10分でわかる!FXデイトレで勝ちたいなら「時間経過」をトレードシナリオに組み込むべき!
デイトレで勝つのであれば「時間軸」が大事、ということを覚えてください。これだけで相場の見方が変わってきます。「時間軸」を考慮に入れるとトレードシナリオ作りにとても役に立ちます。そうした結果がこちらです。
- 時間軸をトレードシナリオに組み込めば、トレードで勝てる
- 覚えておくと、すごく便利で使える「よくある」シナリオ
- デイトレでよく使うシナリオの組み立て方・考え方を紹介
- 買いエントリーする場合の根拠を解説
- この相場では買いエントリーのあと、売りエントリーでも利確しているので解説
時間軸をトレードシナリオに組み込めば、トレードで勝てる
直線的な下降のあとでも、「買いエントリーで38pips」「売りエントリーで33pips」獲得できます。実際に私が行ったトレードです。
デイトレのシナリオトレードには「時間軸」での考え方だ大事、ということを最後まで見ていただければわかると思います。
覚えておくと、すごく便利で使える「よくある」シナリオ
取り上げるのはポンド円2020.4.22の相場です。
ここでチャートを見てみます。1時間足チャートです。
1時間足チャートでのよくあるトレードシナリオ
ここは絶好の売りどころでした。現時点でチャートがこのような状態だったらトレードシナリオをどのように組み立てるでしょうか?
まずここで覚えておくと便利なことは、相場が直線的に落ちてきた場合に、急激に戻されることは少ない、ということです。
なので、少し戻す程度であれば、「売り」を継続する場面です。
5分足チャートでよくあるトレードシナリオ
5分足チャートで見てみると、この下降が強いので、戻しがあれば「売り」でエントリーする。
それでここで気になるのは、強い直線的に下降してきましたが、1時間足チャートで見ると、売りがひと段落するフィボナッチエクスパンションFE261.8付近に到達したことがわかります。
ここからシナリオをどう組み立てるのか?ということが大事です。ここからの考え方が大事です。
デイトレでよく使うシナリオの組み立て方・考え方を紹介
ここからは強い動きがあった場合の、デイトレでよく使うシナリオの組み立て方(考え方)を取り上げます。
まずは先ほど、これほど直線的に下降してきたので、それがすぐに急激に戻されてしまうということは相場には少ないです。
なので、この時点で、フィボナッチエクスパンションFE261.8ですぐに買うのはよくないです。なぜなら、そこに至るまでの値動きがとても強いからです。
ここで売るならどんなトレードシナリオにするのか、買うのであればどんなトレードシナリオにするのかを考えていきます。
売りエントリーする場合のトレードシナリオ
売りでエントリーする場合はこちらです。
1時間足チャートでは強い下降です。そのため値動きがあまり上昇せず、安値を切り下げていくのであれば短く売りをして細やかなトレードになります。
または時間が経たずにある程度、戻すのであれば、フィボナッチなど数字あるところで値動きが止まったのを確認して売りです。
買いエントリーする場合のトレードシナリオ
買うならばどうするのかということも考えます。
ここで大事なのが、本日のテーマである「時間軸」「横軸」をトレードシナリオに組み込むことです。この場合は、時間がたっても下降していかないのであれば、買いを考えるということです。
買いエントリーする場合の根拠を解説
5分足チャートで見ていきます。
ここでは結果的に買いをしますが、どれぐらい厚い根拠で買いをしたのかを確認していきます。1時間足チャートで見たフィボナッチエクスパンションFE261.8が赤いラインです。
そして、時間が経過しても下降していかないというのを確認しました。
そのうえで「よくあるパターン」なのが
- トレンドラインで止まること
- トレンドライン付近までジグザクしたエリオット的な形で下降してくること
これらがよくある形で、買いエントリーのタイミングが取りやすいです。
相場に当てはめてみます。
実際にトレンドラインが引けます。
エリオットも数えられます。
更に根拠を重ねるために、安値が切りあがっていき、勢いの良い陽線を見てエントリーします。
これだけ確認するのは、前日の下降が強かったからです。そして、エントリーは証拠を
見てからできるだけ早めにエントリーすることが大事です。
理由は、伸びた先になると、また売りエントリーに適したレートまで戻ってしまうからです。
このように急激な値動きのあとにトレードシナリオを考えるのに大事なのは「横軸」ということを話しました。
この相場では買いエントリーのあと、売りエントリーでも利確しているので解説
ちなみに私のトレードは、ここで買いエントリー、ここで売りエントリーです。売りエントリーのコツもあるのでおまけにまとめます。
フィボナッチエクスパンションの使い方が肝心
ここでのコツはどこにフィボナッチエクスパンションを使うのか、ということです。
正解はここです。
最初の山は、確かに山ですが、すぐに急激に上げて、急激に下降して、なかったような値動きです。上位足で確認してみると、よくわかります。
確認するときには、時間軸を大きくしてみると、フィボナッチエクスパンションの当てどころがわかるかもしれません。多くの人はこっちにフィボナッチエクスパンション使いそうだな、と考えて意味のあるところにフィボナッチエクスパンションをつかいましょう。
そしてフィボナッチエクスパンションFE161.8まで来たので、タイミングを取って売りエントリーで33pipsです。
1時間足チャートと並べてみると、山でもなく、単なる線で相場で重要視する形ではないことがあわかります。
トレードシナリオを考えるのに大事なのは「横軸」ということを話しました。
「時間軸」を考慮に入れるとトレードシナリオ作りにとても役に立ちます。ぜひ加えてみてください。
これからも勉強頑張っていきましょう!