FXで勝てるようになるためには、マルチタイムフレームの4時間足の分析が欠かせない!相場比較あり。
今回は2つの似ている相場を比較して、マルチタイムフレームの重要さを再度、認識していきたいと思います。
動画のポイントとしては、4時間足を軽視してはならないってことです。
最近先生がFX勉強会の中で質問を受ける会をやっていて、それが本当に参考になるんですよね。その中から自分も当てはまっているな~と思った点がありました。(質問してくださったツルオカさんありがとうございます!)
先生の質問会から大まかに勉強になったのは2点
- 視野が狭い(これは以前から私の癖なんですよね、目先のことしか見ていないトレードが多い)
- ほぼ同じなんですが、私が4時間足をあまり使えていない
ということです。
最近は4時間足みてもわからないことがわかるぐらいなので軽視してました。
なので今回は、大きな時間軸のチャートを重要視して、似ているように見える相場でも何が違うのか?ということを考えていきます。
ちなみに、今回の動画は以前の動画とつながりがあるので、こちらも併せてみると、内容が掴みやすくなるので、ぜひ見てみてください。
では、早速やっていきましょう!
マルチタイムフレームの1時間足と5分足を使って相場比較をしてみる
一つ目の相場は5月7日。1時間足チャートです。すごく下げてますね、ドスンって感じです。
これは5分足チャート。
そして、値動きが時間をかけて止まっています。そして急上昇して、その戻しで買いエントリーして20pips程度で利確。
ここのリアルタイムトレードも過去の動画にアップしてありますので、探してみてください。
一つ目の相場は6月27日。1時間足チャートです。すごく下げてますね、ドスンって感じです。
これは5分足チャート。
そして、値動きが時間をかけて止まっています。そして急上昇して、その戻しで買いエントリーして20pips程度で利確。
ここのトレードも、リアルタイムトレードを過去の動画にアップしてありますので、探してみてください。
似ている相場だけど、確実に勝てるトレードと怪しいトレードがある
どちらとも買いでエントリーしていますが、良くないトレードと、良いトレードがあります。
こちらの一つ目の相場は5月7日、良いトレードです。
二つ目の相場は、6月29日の相場は、良くないトレードです。
さて、何が違うのでしょうか?
しっかりとチャート分析していきたいと思います。
種明かしとしては、1時間足と5分足だけでは、情報が足りないので、判断ができないのです。
1時間足と5分足だけだととても良く似ているように思いましたし、結構5分足だけを重視した考えて、この2つはトレードしています。
ただ、明確な差があり、それは4時間足に差があります。
マルチタイムフレームは4時間足を使って分析することが重要
時間足で両方のエントリーポイントを見てみると、これです。
4時間足でないとわからないことがあるので、それぞれのポイントを4時間足を含んでマルチタイムフレーム分析をしていきます。
一つ目の相場をマルチタイムフレームの4時間足を含めてチャート分析する
一つ目の相場は5月7日のために4時間足を分析すると、こうなります。
急下降してきました、下降にフィボナッチリトレースメントを当ててみます。するとこの上昇が戻しのない上昇で、フィボナッチリトレースメントFR38.2付近を超えました。
そこから時間をかけてジグザグとした形で、上昇のフィボナッチリトレースメントFR38.2付近まで到達していることがわかります。
なだらかにも見えますし、上昇に対して下降は時間がかかっていますよね。
この流れがあって、フィボナッチリトレースメントFR38.2付近を注意しておきます。
そしてこの値動きを考えてみると、上昇に対してのこの下降の形が、上昇に対して時間がかかっているしジグザグしている。
ということは、下降の勢いは、以前に比べるとそこまで強くない、直近は上昇のほうが強いかもしれないと考えられます。
だからと言って買い目線にはなれないですね。
FR38.2付近は注意すべきところだとはマークしておきながら、1時間足を確認していきます。
1時間足です。
ばいーんと260pips程度上昇するも、そのあとが続かなく、100%すべて戻されている形で、その後、さらに下降。
しかも4時間足フィボナッチリトレースメントFR38.2付近を割ってしまっている。値動きを見るところです。
5分足です。
これが4時間足フィボナッチリトレースメントFR38.2付近のラインですね。
直前は大きく下降しています。そしてFR38.2付近を割ってから、明らかに時間をかけて停滞している。
そして、上昇を確認したのを確認してるので、FR38.2付近の根拠もあり、買いには適しているエントリーポイントです。
二つ目の相場をマルチタイムフレームの4時間足を含めてチャート分析す
そしてあまりよくないエントリーポイントの6月29日の相場。
1時間足と5分足はこれですね。
マルチタイムフレームを使って4時間足で分析するとエントリーポイントしたのは、この垂直線のところ。
全体上昇にフィボナッチリトレースメントFR38.2付近を当ててみると、FR50付近に前回安値が来ている。
こうなると、前回はフィボナッチリトレースメントFR38.2付近があった!今回はフィボナッチリトレースメントFR50がある!ってなるんですよね。
それを見たいわけではなくて、数値もありますが、値動きです。
1つ目のポイントは、上昇に対して、時間をかけたジグザグの下降のあとのエントリーポイントです、
2つ目は、4時間足レベルでいきなり上昇して、すべて下降している、同じぐらいのスピードです。
1つ目と比較して二つ目の下降の力は、2つ目の地点のほうが強そうですよね。パワーがかかっている。
フィボナッチリトレースメントFR38.2付近でも数回反応したけど上昇できない。FR50でも上昇できない。
そのようになったら次の行き先はフィボナッチリトレースメントFR61.8付近かな、と警戒するところですよね。
そして1時間足に行きます。
浅い戻しのまま下降が続いてる、強い下降です。
真ん中のフィボナッチリトレースメントFR38.2付近にオレンジの水平線を引いてますが、何度もしつこく止められて下降している、という状況。
安値付近でもあるけど、今までの4時間足での強い下降、1時間足での戻しない下降の繰り返し、FR38.2付近でしつこく止められているのをみると、5分足でも安易に売りも買いもできないです。
5分足チャートです。
直前を下げてきたけど、前回安値のラインでフィボナッチリトレースメントFR50付近には到達しない。隙間があるので下降してくる可能性もある。
となると、できるだけ下の方でエントリーした方が、安全ですよね。
しっかり見たうえでの下の方からのエントリーです。続けて下降したりとか、安値付近で揉み始めたら、できるだけ下の方がエントリーした方が、損切幅が少なくなりますよね。
だからここのエントリーはOKです。
そして問題なのは、1つ目のエントリーポイントと似ているように思う、このエントリーポイントです。
今になると似ているようで全く違いますよね。考える過程の中が全く違いました。
- 4時間足もそして、フィボナッチリトレースメントFR38.2付近を過ぎてる。
- 1時間足も下降が強い。
- FR50までも5分足では隙間がある。
続けて1時間足の下降のFR38.2付近にラインを引いてみました。
目立つところに今回はフィボナッチリトレースメントを引いています。サイズ感が少し合わないので無理やりな気もしますが。
5分足でも、一度下降のFR38.2付近で止まっているし、フィボナッチエクスパンションFE161.8でも止められています。
これは壁に向かってトレードしているのがわかりますよね。
4時間足、1時間足、5分足の形状を見ても、この上昇にあまりつられてはいけないところだったんだと、今ならわかります。
ということで、今回はマルチタイムフレームを使って4時間足のフィボナッチリトレースメントと、値動きの形、横軸などからなぜ1時間足や5分足で似ている相場での、似たエントリーポイントが、良いトレードと良くないトレードになるのか、ということを振り返ってみました。
最近は本当の目先のトレードばかりしてしまって、視野が狭くなっていたと改めて感じるので、しっかりと4時間足の値動きや壁、状況を考えていきたいと思います。
これからも勉強頑張っていきましょう!