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FXでトレンド判断後のエントリータイミングは上位足の「隙間」と「波」を見つける

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norinori
あおやまあおやま

今週も相場は大きな上昇トレンドとなりました。

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ポンド円でちょくちょく見かける200MAに沿って上昇を続けていきました。

勉強会のメンバーも沢山エントリーしていました。

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今回は上位時間足でグイグイ伸びやすい相場にどうついていくか、考えてみます。

これを見れば上昇相場取れるようになりますよ!

FXでトレンド判断後のエントリーを探す2つのポイント

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グイグイ伸びていくときの相場の条件はこちらです。

  • 上位足で抵抗帯がない場面
  • 上位足で上昇3波のような勢いのあるタイミング

上位足の「隙間」と「値動き」から下位足で伸びるポイントを考える

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直近の相場を見てみましょう。4時間足。

このあたりにいる時、相場は明らかにどちらの方向に行きたいのか不明確でした。

全体の下降に対しての売りの目線なのか、それとも直近の上昇に対する押し目なのか。

僕はデイトレーダーなので、上位足の直近の値動きを重視します。なので、どちらかといえば、この上昇の流れに乗って買いを考えていました。

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世界中の人達から見れば、このあたりは売り側と買い側に分かれるはずです。

ところがこのあたりはどうでしょうか。

横ばいの200MAを抜けてきたあたり、直近の戻しの高値も抜けてきましたね。

明らかにこの隙間、直近の高値やフィボナッチのような抵抗になるものがありません。

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ということは上昇の勢いがあれば伸びやすそうですよね。

そして、買い手からみれば、こうやって見ることが出来ます。

明らかに波を作ってきており、この上昇が3波の流れになる可能性。

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4時間足レベルの大きな時間足の未来はわかりませんが、直近の下がらず上昇している値動きからも意識されそうです。

ということは、となりますよね。

デイトレーダーである僕だけでなく、世界中の人達も、直近は買いがしやすそうだとなります。

しかも、先程見たように抵抗になりそうなものもない。

じゃあ、浅い戻しで買っていく計画も必要ですね。

エリオット波動の判断はフィボナッチリトレースメントと波のサイズ

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1時間足も見てみましょう。

ラインとフィボナッチエクスパンションを引いています。

さて、ここから何がわかるでしょうか?

1つ目は、直近の波にエクスパンションを当てると161.8までは距離があるということですね。

そして、もう一つは安値を割らずに上昇してきています。

ここに何が隠れているか分かりますか?いつものあれです。

そう、エリオット波動ですね。

0,1,2と引けます。

3波はどこでしょうか。

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エリオット波動の条件を見直してみるとこうでした。

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FR38.2まで戻すと4波と見ることが出来ます。

しかし、波のサイズを見てみるとどうでしょうか。3波は伸びていきやすく、1波の等倍以上になりやすいです。

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しかもここに4波を当ててしまうと直近の波のサイズに比べて小さくいびつですよね。

ここは、こうです。

3波継続中。

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グイグイ伸びていくときの相場の条件を振り返ってみましょう。

  • 上位足で抵抗帯がない場面
  • 上位足で上昇3波のような勢いのあるタイミング

でしたよね。どうでしょうか?

4時間足レベルで、抵抗帯がありません。

直近は3波になるか未来のことなのでわかりませんが、押し目からの上昇ということは間違いなさそうです。

そして、1時間はまさに3波継続中。目標のFE161.8はまだ上の方にありますね。

ということは、

戻しが深くなく、浅い戻し、戻しても200MA前後までの継続的な上昇の可能性が十分に有り得そうです。

5分足のエントリータイミングは浅い押し目での条件の組み合わせ

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先程の上位足の前提があるので、できるだけ浅い押し目でもタイミングを見て入っていけそうです。

であれば、いつもの戻しですね。

直近の上昇からの戻し、エクスパンションを引いてみると、このあたりまで戻してくると買いやすそうです。

そして、小さなエリオット波動5波。

陽線を一本見てから入っていけますね。

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あるいは、その後、直近の高値を抜けたことを確認して、その戻しから。

トレンドラインを引くことが出来ますね。陽線でグイッと上がるのを確認してエントリー

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トレンド判断をするためには過去チャートを使った練習(ケーススタディ)が最適

どうでしょうか。

こういった上昇相場、取れるようになれば買えば利益になるので是非取れるようになりたいですよね。

とはいえ、こういう相場は当然毎日訪れるわけではありません。

そのため、いつこういう場面が来てもいいように、そしてこういう流れも想定できるように日頃から準備が必要です。

どうするか。

一番簡単なのは、こういった下がらない上昇のケースを過去チャートでやってみることです。(ケーススタディ)

ちょっと昔なのですが、最近ケーススタディをやった場面で似たような箇所があったので紹介します。

エントリーした後伸びやすい相場のポイントは「隙間」

2017/9/11の相場

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4時間足から見ていきましょう。

上昇後に戻していますね。直近は安値付近から上昇しています。

エリオット波動とフィボナッチリトレースメントを当てるとこんな感じ。なんかさっきとにていますね。

この辺は、売りでしょうか、買いでしょうか。

デイトレ的には先程と同じく、直近の値動きを重視すると買いが優勢かなと思います。

で、その後の場面。

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直近高値を抜けてきましたね。下向きになりかけていた200MAも抜けてきました。

そして、このあたり、スカスカですね。FR61.8付近までは気になる抵抗帯もありません。

直近の強い上昇の部分にエリオットを参考に当ててみると、3波っぽい流れにも見えます。

全体の流れは下降なのですが、1波の安値まで戻すケースが多いことを考えると、このあたりの余白は狙っていけそうですね。

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エリオット波動5波継続のケース

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続いて1時間足

トレンドラインとフィボナッチエクスパンションを引いています。

上昇トレンドであることが分かりますね。

エクスパンション、ここ一直線に落ちており、波の形的にはこっちのほうが良さそうな気もしますが、一旦ここに引いています。

上に余白はありますね。

エリオット波動はどうでしょうか。

先程のは波のサイズ的に3波継続としましが、こちらはしっかり1波の安値まで戻って押しをつけて上昇しており5波と見たほうが良さそうです。

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で、その5波、3波の高値を抜いてきました。

3波の高値付近は4時間足で見たように抵抗帯がいくつかありましたね。そこをグイッと直線で抜けてきたわけです。

上位足で抵抗帯はありませんでした。

今回は5波ですが、直近の値動きは急騰に近い上昇で、3波の高値を抜けてきました。

ということは、と考えますよね。

浅い戻しで継続的に上昇していく可能性がありそうです。

5分足でトレンド判断後に使えるのは小さなエリオット

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5分足を見てタイミングを見ながら買っていきます。

どこで買えそうでしょうか。

この辺は3波の高値付近でちょっと買いづらいかなと思います。

買うならそこをしっかり抜けた戻しから。

TL引けますね。フィボナッチリトレースメント38.2まで戻してきました。

下げど待て陽線出たことを確認してから買っていけそうです。

あるいは、その後ですね。

上昇後の小さな横横のエリオット。

正確にはこれはエリオット波動ではありませんが、タイミングをとるときのエリオットとしてよく使います。

5波まで待って安値を全く割らないことを確認してエントリー。

今回は、一方的にグイグイ伸びる場面をテーマになぜそこが伸びやすいのか、そしてどういったタイミングでエントリーができるかを考えてみました。

参考になれば幸いです。

それでは。