FXで勝てるようになった理由は「学習環境」と「ドリル」。正しい向き合い方とは?
FXで勝てない人が勝てるようになる瞬間というのがあります。
僕も過去、月間を通して勝てたことが無いぐらいクソトレーダーだったのですが、最近はトレードで負ける事が本当に少なくなりました。
勉強会のメンバーは、未経験者が入った初月からずっと勝ち続けていたり、ずっと勝てなかった人が突然勝てるようになったりということがよくあります。
実際、トレード報告や座談会で話しているので、そういう人って結構います。
じゃあ、僕はどうだったかというと、見栄を張って嘘を言っても仕方がないのでお伝えすると、結構、長い期間、微妙な時期が続きました。
今日は、そんな自分が最近ほんと負けにくくなったよな、という点について振り返ってみます。
僕は特別な才能も無いし、はっきり言って、FXで負け続けていた人間です。
だからこそ、胸に思うことが沢山あるのでシェアしていきます。
FXで勝てるようになった5つの理由
今日お話したいのは、
- 学習環境
- ドリル
- 習慣化
- 進研ゼミ
- 心に余裕
の5つです。
FXで勝てるようになるためには学習環境が一番重要
僕は本当に色々なFX教材や塾に手を出しました。僕だけではないですね。
妻も巻き込んでFXは色々勉強していました。
でも、結局勝てませんでした。いつも言っていますが、そこで勝てるようになった人もいるので教材が悪いかどうかは僕にはわかりません。
ただ、僕は勝てなかった。
FX勉強会に入ってこの学習環境が他と決定的に違ったのはこれ。
同じ手法を使って同じチャート、同じインジケーター、同じ色、同じ時間軸、そして、同じ通貨ペアを使って勉強する。
これ聞いて、あーって思った人いませんか?僕はほんと、これめっちゃ大事だと思うんです。
どの手法を勉強していても、必ず勉強仲間から、別の手法の話や、時間足の違い、後はサポーターの人から余計な情報を植え付けられたりしてませんか?
これ、すっごく魅力的に聞こえるんです。だって勉強中って勝てないから。
そういう人って自信満々に話すんです。
「あーそうなんだ、ちょっとそのやり方やってみようかな」って。この時、まさか死亡フラグ立っているなんて気づきませんよね。
他にも僕が別のところで、そこのサポーターさんから言われたのは、「先生は感覚的で言語化出来ないからわかりにくいですよね。こういうことですよ」って。
それ、本当にその先生が言っていることと同じですか?死亡フラグまた、立ってますよーって。
同じ事だけをする人たちが集まっているので、安心して勉強ができる。その結果集中できる。
トレードや、シナリオ、練習で迷ったり不安になっても、先生の回答、同じ考えをした先輩たちのアウトプットを見ることができる。
勝てないトレーダーは「ドリル」と向き合えていない
2つ目は先生がよく、ドリルと言われているものです。
課題、試練と置き換えることもできると思いますが、苦手なことは何度も訪れるというもの。
これはFXに限らず人生に置いても同じことです。原体験、トラウマ何でもそうですが、解決するためには向き合うしかありません。
FXで言えば、大損や、連敗、口座破綻これらは、トレーダーを続けていれば必ず訪れるもので減らすことは出来ても逃げられないこともあります。
10pipsぐらいしかメンタル的に伸ばせない、といったビビってしまう行為、
他にもエントリーしていいのかな?シナリオが作れないな?といった毎日の中で起こること、
含み損を抱えてしまった、ロット上げたら心臓がバクバクしてトレードできない。
これらは、どれも何度でもトレーダーの前に立ちはだかります。
一つ一つ課題はクリアしていかなければいけませんが、じゃあどうしたらいいか。
FXで勝てなかった頃の自分は、このドリルに向き合わず、問題は自分ではなく、手法に求めていました。
10pips以上利益を伸ばせないのは、僕のメンタルがそういうものなんだから、スキャルピング手法に変えればいいんじゃないか?
エントリーできないのは1通貨だけしか見ていないからじゃないか。もっと他の通貨ペアも見ればいいんじゃないか?〇〇さんも言っていたし。って。
それは、違いますよね。
ドリルをクリアするために必要な5つの考え方
ドリルは全部自分でやるしかありません。
そう、言い訳と向き合うと言うこと。
色々やれることはあるはずです。
僕の場合は、勉強会に入った頃、過去の経験で、10pips以上伸ばすことが本当に苦しかったです。
当時は、こんな風に整理してませんでしたが、この5つのことは全部やっていました。
特にこの「工夫する」。
工夫なんて、正直、いい大人ですから社会経験で散々やってきています。
ところが、FXになると、なぜかその工夫が手法探しのような変な方に言ってしまう。
あるいは、プロセスを一つ飛ばしてしまったり。
自分の経験からですが利益を10pips以上伸ばせない人は、勝ち負けにこだわりすぎています。
目先のトレードに一喜一憂してしまっているはずです。もしかしたらリアルトレードをしたまま勉強していたりしませんか?
あるいは、デモトレードだとしても月間成績を気にしたりしていませんか?
こういう人は20pipsぐらい利益を伸ばすのは当たり前という、習慣を刷り込んでいく必要があります。
そのためには、リアルトレードや月間成績を意識した練習をまず辞めないといけません。
じゃあどうやって、できるようにするのか。
20pips以上取れるケースを過去チャートで練習する
デモトレで、20pips取れるまでは損切りしない。損切り位置はデフォルトの1hの安値にセット
あとは値動きを観察しながら20pips伸びるまでどうやって伸びるのか、どんな時伸びるのか観察する
中には途中で諦めてしまうのですが、徹底的に繰り返します。
これが僕が実際にやったことで、今では10pips未満で右往左往することはありません。
FX学習に習慣化が必要な理由
ドリルは、1度や2度の練習でクリアできることなんてありえません。
何度も繰り返すしか無いんです。
毎日30分でもいいからチャートと向き合ってやる。
僕は苦手な相場はフォルダに入れて毎日見たり、実際に手を動かして練習しています。
苦手なチャートの答え合わせは先生のYouTubeを書き出して保存しておけばすぐに見返せますよね?
同じところを何度も何度も。
失敗したクソトレード、口座破綻したときのクソエントリーとその時の心境を何度も見返します。
それでも一度やってしまったことはまた訪れます。じゃあ、次こそやらないためにどうしたらいいか、常に工夫していくしかありません。
習慣化することで同じトレードチャンスが自然と見つかるようになる
毎日繰り返しやっていると、ある時フッと思うことがあります。
「あれっ?この動き、前も見たことがあるぞ?」って。
進研ゼミと呼ばれる手法が勉強会にありますが、ここで言っているのはそれだけではありません。
FXはチャートパターン、異なる時間軸、値動き、の組み合わせです。
1時間上昇トレンドで、抵抗がないときに5分足でどういう動きをしやすいか?そこにタイミングよくあるインジケーターや値動きは何か?
同じような動きというのは本当に何度も出てきます。
勉強すれば、練習すればするだけ出てきます。
そうなってくると、自分の得意の鉄板パターンも出来てきますし、勉強も楽しくなりますよね。
FXトレーダーは心に余裕がなければ絶対勝てない理由とは?
その結果訪れるのは何か。
それは、精神的な余裕だと最近感じます。
以前は、なんとかしてエントリーしたい、勝率を上げたい。
こういった思いばかりが先行していました。
でも負けにくくなってから思うことは、「必死にエントリー箇所を探すことって意味がないな」ということ。
必死に探さないと見つからないということは、相場が自分の得意なパターンで無いことが多いです。
自分の鉄板パターンって、チャート見た瞬間、あー!これこれ!ってなります。
それを待てばいいだけなんです。
結果、勝率が上がります。トータルでプラスになります。
でも、プラスになっても不思議ではありません。だって、得意なパターンを待っているだけですから。
今日は、FXで負けなくなった理由、つまり勝てるようになった理由を取り上げてみました。
個人的には、どれが欠けても勝てるようにならなかった気がしますが、やはり学習環境あってこその勉強かなと感じます。
参考になれば幸いです。それでは。