も抜いて買いの勢いが継続している
小さなエリオット5波戻して何度か止められてから買い。
利確は直近高値付近で50pips
キャプチャをとったものにこのメモを貼って各時間足ごとに保存しておきます。
この保存はもちろん記念ではないですよ。次回行ったときに前回とどのように見方が変わったかを確認するためのものです。
FXチャートを使った練習2:戻り売りのケース
2019年11月22日です。
5分足チャートはエントリーできる根拠を探す
200MAはほぼ横ばいですね。ここから100pips近く急落しています。
であれば、狙うのは当然。戻しですね。
急落の戻しを狙うときはいくつかのやり方があります。
例えばいつもの緩やかにエリオット上昇5波が確認できてから
とか、あるいは、
上昇のFE161.8付近まで上昇してから、その場面が例えばFR38.2付近であれば上がらないことを確認してから
とか、あるいは、
このままほとんど戻さないようであればできるだけ右の方から、TLなどを使って
となります。
今回の場合は、どうでしょうか。
まずは、いつもどおりフィボナッチリトレースメントを引いてみます。
直近は緩やかに上昇してきましたが38.2のあたりで押さえられています。
このまま戻すのかというと再度上昇を見せてきました。
じゃあ上昇が強いのかなと思うのですが、直近高値を抜けられないですね。では、まだ買いの勢いは強くなさそうです。
様子を右の方に見ていくと、なんかいつものあれが出ていませんか?
まず、FR伸ばしてみますが、そうですね。3度めの正直ですね。何度も抜けられません。
そして、もう一つ200MAを巻き込むような動きをしています。
実際のリアルタイムだとこんな感じなのであんまり参考にはならないですね。
もう2つ売れそうな根拠があるんですけど分かりますか?
一つはこれ。FEですね。161.8を抜けないです。
もう一つはこれエリオット波動。なんとなくこっちから引いても良さそうですが、正確に安値を見るとこっちです。
ちゃんと5波確認できますね。
値動き的にも手前の安値を割ってからの戻しなので売りやすそうです。
仮にこのあたりでポジションを持ったとしても、このひげで損切りなんてことはしません。
損切りするなら、値動きを観察して下がらない根拠が出てから損切りとなります。なのでここは保有して、下がったところで利確。
直近安値付近で30pipsという感じでしょうか。
では、ここが本当に売っていい場所だったのか、1時間足から見ていきます。
1時間足では目線を一旦固定する
1時間足はレンジっぽい動きですね。2段構成のような感じです。
今回トレードした場所は、レンジ圏としては一つ下の段の上限付近からのエントリーでした。
直近は押し目をつけず急騰後、押し戻されています。安値を割りませんでしたが、直近の下降の起点で押さえられ下降しています。
FRを参考に引いてみると、61.8でピッタリ止められてから、その下の段の38.2でコンドは止められており、売り優勢に見えます。
ここはTLもあり、良い形が出るなら売っていけそうな場面だったということですね。
ちなみにエリオット波動はどうかというと、うーん微妙ですね。
こっちで5波終わっているようにも見えますし、こっちに見も見えます。世界中の人達がどっちで見るか正直微妙です。
4時間足がレンジのケース
最後に4時間足
上昇後のもみ合いですね。1つ目のケーススタディがここだったので、その後横ばいで続いたということになります。
4時間足で見ても1時間足で引いたラインのようなレンジ圏だったということですね。
レンジ戦略は基本は上昇方向であれば、下から買うほうが安全です。
ここは、5波終了したようなポイントで、なおかつ、何度も止められたポイントで壁として認識されやすいため売りやすかったと言えます。
ケーススタディの練習は5m-1h-4h-1h-5mという流れになる
まとめます。
4時間足
エリオット上昇5波後のレンジ。レンジは上から売るか下から買う。真ん中では何もしない。
現在は下側の上限付近。上がらないなら売ってみてもいい。
200MAが上昇してきていることに注意
1時間足
レンジの下側の上限付近。急騰後強く戻してから再度上昇もFR61.8(直近の下降の起点)でしっかり止められた
FR38.2で再度止められるようなら一旦下降するのでは。ここにはちょうどTLを引くこともできる
エリオット波動は5波目っぽいが微妙。
目線は売り。TL付近で上がれないことを確認してから売っていきたい。
200MAは横ばいなので無視。
5分足
1hのFR61.8並びにFR38.2でしっかり止めれらている。
直近の下降FR38.2を何度も抜けられない。
エリオット5波完了&FE161.8でも何度も止められていることを確認してエントリー
利確は直近安値
同じように、メモを画像に張って保存しておきます。
FXチャートを使った練習は模範解答があれば最高。回答との違いを考える
ケーススタディ2本やってみました。
終わった後、先生のYouTube見直してみました。
先生と全く違った見方をしている日付がありますが、さてどっちでしょうか。
正解は、是非ご自身で確認してみてください。
じゃあ、自分のシナリオが全くダメなのかというとそういうわけでもありません。
シナリオに100%の正解はありません。
一つ一つの学習の中で学んだこと、先生と違う見方をしていたのであれば、どういう見方をしたらもっと良いくなるかを学んでアップデートしていくことです。
毎日このような感じで、日々トライエラーを繰り返しながらも着実に相場の見方を学んでいます。
是非、一緒にケーススタディやってみましょう!
それでは。