【FX王道】フィボナッチリトレースメントFR38.2で勝つための方法はこれしかない
今回は勘違いしやすいフィボナッチリトレースメントFR38.2について取り上げます。FX勉強会でも勝てているFXトレーダーはフィボナッチリトレースメントの使い方が上手だな、と見ていて思います。今回も、最後まで見てくださいね!
- FXでトレードが上手な人はフィボナッチリトレースメントの使い方がうまい
- FXで下手なフィボナッチリトレースメントの使い方をしていた例
- これがFXで正しいフィボナッチリトレースメントの使い方
- フィボナッチリトレースメントの使いどころにはコツがある
FXでトレードが上手な人はフィボナッチリトレースメントの使い方がうまい
相場としては、2020年4月23日の相場です。ここで売りエントリーで25pips獲得しています。この相場を改めて考えてみるといろんなことがわかりました。
FX勉強会のサイトで、この人はトレードが上手だな~と勝手にウォッチしているとやはり、フィボナッチリトレースメントには当てどころ、使いどころがあるんですよね。まさにフィボナッチリトレースメントFR38.2の使い方が違うんです。なんでだろう?どうしてだろうと先生の解説動画や比較して、自分の使い方と比較すると、自分が間違って解釈していた部分がつかめてきます。
自分の過去トレードを振り返ってみて、テクニカル分析で何が間違っていたのかわかりました。以前出した動画で鉄板チャートパターンというのを出しました。このYouTube動画です。この動画で言っていることは、相場でのトレンドの力関係により、テクニカル分析の結果やフィボナッチの数字の信用度が変わる、というのがテーマでした。
それをもとに過去のトレードを見返してみて、明らかに間違っているトレードがあることがわかりました。当時はわかりませんでした。
それはポンド円の2020年4月23日の相場です。
FXで下手なフィボナッチリトレースメントの使い方をしていた例
これから各時間軸の当時のチャート分析を行っていきます。
FX下手なフィボナッチリトレースメントの例。1時間足チャート
1時間足チャートを出しています。
ピンクの線でフィボナッチリトレースメントを引いてあります。矢印の場所はフィボナッチリトレースメントFR38.2の箇所です。ここの相場でトレードをしました。FR38.2に赤い水平線を引きました。ここで売りエントリーしようと考えています。
5分足チャートで拡大してみます。
FX下手なフィボナッチリトレースメントの例。5分足チャート
赤い水平線は、1時間足チャートの下降のフィボナッチリトレースメントFR38.2のラインです。
この時には普通は、普通はですよ、複数回値動きが止まって、勢いが削がれてからエントリーするのですが、私はこのてっぺん付近からエントリーしています。
自分の中の根拠としては、1時間足チャートのフィボナッチリトレースメントFR38.2付近でのタッチのエントリーだと思っていたからです。これが正しいのかな~と思いつつトレードしていました。
視野を広げて全体をみるために、どういう状況だったのか4時間足チャートで見てみます。
FX下手なフィボナッチリトレースメントの例。視野を広げて4時間足チャート
4時間足チャートで見るとここです。
4時間足チャートでみると、一応下降に対してフィボナッチリトレースメントは当てているものの、はっきしりた流れではないところにフィボナッチリトレースメントをあてて、タッチでエントリーしようとしていたことがわかります。(青いフィボナッチリトレースメントです)
FXの先生の解説ではこの相場はどのような認識だったのか?
当時の先生の解説では、ここの値動きでは、「特にエントリーするべき根拠はあまりないと思いますがトレードしたい人は自己責任でお好きにどうそ」的なものだったと思います。
この時の解説を聞いて、私はフィボナッチリトレースメントFR38.2もあるし、直近の下降も強いし、なぜ違うんだろうか?と理解できなかった部分です。
これがFXで正しいフィボナッチリトレースメントの使い方
何が違っていたのか今ならわかるので、分析していきます。
ここに使っているフィボナッチリトレースメントの何が問題なのか考えていきます。
フィボナッチリトレースメントを使う上で大事なこと。その1
一つは高値がわかりにくいので、どこにフィボナッチリトレースメントを当てるのかばらけてしまうというのが、問題です。
フィボナッチリトレースメントの当て方が異なると何が問題なのかというと、
- 使いどころが異なると、FR38.2のレートに幅が大きくなってしまう。
- タッチで入るというのは値動きを止まったことを確認しきれないのでリスクが高くなる
ということが挙げられます。
フィボナッチリトレースメントを使う上で大事なこと。その2
ここに使っているフィボナッチリトレースメントの何が問題なのか考えていきます。4時間足チャートでみると明らかにメイントレンドとの力関係に差がありすぎるのでおかしいということです。
- メイントレンドでもなく、サブトレンドの戻しにフィボナッチリトレースメントを当てている。
- 全くフィボナッチリトレースメントが有効でないというわけではなく、着目している人が少なすぎると考えられるので、信用度が低い。
これらがわかってくると思います。
フィボナッチリトレースメントを使う上で大事なこと。その3
私がやろうとしていたトレードの考えにフィボナッチリトレースメントの使い方が合わないということです。
私がやろうとしていたのは、反発を取るというトレードになります。
タッチでエントリーする方法というのは、値動きが一瞬反発するので、それを狙ってエントリーする種類の方法です。
潔さがエントリーには必要となるので、値動きが止まったのかをじっくりと観察する類のもではないです。逆行もあり得るのでそうなったら建値決済か、もしくは傷が小さいうちに損切りをするのもあり得ます。
そのような前提があるのに、反発がありそうな相場ほど、値動きに重さがかかるようなところではなかった、ということです。
サブトレンドの戻しなわけだし、5分足チャートでFR38.2である意味のある数字までの上がってくる値動きも強いものではないので、反発も小さいのかも?と考えられます。
フィボナッチリトレースメントの使いどころにはコツがある
その場合に、結果的にそのフィボナッチリトレースメントFR38.2の数字というのは信用度が低くなる(意味のある数字になりにくい)ということです。安全ではないトレードになるということです。
そのうえで何でエントリーしたかというと
- 単純にFR38.2付近でタッチのエントリーをやってみたかったので我慢ができなかった
というのがあります。まさにFX初心者という感じです。
相場に合わせた手法よりも、やってみたかったというのが勝っていたんだと思います。
これで結局利確できたので良かったのですが、負けて損切りしてたらどんな反省をしていたんだろう、この手法はあってなかった!と欲望にかまけたトレードだったので意味のない反省をしていたと思います。
今になって何で違っていたのか、理解が深まった良かった部分でもあります。
この相場での正しいエントリーポイント(FXの先生の解説より)
ちなみにここでも先生の解説は、
- 直近は売りが強いので、戻しの最中という認識。ただ様子見をみつつ買うというのか簡単な戦略。
- 上昇の戻しもフィボナッチリトレースメントFR61.8付近までで、200MAもあるところで止められて、なかなか下がっていかないのを見てできるだけ右側からエントリー。
層に対して理解が深まるにつれ、自分の過去のトレードもすごく良い勉強材料になるのでやってみてください。
これからも勉強頑張っていきましょう!