【勝ちトレーダーは知っている!】FXで勝つなら有効であるラインをチャート分析して探し出せば良い
今回の相場はこの横ばいっぽく見える相場、ポンド円の5分足チャート、2020年6月24日です。横這いっぽく見えますが、実はここにはエントリーポイントが3つあります。それはどこでしょうか?
エントリーポイントを入れてみるとこんな風になります。
この3つがエントリーポイントです。ただここって、リアルタイムチャートでは私は、こういうところでは手を出したくないなと見送った相場です。上下に動いていて方向性が出てない。何が決定的なのかわかりにくかったので、トレードしませんでした。
FXで勝つなら有効であるラインをチャート分析して探し出せば良い
見る人にとっては、このように安値が切り上げって値動きが止まってように見えて買いエントリーをする人もいると思います。ただこの相場では、それは違った見方になります。では、どうするとこの相場でもトレードできるのか?というと、それが今回のテーマである、「相場で有効なラインを探しましょう」ということなんです。ここにあるラインを入れてみます。
赤い水平線を入れてみました。そうするとこのラインによって、相場がずっと見やすくなりますよね?このラインをどのように引いたのかは、後々説明していきますが、この相場の説明を簡単にしてしまうと、最終的に決着がつくポイントは最後の矢印の部分です。ここで売りエントリーが一番おいしいです。そこまでの考え方を今回は順を追って考えていきます。
FXのチャート分析をするなら知っておくべき3つのこと
今回の動画のポイントは
- 相場に対して有効なラインを引く
- 相場での答えは、常に「前提の流れの中」にある
- 相場では目立つものを見る
この3点です。
最後には私なりの勉強になったポイントもつけていますので、ぜひ最後まで見てみてください。では早速、チャート分析していきましょう!
チャート分析するなら過去の値動きをみてどのラインで止まっているのか見つけだす
まず単純にこの5分足チャートだけみて、これから上昇しそうなのか、下降しそうなのか、わかるってことは残念ながらありません。
常に前提の流れ・過去の値動きからヒントを得ていきますので、過去の値動きを見ていきます。
4時間足チャートでヒントをが少なければ直前の値動きをよく見てから決める
4時間足チャート。
4時間足チャートでは上昇フィボナッチリトレースメントFR50から上昇してきています。前提的にはモミモミしたところを含んでいるので、感想としてはよくわからないな~ということです。
私は良くわからない場合にはもっと小さい目線で、直前の動きに合わせてトレードすることが多いです。4時間足チャートではヒントが少ないです。なので1時間足チャートを見てみてます。
1時間足チャートで下降が強ければ、フィボナッチリトレースメントを使うのが鉄則
1時間足チャート。
1時間足チャートでは下降が強いです。下降が強いのであれば、フィボナッチリトレースメントFR23.6付近、もしくはFR38.2付近から再度下降をするのがあるあるな値動きです。当然マークすべきところです。なので赤い水平線を引いてみます。
そうすると現時点では、フィボナッチリトレースメントFR23.6付近とFR38.2付近をウロウロしていることがわかります。今回の相場では、結局このフィボナッチリトレースメントFR38.2付近を着目して値動きを考えていれば、売りエントリーでおいしく利益を抜けた場面になります。これが今回のテーマである「相場に有効なラインを探す」ということです。
ここからはすべて値動きの流れに沿って説明していくので、1時間足チャートと5分足チャートの2面にしていきます。
5分足チャートと対話して、細かく値動きを読み解いていく
1時間足チャートと5分足チャートの2面にしてみました。
今回の横這い相場は、この赤い矢印がある部分です。情報が入り切らないので、5分足チャートのみ少し縮めています。
ここの相場は、1時間足チャートのFR38.2付近に目をつけてラインを引いていましたが、底から一度下げるものの、またFR38.2付近まで近づいてきている値動きになっています。ここがまた売買の目線を難しくしているところです。
フィボナッチリトレースメントFR38.2付近から下げて、再度近づいてきても、まだ注目するのはこのFR38.2のラインです。一度前提の値動きで、有効である、という結果がでているので、しっかりと着目しておくことがこの相場では大事になります。
なので、この1時間足下降のフィボナッチリトレースメントFR38.2をもとに相場でのトレードを組み立てていきます。
フィボナッチリトレースメントFR38.2ベースでシナリオを考える
まずは前提として、1度FR38.2で止まって下降している。ではここからどうなるか?と考えてみます。この時に大事なのがポイントである「相場で目立つものをみる」ということです。
これから買いエントリーするとして、上昇するときに、次は何が抵抗として考えられるでしょうか?目立つものがあるのか?とかんがえると、1時間足の移動平均線が傾きがついていて目立ちますよね。買えたとしても、この移動平均線である200MAまでだと考えるのが自然の流れです。
では、これから売りエントリーするとして、下降するとしたら、どこまでを考えるのか?というと、私の場合にには、1時間足フィボナッチリトレースメントFR23.6付近のラインを考えます。
ここには5分足レベルのフィボナッチリトレースメントFR61.8付近でもあり、数回止められて上昇しているラインでもあるので無視できない部分です。
ただこれは、1時間足レベルの下降トレンドの時の、フィボナッチリトレースメントFR38.2付近からの売りエントリーという王道パターンです。通常だととてもやりやすいのですが、今回は別です、何度か揉んでいるので、注意深くタイミングをとらないといけない相場となっています。
どこでエントリーするかは、5分足の形によります。大抵待っていれば、わかりやすいパターンが発生します。
これで、上昇するならどこまでか、下降するならどこまでか、相場で目立つ部分をもとに考えてみました。ただ、まだ相場はどうなるのかわからないですよね。
なぜこのエントリーポイントでなければならなかったのか考察するとチャート分析力が高まる
なので、最も大事なのは、この相場で有効である、フィボナッチリトレースメントFR38.2付近の値動きをよく観察する、ということつきます。注意深く流れを追っていきます。
4時間足チャートのフィボナッチリトレースメントFR50から戻しなく上昇してきて、1時間足のフィボナッチリトレースメントFR38.2付近まで来ました一度下降するも、戻されて、フィボナッチリトレースメントFR38.2付近を水位している状態です。
ではこの相場でリアルタイムでどんなことを考えていたのか?と追っていきます。どうして、こういうところではなく、この3つなのか?強いていくのであれば、この最後のポイントがベストなのか?ということです。
まずこの最初の部分は、上昇して、200MAで抑えられていますが、下降していくことが確認できないですよね。だから売りません。
その後、少し上昇して、1時間足下降のFR38.2付近で止められました。これを見て、やはりフィボナッチリトレースメントFR38.2がこの相場ではよく効くラインだということの確信が強くなります。より注意深く時間をかけてみようと思ったところでした。ただそのあとも水平の200MAに乗って、値動きが動いていきません。
そして、まず一つ目のポイント、ここは私はエントリーできません。直前の値動きが短期的に勢いが良いな!と思っていましたし、200MAも大きく割っていかなかったし、値動きが止まってからというよりはタッチでエントリーするタイプのもので、タッチエントリーは苦手なのでしません。この場の200MA水平なのであまり気にしなくてもいいのかもしれませんが、実際その付近でウロチョロしているので、気になっていました。
そして大きく200MAを割っていくも、戻されています。なので二つ目のエントリーポイントでも売りエントリーでは入りません。ただ、確かにジグザクしているので、売りが強めがかな、と思いました。そうして、フィボナッチリトレースメントFR38.2付近で到達、抜けない。
買いにも考えないですね、フィボナッチリトレースメントFR38.2で確かに止められてますし、買っても突っ込んでいく動きなのでやりません。
最終的に3つ目のポイント。ここは200MAにも抑えられるような形になったので、ここならエントリーしてもよさそうでした。
5分足チャート全体を見てみると、細かいところを考えることしか道はないのがわかる
5分足全体を見てみます。
上は1時間足下降のフィボナッチリトレースメントFR38.2付近です。下のラインは、FR23.6付近です。
こう見ていると、5分足チャートと細かく対話していくと、何となく流れが見えてきますよね。
逆にいうと、今回は5分足チャートで細かく追っていかないと、1時間足では売買の目線が決められない相場だったと思います。決定的なのは5分足の値動きの形ですね。
ということで、今回の動画のポイントは
- 相場に対して有効なラインを引く
- 相場での答えは、常に「前提の流れの中」にある
- 相場では目立つものを見る
ということを考えていきました。
私なりのポイントとなったのは、この相場はもともと横這いだったので、大きな流れが出てからトレードしようと思っていたので、トレードはしていません。
また、フィボナッチリトレースメントFR38.2付近が2回目はよく見る必要があるのかもと思いました。FR38.2が有効な相場ではあるけれども、一度そこから下降した後のもみ合いなので安易に、フィボナッチリトレースメントFR38.2付近ですぐに売るというのは安易な考え方で、決定的になるまでよくよく値動きとの対話が必要ということです。
ということで、これからも勉強頑張っていきましょう!