FX初心者トレーダーがハマってしまう罠～私の失敗を添えて～

以前、あることがきっかけで私のトレードは上手くいかないことがありました。

おいしい相場が続いているのになかなかエントリーできずに見送るばかりだったり、ずっとチャートに張り付いていていたり、なんとも初心者らしい状況にはまっていたことがありました。そこで振り返ってみると、明確な失敗をしていたことがわかりました。

この失敗を回避するだけで、FXで勝ちトレーダーになるための努力するポイントや頑張りどころがわかるようになると思います。

 本日のテーマ

FX初心者トレーダーは数値目標ではなく、定性的な目標をたてましょう。そして課題克服をする目標をたてると、初心者がハマってしまいがちな罠に捕らわれず、学習を続けています。

ではなぜこれが重要なのか、私の失敗例を交えながら説明します。

私がFXで失敗した例をご紹介

私はこんな目標を立てているときがありました。FXトレーダーとして仮免卒業するために、資金2倍トレーニングを行うのですが、それに完了期限を設けていたのですが、それをより具体化させていて、1日に20pips~30pips取ることを目指していました。

捕らぬ狸の皮算用的に、ゴールから逆算してまさに仕事のようです。これは絶対NGな目標と先生の過去のブログでも紹介されていました。

それはなぜなのか、理由がわかりますか？

この目標を立てた初心者がハマってしまう罠

毎日pipsを得ることがノルマのようになっていたので、悪い相場でもエントリーしようとしてしまうのです。むしろエントリーしないと勉強していない気になり、段々と気が済まなくなり自らポジポジ病へかかってしまいました。さらにすべてがエントリーポイントに見えてきて、冷静な判断ができなくなり。。。結末は、欲に目がくらみ、田足井トレードから遠ざかるというものでした。

1時間足（左）で見てみると、ギザギザしててどう見てもエントリーに向かない相場なのに、5分足でエントリーポイントを探してしまうのです。

では、どうすればよかったのか、具体的に私がうまくいき始めたポイントを紹介します。

私がFXトレードで初心者のハマってしまう罠から脱出しつつあるきっかけ

目指すものを変えたのが大きかったです。

例えば、具体的数値の入った目標をやめて、定性的な目標にする。1日に20pips獲得する、というものではなくて、ブレイクでエントリーするのをやめてそれを3か月継続できるようにするとか。ここでの3か月というのは習慣化させるために入れている数値です。

自分で克服したい課題って、トレードノートで振り返りするといくつもいくつも出てくるものなので、それを克服するのを目標にするのがいいです。

私も例にもれずまだまだ克服すべきところがあります。

FXで克服したいことを行動に落とし込む

私の場合には、ビビり決済などもあるので、利確・損切りもしっかり守ること。負けるときはちゃんと負ける。…というと、決済のような問題にも見えるのですが、原因はすべての分析ツールを使って十分に分析を行った自信のあるエントリーではないので、ビビり決済になるんですよね。なので、目標としてはエントリーの時には、すべてのツールを使って分析根拠の強弱を考えながら、根拠が3つ以上重なったららエントリーを見逃す、というようにします。3つには特に強い意味はありませんが、マイルールとして2つの根拠でエントリーして怖い思いをするので増やした、という感じです。

他にも、値動きが止まったと世界中のFXトレーダーが判断できる山のみをカウントする、など。

このように数値的目標にするよりは、目の前の何を克服すべきなのかを目標にした方が、日々FXに取り組む中では明確で有益な目指すべきものになります。

FX初心者トレーダーが罠にはまって失敗しないために重要なポイント

数値よりも克服したい内容を明確にして、クリアしていくことを目指しましょう。そして、FXで実力をつけていくためには結果を出すまでの過程にこだわることがとても重要です。資金2倍トレーニングも２倍にする結果よりも、その過程で何を学んでいるのかの方が重要です。

ということで、欲に目がくらんでしまう罠を回避して、自分の実力を上げるための目標やマイルールをつくって、クリアしていきましょう！

今日の一言

マッドマックス怒りのデスロードで、カーチェイス中のトラックの一番前に吊るされてエレキ弾いているウォーボーイの隣に乗りたい