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FXトレンド転換に対応するための、移動平均線の使い方。注意ポイントはこの場面!

milkmilk
norinori
あおやまあおやま

今回はトレンド転換についてです。トレンド転換ってここだって分かる方いますか。それもオンタイムでです。分かる方ってすごいですよね、私にはまだはっきりとは分かりません。

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私はトレンド転換は5分足などで明確に始まるのが分かるものではなくって、分かりにくい相場でもみ合いをしながら徐々に変わっていって、その後にトレンドになっていくものだと考えています。

そのため今回は移動平均線を使ったトレンド転換の見方について考えていきます。これは必ずこの通りになるというものではなく、相場をとらえるための一つのツールとしての考え方です。

これができるようになると、トレンド転換が起きそうな相場で難しいトレードを控えることができるようになったり、ナンピンなどのトレードの無駄打ちがなくなります。

ということで今回のテーマはこちら。

FX学習のテーマ

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相場のトレンド転換期を予測するために、移動平均線の考え方を理解しよう。

相場を理解するための一つのツールです。実はYouTubeやブログにはできるだけシンプルにしたチャートを使っていますが、私の入っている勉強会では他の使えるインジケーターなども使っています。ただこの移動平均線に関しては相場をとらえるために、とても使いやすくわかりやすく伝えやすいので、移動平均線だけはチャート上に情報として残しています。

ということで、トレンド転換を予測するために、どのように移動平均線を使えばいいのかその答えはこちらです。

トレンド転換期は4時間足の200MAで把握する

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4時間足の200MAの傾きに着目して、大まかな流れを見ます。

4時間足としていますが、マルチタイムフレームの手法でテクニカル分析を行っているので、その中で最も大きな時間足を使って移動平均線の傾きを確認しているということです。

他の時間軸を使っている方も、相性のいい時間軸があればその中で大きな時間足の移動平均線を使っていただくのが良いかと思います。

たまに日足も見たりしますが、ほとんど使っていません。

では実際に4時間足の200MAの傾きを使って、どのようにトレンド転換を見極めるのか説明していきます。

4時間足の移動平均線の傾きをチェックする

こちらはポンド円の4時間足のチャートです。

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とても簡単でざっくりともしているんですがチャート上に二つの矢印があります。一つは傾きが右肩上がりのものと、二つ目は平行のものです。

これだけで気をつけるべきポイントがわかってきます。

移動平均線で重要なのは傾きです。なので傾きがあるのか、それはどれくらいなのかということを考えていきます。

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200MAの移動平均線を使って相場をとらえる時に注意しなくてはいけないのが、水平になりつつある時、水平の時、水平から傾きかけの時、です。

特に4時間足の200MAが水平の時には上下にレートが動きやすくなったり、よく訳の分からない相場になったりするため、トレードの難易度が高くなります。

そのため4時間足チャートを確認して200MAが水平になってきたら気をつける相場だと認識して、4時間足チャートで俯瞰した後に1時間足チャートをメインにテクニカル分析をしっかりして目線を固定し、5分足でタイミングを取っていくという風になると思います。

4時間足の200MAが傾いている時には基本的にはその流れに沿っていくのが一番綺麗なトレードになっていくと思います。

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直近のポンド円の200MA付近の動き

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この相場は特に200MAが水平になりつつあるタイミングだったので、200MAに沿った動きをしていることがわかります。例えば上昇から緩やかな上昇に変わりつつある時にはレートが200MAの上に乗っかって反応をしています。そこから一度下に割ったら今度は200MAを上に抜けて行かずにしばらく止められているような状況になっています。

このような相場ではテクニカルも聞きにくい部分もあり、より値動きの動きを重要視して考えながらトレードするようになっていきます。

この右側の赤い四角で囲ってある部分を1時間足と5分足チャートで見てみます。

200MA付近を1時間足と5分足で確認してみる

拡大下チャートがこちらです。

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やはり4時間足の200MAが水平の時には1時間や5分足でもなかなかトレードしにくい相場があります。こちらの相場は上昇の勢いが強いわけではないんですが、戻しも小さいためエントリーポイントがつかみにくい相場です。

各チャートには200MAを表示させていますが、どのチャートにも共通して言えるのは、200MAが水平の時には上下に対してあまり力が働かきません。つまりは方向性が定まらないということです。特に4時間足だとその傾向が強くなります。

逆に200MAが傾いている時には、パワーが強くかかるため重要です。4時間足200MAが水平の時には、一時間足のトレンドに乗っていくか、トレードを控えたほうがいいです。

これまでの値動きを見てみても200MAが効いているのが分かる

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今までの4時間足チャートを見てみても200MAのポイントでレートが動いているのがよくわかります。傾きがついている時には信頼できるインジケーターとなります。

そのために200MAに注意してトレードをしてみるのも良いポイントになるかもしれません。

前回のトレンド転換期

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四時間足の前回高値を見てみると同じようなトレンド転換の仕方をしていました。

今回のこの相場に関してはトレンド転換と決まったわけではなく、ここから注意深くな動きを観察してトレードする必要があるという注意する場面ということです。

前回の転換期では200MAの下にレートが潜ってそこから下降トレンドが始まりました。200MA付近の動きでは、徐々に変化していくパターンと一気に抜けるパターンに分かれます。

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どちらになるのかはその時の値動きの作られ方を細かく見ていくことで判断していきます。

今回は4時間足の200MAの方向けに着目して大まかな流れを見ていきました。その方向きが水平になってきたら上下に動くよくわからない相場になることがあるので注意するということが重要です。また全てに共通して言えることですが1時間足5分足を見て慎重にトレードするということをお伝えしました。

参考になれば幸いです。

本日の一言

ハーブ育ててるんですけど、生パセリを使って料理すると、乾燥パセリには戻れない。おすすめ。