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【FX】明日から勝てる!勝てるトレーダーと勝てないトレーダーの決定的な違いを公開

milkmilk
norinori
あおやまあおやま

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勝てるとトレーダーになるのであればテクニカル分析をしつつ、思考を深めることが絶対的に必要です。今日は相場のテクニカル分析のやり方をメインとして相場に対する思考の深め方を取り上げます。

チャート分析をして何となくフィボナッチを当ててみたり、よくある鉄板エントリーパターンだけを真似していることを繰り返しているだけなら、今日の動画を見るだけでやり方がわかりますし、考えが深まります。

ぜひ、最後まで見てくださいね!

勝てるトレーダーになるために、専業トレーダーに添削してもらう

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テクニカル分析で何をやるのか?というと、勉強会のセオリーをもとに分析できる似ている相場を2つ取り上げて比較していきます。

その中でテクニカルが有効である、有効でない相場には何が違うのか、どのように判断していくべきなのかというのをまとめます。勝てるトレーダーは相場でより多くの学びがあるように、常に考えていきます。

FX勉強会では毎週の週間解説動画の最後に勉強会に入っているメンバーのチャート分析を無作為に専業トレーダーに添削してもらい、その結果が共有されます。

自分と分析比較ができて、自分の足りない部分や、過剰に気にしている部分がわかり、ズレを直していくのにとても有効です。

先生によるチャート分析の添削を見ていて気が付いたことをまとめていきます。

勝てている専業トレーダーの分析をみて気が付いたこと

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まず気が付いたことを、これもちゃんと説明していきます。

先生のチャート添削を見て気が付いたのが、

  • チャート分析のやり方や考え方シンプルであること

  • 値動きの一部分ではなくて、それまでの経緯とか前提をしっかり見ている

  • そしてトレードする際の優先するのは安全なポイントである、ということ

自分と何が異なっているのか考えを深めるために、今回先生が相場に使っていたエントリーのあるあるパターンを抽出してみました。

専業トレーダーの添削をもとに「勝てるパターン」を取り上げる

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今回取り上げるパターンは、

  • 1時間足チャート順張り
  • 5分足チャートでエリオット完了
  • そこにフィボナッチエクスパンションが重なる

この組み合わせで添削をされていました。ここでは先生の添削しているものではなくて、同じ考えを他の相場で試してみました。

勝てるトレーダーのエントリーパターンで本当に勝てるのか?

専業トレーダーも使うエントリーパターンが相場に有効なのか、2つほど相場を取り上げて比較してみます。

トレードで勝てるのか検証してみよう。ポンド円のA相場

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まずは比較するので1つ目の相場をA相場とします。ポンド円2019.6.20辺りの相場。

1時間足チャートです。

1時間足チャートでは強い下降が続いている、下降の戻しを待ってエントリーをしたい。

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5分足チャートです。

戻しでよく使うのが、エリオットとフィボナッチエクスパンションの組み合わせです。

上昇エリオット5波完了で、ちょうどフィボナッチエクスパンションでもFE261.8付近。ここで入るのもあり。私だったら入ってしまいそうだけど、先生の添削で学んだのは、「直前は上昇してきてるので、下降したのを確認してからの方が良い」ということです。

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なので、狙い通りのところから下降してきたのを見て、その戻しでエントリーするのが確実です。

なぜかと言うと、5分足チャートレベルではあまりないのかもしれないけど、1時間足チャートレベルのエリオットとかだと、上昇エリオットが終わってすぐ下降エリオットが続くというのは少ないです。少し調整を挟むことがあるので、様子を見るほうが安全、というのがあります。

この動画で話しているので、ぜひ見てみてください。概要欄に張っておきます。

www.fxstudy.net

トレードで勝てるのか検証してみよう。ポンド円のB相場

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二つ目の相場をB相場とします。解説している間に、2つの違いがわかるかもしれませんが、とりあえずセオリー通りにやっていきます。比較したのはこちら。2019726付近
1時間足チャートです。

下降トレンドが続いている、売りでエントリーしたいので、エリオットを探してエントリーしたいと考えます。
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5分足チャートです。

上昇エリオットが数えられて、5波完了しました。フィボナッチエクスパンションFE161.8もあるので値動きが止まったのを確認して売ります。

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ただ直前の勢いが強いので、先生セオリーに従って、下降したのを確認してからエントリーしたいですね。

フィボナッチリトレースメントもあてて、戻しも大きくないので、下降の勢いがまだ強いと判断してエントリーです。

これで似たような相場の2つを分析し終わりました。

勝てるトレーダーのエントリー方法で分析してみたけど、実際自分がトレードしそうな箇所と異なる

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分析が終わって考えたこと、ここから考えを深めていきます。

まず分析していて同じ下降の中でもなんか違うと感じませんか?エントリーできるわ~って終わってしまったら意味がないです。

比較のためにそれぞれの相場を並べて考える

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こちらがA相場で、セオリー通りの安全なところ。

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こちらがB相場でセオリー通りで安全なところ。

何が違うのかというと、まずは獲得できるpipsが異なります。

あとセオリーを当てはめてみたけれど、B相場に関しては実際の私の判断なら、このてっぺんで入るエントリーにするだろうな、と考えました。セオリー通りにやっているのに、なぜセオリー通りのところと、セオリー通りでないところがあるのかここから考えていくことが大事です。

勝てるトレーダーのエントリーパターンから、考えを深めていく

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今までにお話してないことですけど、その違いは1時間足チャートを見ると明確にわかります。1時間足チャートを比較してみます。違いがわかりますか?

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まずはエリオットだけに着目すると忘れがちなのが、そのエリオットでどれぐらい戻しているのか?ということです。

フィボナッチリトレースメント使ってさらに違いを明確にしていく

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なのでフィボナッチリトレースメントを当ててみます。

A相場はFR61.8付近です。売り注文が入りやすいところです。

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B相場は下降したのをだいぶ戻してしまっています。このまま上に抜けていくかもしれません。

200MA(移動平均線)を使ってさらに違いを明確にしていく

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次には200MAの傾きも気にしないといけない部分です。

A相場はフィボナッチリトレースメントの値と傾きのついている200MAが一致しているため、鉄板で入れるエントリー箇所、これも売り注文が入りやすいところだとわかります。

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B相場はどうかというと、200MAに傾きが付いているのは同じですが、3波でズバッと上に抜けてしまっています。この200MAに傾きが付いているにもかかわらず抵抗にならず、モジモジ抜けていくのではなく、ズバッと抜けていくのであれば、5波完了で売るよりも、4波完了で、上昇5波を取りに行った方が安全な部分です。

比較した結果からB相場はどこでエントリーするのが安全なのか?

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なのでB相場に関しては「下降相場でも、上昇が強くなってきて危ない部分」ということもあるので、最初の矢印の方で入ったほうがいいです。

理由としては1時間足チャートで上昇が強く200MAも抜けてきた部分なので、このまま下降したところまで待ったら、買い注文も入ってきそうば場面に見えるからです。V字回復している形なので、このまま上抜けもするかもしれないと思うと、エントリーしなくてもいいな~とも思います。

勝てるトレーダーになるためには逆視点も取り入れて考えを深める

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また買いエントリーする側の逆視点にたってみたら、5分足200MAの傾きも上がっている、そしてFX勉強会でよくあるパターンのバイーンのあとに小さな波を付けてエントリーチャンスを待つ形にも似ている。そう思うとやはりエントリーするには適さないかもな、とも思います。

www.fxstudy.net

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結局のところ、同じことを繰り返しているだけではだめで、比較検討してどんな条件が異なるのか自分で調べて理由を付けてみて、そしてまた覚えることが勝てるトレーダーと勝てないトレーダーの決定的な違いなんですね。考えや視野を広げていきましょう。

今回はエリオットとフィボナッチエクスパンションだけに着目してやり続けていくと、絶対相場で失敗してしまうようになります。

もちろん4時間足でも前提条件は異なりますし、いろいろ比較してみることがいいです。

これからも勉強頑張っていきましょう!