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FX勝ちたいならこのルールを徹底すればいい。独自のマイルールは有害

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あおやまあおやま

この2つの相場の違いが判りますか?片方が売りでエントリーできる場所、もう片方はエントリーするには不向きな場所です。

さて、どちらでしょうか?その理由は何でしょうか?

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正解は、こちらが売りでエントリーできるポイントです。私はここでエントリーして約50pips獲得しました。何が違うのかというとこちらには、エントリーできる証拠があるんですね。

今回はエントリーするときの、証拠について取り上げます。トレードの基本は、こうなるといいな、とか、こうなるだろう、というあいまいなものではなく、相場で証拠を見つけてからエントリーする、というものです。

これができると、目先の動きよりも、それまでの値動きの作られ方から証拠を発見できるようになりますよ。

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FX学習のテーマ

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ということで今回のテーマはこちら。

エントリーするときの基本は、証拠を見つけてからエントリーするということ。

最もよく言われているのは「下降した戻しで売り、上昇した押し目で買い」ですよね。

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では、片方にあって、片方にはない証拠とはなんなのでしょうか?答えはこちらです。

FXでの2つの相場の違いは何か?

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5分で100pipsも下降した強い陰線が証拠、となる。ということです。

この相場では、100pipsという風に言いましたが、これがどれぐらいかはその相場によって異なりますので、単に数字を覚えていても意味がないです。もちろん他にも根拠はありますよ。

では実際に相場を見ながら解説していきます。

FX相場を用いて解説。ポンド円2020.3.19

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ポンド円2020.3.19の5分足。

このような感じです。強い陰線これが100pips程度あります。上昇の行く先として、根元の山にフィボナッチエクスパンションを当てるとFE261.8もあり、そこでちょうど複数値動きが止まっている。前回落ちたところから、そこからズドンと100pips落ちて行きました。そしてその戻しからエントリーするのです。

この戻しも、テクニカルがよく効くFR38.2付近からの下降でした。100pipsの下降をみて、その戻し売りです。
直近は上昇が強いように見えますが、1時間足では売りがかなり強い。売りの証拠の方が集まっているカ所です。

ではもう一つの相場を見てます。この山の隣の山なんですよね。

もう一つのFX相場解説。ポンド円2020.3.20

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ポンド円2020.3.20の5分足。

ではこちらはどうなのか?というと、確かに陰線は出ているけど、何が違うのか?というと、それまでの値動きを考えると、100pips程の陰線が出ていなくてもなんだか怪しいな~とわかる部分があります。

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では、あれ?と思う部分はとこなのか?

1時間足で見るとこの2つの山を取り上げています。これを見る限り、売りを考えますよね。

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ここは5分足でも強い陰線が出たので、それを見て、エントリーです。気が済むまでpipsを獲得したら、そのあとの値動きを見ます。

売りの力が強ければ、どのような動きになるでしょうか?上昇した付近まで戻しますよね、ただ戻さなかった。戻しは深いが再上昇しているのです。最後の砦である、FR61.8付近から上昇をしてるのです。

そのあとの値動きは戻しのない上昇が続きました。これを見ている限り、この上昇がどこを目指しているのか、複数候補を立てます。

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目指す先は一つ目は、1時間足200MA付近、そして二つ目は、絶好の売りスポットである4時間足FR38.2付近が考えられます。だから少し怪しいんですよね。

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あとは5分足で細かく見ても戻しのない上昇でも通常は押し目をギザギザ付けながら上昇しますが、このように横ばい。下がるはずなのに横這い、ということはそれだけ上昇の勢いが強い、ということなんですよね。

なので、2つ目の山で入るためには、値動きを止まった以外にも、他にも複数の根拠を持たないと、自信をもってエントリーできる場所ではない、ということです。

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ということで、今回は似たような上昇が続いているときの、山についで、どのようにエントリーするのか?ということを取り上げました。まずは必ず複数の根拠や証拠を見つけてからエントリーするというのが基本中の基本です。これを徹底してできるようにしましょう。

では、これからも勉強頑張っていきましょう。