FXトレードは1通貨がおすすめな理由とは?FXはポンド円1通貨で手堅く勝つ
今回はFXで手堅く勝つには1つの通貨で勝負したほうがよいというテーマでお話させていただきます。
世間一般では、3つや5つといった複数の通貨ペアを監視することをお薦めされるのですがその違いについて迫ります。
- FXを学習するなら1通貨がおすすめ
- 私は以前は複数通貨を見てトレードをしていた。
- FX勉強会ではポンド円1通貨
- 2019年のポンド円は全ての相場を経験できた
- 1通貨ペアを監視しているからこそできるエントリー
FXを学習するなら1通貨がおすすめ
皆さんは今トレードでいくつの通貨ペアを監視していますか?
私は、冒頭でもありましたが1通貨だけになります。
えっ?それってチャンス少なくならないですか?と思う方もいるかも知れません。
実際はそんなことはなく、私の場合で月に大体10回ぐらいはトレードを行っています。
勉強会では毎週エントリーポイントの解説動画がもられるのですが、それを見ると1日1-3回ぐらいはエントリーできそうです。
なので、1通貨だからといってエントリー回数が少ないというわけではないんです。
では、なぜトレード学習には1通貨が良いのでしょうか。
その理由は、
「相場観が養いやすいから」
とてもシンプルですがこれがものすごく強力な理由になります。
各通貨ペアにはそれぞれ特徴があります。
逆を言うと、各通貨ペアにはそれぞれの特徴があるので、バラバラに見ていると相場観が養いにくいと言えます。
この通貨ペアでは、この手法が効くけど、この通貨ペアでは効きにくい、そんな事が発生する場合もあります。
なので、勝てる手法を使って1つの通貨ペアを徹底的に学習することが、FXで勝てるようになるための一番の近道なのです。
勉強会では通貨ペアはポンド円を使用しています。
理由はテクニカルが効きやすいため手法との相性が良いからですね。
私は以前は複数通貨を見てトレードをしていた。
と、ここまでは1通貨がおすすめな理由をお話させていただいたのですが、じゃあ私が最初からそうだったかというと実は違います。
勉強会に入る前は手にした手法によって3通貨や、ときには12通貨などを見ていました。
ストレート通貨の方が読みやすいと言われれば、ドル円、ユーロドル、ポンドドル、ドルカナダなどを見たり、
クロス円の方が伸びやすいと言われれば、ポン円、ユーロ円などを監視したりした時期もありました。
これを見られている方は調べる必要はないのですが、通貨ペアの強弱が可視化されるMatafなんてものを見たりしていたこともありました。
で、どうだったかというと、前半でお話したように、通貨ペアによって微妙にラインの効きが違ったりします。
特に何が苦労したかというと、相場分析ですね。
毎日3通貨や4通貨の相場分析をするのですが、全部を覚えていることなどできず、過去のチャートがどうだったかなども
頭の中がぐちゃぐちゃになってしまうのです。
こうなってしまうと、相場分析をしてもこの通貨ペアの過去はどうだったかを思い出すこともできなくなってしまいました。
過去チャートの検証も、今日はユーロ円、今日はドル円とバラバラに行っていたので、通貨ペアの特性もごっちゃになっていました。
FX勉強会ではポンド円1通貨
勉強会に入ってからは1通貨だけになったのですが、最初は正直戸惑いました。
ネットでは、よくポンド円は、殺人通貨とか言われて、素人が手を出す通貨じゃないと言われるわけです。
大丈夫かな?と最初は思ったのですが、
1ヶ月ぐらいポンド円だけをずーっと見ていると、「あっ、思ったのと違うな」と感じるわけです。
ポンド円のチャートだけを監視し、ポンド円の過去チャートの値動きだけを検証していると、
確かに値動きの激しいときもあるのですが、テクニカルが随分効きやすいチャートであることに気づきます。
勝てる手法を使うことでエントリーポイントをギリギリまで絞るので、変なところで手を出す回数が少なくなるので、負けにくくなりました。
他にも気づきがありまして、それは、
1つの通貨ペアだけを見たおかげで、パターンの予測がつきやすくなるというものです。
何度も何度も同じ通貨だけで学習を行うことで、以前だったら入っていいのか戸惑う場面でも、以前もこういう形があったという経験則から
エントリーチャンスが増えてきました。
ポンド円しか見ていないので、4時間足の過去チャートがどんな形だったか実は絵を書くこともできます笑
それぐらいガン見していると、今までとは全く違った世界になります。
2019年のポンド円は全ての相場を経験できた
ポンド円の2019年は非常に勉強になる1年でもありました。
これは、4時間足を最小化したものですが、見るとわかりますがほとんどの相場環境がありますね。
- 年始は異常値とも言える急落からの急騰、
- その後、上昇トレンドから波が大きなもみ合い
- そして、下降トレンド
- からの転換
- 後半は値幅の狭いレンジもありました。
- そして、急騰からの全戻し
私は、これら全ての相場をいずれも検証しており、この経験は複数通貨を監視していたらできなかったことです。
次同じような相場が来た時に対処できるのは、間違いなく1通貨を念入りに学習している方だと思いませんか?
1通貨ペアを監視しているからこそできるエントリー
最後にちょうど今利確したトレードがあったので紹介します。
これも、1通貨ペアをずっと見てきたからこそ、できたエントリーかなと思うのですが、
5分足でここからエントリーを行っています。
YouTubeに投稿するトレードはFR38.2まで戻ってからエントリーするものばかりを紹介していますが、
普段はこういったところからもエントリーを行っています。
これはポンド円の値動きの特徴でよくあるからです。
例えば、このときもそうです。
他にもこのときも。
直近の値動きが強いと戻しが弱くそのまま下降を継続するケースです。
もちろん、5分足だけを見てトレードしているわけではありません。
4時間足から見ていきますが、
直近は前回までのもみ合いで3回抑えられてから上昇してきていましたが前回高値で頭を抑えられ直近の上昇をグッと戻されてきています。
このまま200MAを抜けていくと考えるのは時期尚早ですが、売るなら戻しから、買うなら売りの勢いが弱まってから入っていきたいところでした。
1時間足は急落です。直近の上昇をほぼ全戻しする下降となりました。
ポンド円ではこういった全戻しの形も良くありますね。直近だけでもこのへんも、この辺も。
この辺りの相場も、やはり場馴れしていないと、エントリーした瞬間に逆方向に行って取り返しのつかないことになります。
相場分析に戻りますが、不格好ではありますがここにエリオット波動もかけます。
上昇5波で一旦目標値に達したと見れます。
ということは、前回高値でしっかり止められて急落している且つ直近の上昇を全戻しする勢いがあるなら売りが優勢と見ることができそうです。
5分足で売りポイントを探していきます。
午前中建てた計画はこうでした。
FR38.2付近で上昇エリオット波動5波作ったら売りたい
またはFE161.8あたりまで上昇したら売りたい。
しかし実際には、上昇する気配はありませんでした。
こんなときは右の方までしっかり待ってから
トレンドラインを使ってエントリーです。
利確ポイントは、いつものFEを使って161.8付近までの20pips。
この辺りより先は4hの200MAがあるので反発する可能性があるからですね。
1つの通貨に絞ることで、複数通貨だと細部まで見ることができなかった値動きの特性なども理解できるというお話をさせていただきました。
是非参考になれば幸いです。
それでは。