上昇トレンドで押し目買いを狙う5つのタイミング方法とそれ以上に大事なこと
今週もポンド円は大きく上昇する相場がありました。これ取れましたか?
僕もエントリーしています。
勉強会のメンバーも沢山エントリーしていて紹介しきれませんので一部を紹介。
後からエントリーポイント見直していましたが、右のほうがより安全でしたね。自分のポイントはちょっと生き急いでいました。
皆さんはトレード出来ましたでしょうか?出来ましたよね?
えっ?エントリーできませんでしたか?
でも、大丈夫です。
僕も以前は出来ませんでした。
上昇トレンドで押し目買いが出来ない人は意外に多い
そう、何を隠そう僕自身がこういった上昇相場は本当に不得意でとることが出来なかったんです。
勉強会のトレード報告を見ても、こういう上昇相場って、大体みんな同じところでエントリーするんです。
トレード報告がだーーーって、続くんです。
でも、僕はいっつも、こういうところは入れませんでした。
「仕事していたから仕方がないな」とか
「ご飯食べていたからちゃんと見れていなかった」
確かにこういった上昇局面はそのタイミングにチャート見てないと行けないわけですが、じゃあ見ていたときは必ず入れたかというとそうでもありませんでした。
要は、練習不足故に実際遭遇してもトレードでいないってことなんですよ。
「勉強不足」、「気合が足らない」。
FXというのは、誰かと比較するものではありません。
常に自分と本気で向き合って言い訳をせず、出来ないところは一生懸命繰り返し勉強していくしかないんです。
今回のような上昇局面というのは、特にインジケーターなどに頼らなくても取れる相場です。
では、どうやって見たら良かったのか、今回紹介する5つのタイミング取りを元に考えていってみましょう。
トレンド発生中に使える5つのタイミング取り
押し目買いのタイミングのとり方はずばりこれ。それぞれ単体でも使えますし、組み合わせることでより効果を発揮します。
- 小さなエリオット波動
- 移動平均線
- フィボナッチ・リトレースメント38.2%
- フィボナッチエクスパンション161.8%
- トレンドライン
この5つについてわからない方は是非過去の動画を色々見てください。チャンネル内で検索すれば沢山出てきます。
でも、本当はこれだけではダメなんです。
ずっと気づかなかった事があるんです。
ここからはタイミング取りは知っているけど、実際に入れない人にこそ知ってほしいこと。
上昇(下降)トレンドでエントリーができない人の共通点
まさに、半年前の自分もそうなのですが、YouTubeなどの動画をいつも見ていて知識はあるがエントリーはいつもビビっている。
こういった上昇に乗っていけるようになったのは、以前と比べ次の2つが変わったから
- 気合
- 値動き(縦軸と横軸)
1.「気合」が足らない=FX勉強の意欲がない
1つ目の「気合」。
これは圧倒的にエントリーにビビっている事が原因でした。
要は、急騰後の押し目買いという練習が圧倒的に足らないということです。
じゃあ実際にトレードしてみればいいのですが、この時、「目先の勝ち負け」にこだわってはいけません。
エントリーの練習をしないと上手くならないのに、負けるのにビビってエントリーできない。
特にFX経験者で実際にお金を溶かした経験があると、この状態に陥りやすいです。僕がそうでした。
もし、今実際のお金を使って練習しているなら、今すぐ止めて、デモトレードで勝ち負け関係なく、勝てる手法を練習することをおすすめします。
もう一つは、とにかく過去チャートでこのような急騰ケースを練習することです。
エントリーできない人の殆どは、練習不足か実際のお金を使って練習してるからビビっていることが多いです。
後もう一つ、これもよくあるのですが、上昇してしまったら諦めてチャートを閉じてしまう人。
相場って上昇が強いなら何度か戻しを作ってエントリーのチャンスというのはあります。
待つことです。待っていれば、下の方よりもわかりやすい形でチャンスがやって来ることはよくあります。
2.「値動き」が見れていない。インジケーター至上主義にならない
2つ目の「値動き」
これも僕が長年ハマっていたことですが、わかりやすいインジケーターばかりに目が言ってしまってばかりいました。
インジケーター第一主義。フィボ38.2でピッタリとまらないとエントリーできない とか、
200MAに届かなかったからエントリーしなかったとか。
先生はいつも言っています。
インジケーターだけでは勝てないと。
大切なのは、値動き、ローソクの集合体を見ないと勝てない。と。
値動きは一言で、こうなったからエントリーできる、出来ないというものではありません。
まずは、「考える癖」をすることが必要だと思います。
すごくわかりやすいものに、エリオット波動があります。
あれは、ロウソクの集合体が波をつくるわけですが、じゃあ、どうやって波を作ってきたのだろうと。
緩やかに時間をとって下がってきたのであれば、売り手の勢いが無いので、押し目から買いやすいですよね。
あるいは、
1波の波がすごく強いなら、売り手の勢いが強いかもしれないから、しばらく様子を見ようとか。
個人的にはまずは、このあたりから考えてみたら少しずつチャートが見えてくると思います。
僕も練習中ですが、エリオット波動、そしてエントリ直前の値動き、エントリー後の値動きと順番に見る範囲を増やしています。
横ばいが続いた結果、1時間足ではどういう形を作っているか、考える癖をつけてください。
値動きに補助でインジケーターを使うと、最強です。
ケース事例:1h上昇トレンド発生付近の押し目買い
では、これらも踏まえて、先程のチャートを見てみましょう。
1時間足。フィボを事前に引いていますが、どうでしょうか。
直近は、強い上昇をしています。
直近の下降の起点などをグイッと抜けてきました。であれば考えることは下がったら押し目から買っていきたいですね。
相場は押し目をつくるように下げてきました。
そこから徐々に上げてきていますね。
大事なのは値動きでした。
上昇の直前は安値を切り上げながら上昇してきていますよね。
何度も戻しが入っていますが抜けていきません。ということは、買いの勢いが強いと考えることが出来ます。
この上昇がエリオット的になるなら、3波は勢いがあります。1波の等倍以上が期待できます。
上昇トレンドでは、頭と尻尾はくれてやれ。
真ん中の中身を美味しくとれれば十分です。
であれば、証拠が出たら買っていけばいいですね。
出ましたね。強い陽線。
であれば後は、タイミングを見て買っていけばいいだけです。
5分足。
先程の1時間足の長い陽線はここでした。
上昇の強い局面では深く下げずにグイグイ行きやすいことが多いです。
先程の5つのタイミング取りですね。忘れないでくださいね。値動きと気合を。
急上昇したときに一番良く出るパターンは、小さなエリオット。
相場が上昇したいのであれば、波は緩やかに浅いエリオットを作りやすいです。
そして、そういう波のポイントにタイミングよくあるのが、フィボナッチですね。
波が複数あるので絶対的な場所は5分足では取りにくいのですが、直近の上昇から参考程度に引いてみるとここでしょうか。
波がこのあたりで反応すると入りやすいですね。
他にもトレンドラインとか200MAとか
で、実際の相場はこうなりました。
リトレースメント参考程度とはいえ、届いていませんね。
これを見て、エントリーを諦めますか?
それだと、上昇トレンドを捉えることは愚か、一生FXトレーダーとして勝ち続けることは出来ません。
大事なことは値動きです。
よく見ると、小さなエリオットができていますね。
僕はこの陽線で入っているので、ちょっと早すぎましたが、下がらないことをしっかり確認してから入ることができればより確実でした。
トレンドでのタイミング取りにはパターンがありますが、それ以上に大事なこと、忘れないでください。
それでは今日も頑張って勉強していきましょう