【まとめ】FXトレーダーがやってはいけないトレード思考11つのパターン
今日はFXトレーダーなら、やってはいけない、これをやっているなら今スグ見直したい11個の考え方・トレードについて話します。
勉強会では、こんな事をしていると「腐った思考」!とカツが入ります。
先にお見せしますが今スグ改善したい11個はこちら。
- 伸びた先になってようやく何かをしようとする
- 上昇(下降)している場面で逆張り
- わからない相場をなんとかトレードしようとする
- 当てずっぽう、だろう買い(売り)
- レンジ相場、タッチでエントリーでモタモタする
- 名人様
- 下手くそなトレードを隠す
- 他人と比較する
- 毎日続けない
- 最低限のルールを守らない
- メンタルに逃げる
他にもありますが、この11個はいつも先生が教えてくれて、僕自信が何度も失敗し工夫や続けることで改善していたものでもあります。
勝ち続けるトレーダーを目指していくためにも是非覚えていってください。
では、元気よく行ってみましょう!
【トレード面】FXトレーダーがやってはいけない思考
前半はトレード面です。どんどん行ってみましょう。
伸びた先になってようやく何かをしようとする
これは勉強会ですごくよく言われること。
例えばこういう相場。最近ですね上昇の勢いが強かった相場。伸びた先とはまさにこういう先の先の方になってからトレードをすること。
実際勉強会の中でもここで入って負けている方はいます。
相場が伸びているんだから押したら買い!それ自体は正しいのですが、じゃあいつまでも何も考えずに買い続けていいかというともちろん違います。
こんな先の方でなくても、伸びている途中でいくらでもトレードができたのに、モタモタして最後の方にエントリーしてしまう。
これは5分足だけしか見ていないと言えます。
解決のヒントは上位足にあります。こちらは4時間足。下降のFR50があることがわかります。
そして、この付近は直近で強く落とされた起点もある。
ということは、この付近は、そろそろ「売りも入ってくるのでは?」と注意しないといけません。
1時間足も見ておきましょう。こちらも伸びた先フィボナッチエクスパンションの161.8。
僕も最初の頃よく失敗しましたが、こういう場面で一番いいのは、とにかく「観察」に徹すること。
余計なことをしなければ損失は出ません。利益がほしければもっと手前のところでしっかり取ればいい。
腐った思考と言われる背景は、この伸びているところを取らずに、最後の最後になってモタモタ手を出すことです。
まずは、伸びているところをしっかり取りましょう。
上昇(下降)している場面で逆張り
つづいて上昇している場面で逆張り。これは学習者ならほぼ通る道。
勉強会ならエントリーパターンの一つに三度目の正直というのがあります。
「パターンがでたから売りだー!上位足上昇してるけどちょっとぐらいなら取れるだろう!」
言ってる自分がソワソワする。本当に何回やったんだという残念な例。
結果は、バイーン。さようなら。
解決のポイントは、相場の流れに逆らわないこと。
上昇の勢いが強いならまずは、その流れに乗っていく。余計なところで逆張りをしない。
これは、何度言われても自分は本当によくやっていました。
ひねくれ者の末路は常に口座破綻です。自分の過去トレードを見直して見ましょう。
わからない相場をなんとかトレードしようとする
相場には4つのパターンがあります。
上昇トレンド(買っていく)、下降トレンド(売っていく)、レンジ(レンジ戦略を取って上から売る、下から買う)、そして、わからない(手を出さない&観察する)。
例えば、この相場のように、グイグイ上昇してからの下降の場面。
なんだか売りに勢いも出てきていますが、売りますか?
上昇が強い相場であれば、ちょっと戻したぐらいでスグに売り!と決めつけて売っていてはいつまで経っても初心者トレーダーを脱出できません。
相場には「わからない」時期があるということを知ることがこの問題のヒントになります。
僕も勉強会に参加した当時は、プロトレーダーの先生は、相場を全部紐解くことが出来ると思っていました。質問すれば全部答えがあると思っていました。
でも実は、それは違いました。
「わからないところは分からないで良い。手を出さない。分かるまで、証拠が出るまで待てばいい」
これが正解。
格好つけて何でも読み解いてやろうとする必要はないということです。
当てずっぽう、だろう買い(売り)
これもよくやってしまうケース。当てずっぽうで、下がるだろう。抜けるだろう。ここまでは行くだろう。隙間は埋めるだろう。
例えば、こういう相場のように、直前の安値付近までは下がる「だろう」と思ってエントリー。
こういうときって、なんか根拠のない強い確信的なものを感じることがありますが、結果は、バイーンと損切り。
思い込みが先行してしまうと、直近の値動きなどを全部見落としてしまうことがあります。
解決のポイントは、上位足で今自分がどこにいるのか、そして直近の値動きはどうなっているのか。
この相場であれば、4時間足も1時間足も強い下げ。
売りたいですが、問題は下げに下げた先の方であるということ。1つ目のポイントにも似ている場面ですね。
もう、売るにしても気軽には売れません。大きな戻しを待ってから売る。
であれば、こんな小さな戻しから売るのはちょっと危ないということにきづけるはずです。
そして、5分足の値動きにもそれが現れています。直前で何度か止められてから反発し、同じ場所で再度止められている。
もしかしたらここが底になる可能性がある場面、こういったところでは手を出さずに観察することです。
レンジ相場、タッチでエントリーでモタモタする
4つ目はレンジ相場やタッチエントリーでもたもたする
レンジ相場は上から売って下から買うが基本。
レンジは永久に続くことはないので、いずれは当然どちらかに抜けていきますよね。そういうときはたいてい力強い。
だからもし、レンジ戦略で失敗したらいつでもサッと抜けられるように準備が必要。
だからこそ、レンジ戦略ではモタモタせずにさっさと入る。
実はこれ、先日のyoutubeでも紹介した場面。
動画では、青矢印の方からのエントリーを紹介した。
レンジ上限で3回止められて、上にいけないことがわかってからの強い陰線。これなら下に行けそうだから戻しから売ればいい。と。
後から先生に確認したところ、レンジなので、この赤矢印、3回止められた事実が出たところから売ったほうが良いと指摘を頂いた。
つまり、レンジ戦略は、このまま上に行ってしまったらサッと抜けなければ行けないのでできるだけ高い位置から入らないといけないということです。
同じ様に、移動平均線200MAタッチと言った、ラインタッチでの反応を取る超逆張り。これもモタモタしてエントリーしてはいけない。
前回の動画で紹介しているので是非参考にしてほしいです。
5つのトレード面でよく言われる腐った思考と言われるものを紹介しました。
【学習面】FXトレーダーがやってはいけない思考
そして、後半は学習面。
ここでは紹介しきれないぐらいありますが、今回は自分ができなかった代表的な6つを紹介。
名人様
勉強会には先生を始め学習者同士でも指摘し合う言葉に「名人様」というのがあります。
これは、練習中にエントリー後、スグに決済をしてしまうこと。
ちょっと戻ったから、ビビって決済。ちょっと逆行したから慌てて損切り。これは勉強ではなく勝ち負けにこだわった目先の欲でトレードの練習をしています。
自分もそうだったのですが、過去にそういう癖がついてしまっている人が結構います。
あなたは、そして私もFXで勝ち続けられなくて、今一生懸命勉強しているんですよね。
であれば、このクソみたいな習慣をやめて、まずは、エントリーポイントを探すことと、その後の値動きを観察する練習から始める必要があります。
解決のポイントは1時間足の直近高安に損切りを置くこと。
「えーそんなに伸ばしたら100pipsとかになっちゃうよ!」って思う人もいると思います。
最初はそれでいいんです。
いちばん大事な勉強は、損切りや決済を考えることではなく「最適なエントリーポイントを探す」事と、「値動きの意味」を考えること。
エントリーしてしまったら、最後までポジションを持って、その間の動きを観察しながらなぜそのエントリーポイントで良いのかを考えるんです。
逆行したら、どうしてココがダメだったのかと。
数ヶ月も練習していると、値動きの意味が理解できてくると共に、この名人様と言われる損切り貧乏も解消されるはずです。
下手くそなトレードを隠す
学習者の中には、クソトレードを恥ずかしいといって隠す人がいます。
それは、やらないほうが良いと思います。(やってはいけないとまで言われているわけではないので。)
先生の言葉に「ドリル」というものがあります。
これは、「できていない」試練は何度でも訪れるというもの。
そのクソトレードは、必ずまた再現します。
デモトレードの練習中には運良く再発しなくても、リアルトレードで再発することも普通によくあります。
隠す、臭いものには蓋をすると表面的にはうまく言っているように見えますが、本質は改善されません。
僕も、学習報告でクソトレード含めて出していますが、動画でも何度か大損失や口座破綻のトレードを紹介しています。
これは、自分にとっては「ドリル」を改善するチャンスが来ているからです。
真剣に向き合って初めて、一歩先へ進むことができます。
他人と比較する
僕自身も結構他のトレーダーと比較して落ち込んだり、悩んだりしたことがありました。
そりゃ、自分が負けたところで、全く逆のポイントでエントリーして勝っているトレーダーがいますから。
自分の経験から言うと結構漠然と悩んでいました。なんでAさんみたいに勝てないんだろうと。
後から入ったBさんは資金2倍を達成しているのになんで自分だけ・・・。と。
自分の場合の解決のポイントは2つあります。
1つは、漠然と考えるのではなく1つ1つ課題に落とすこと。後述のトレードノートを使ってじっくり原因と向き合います。
もう1つは、その人に聞けるなら聞いちゃうということ。
勉強会なら座談会というオンラインで生徒同士が勉強をしています。
勝っているトレーダーさんは結構参加しているので、僕も自分のエントリーを発表してみんなで原因を見つけ出して取り除いています。
他のトレーダーと比較している人ほど、実は自分と向き合っていないことにきづけるはずです。(自分の体験)
毎日続けない
FXは思考の連続です。1日30分でも良いので続けることです。
解決のヒントとして、勉強会に参加する人は全員、この書籍を読んでいます。
- 1日30分を続けなさい
- 小さな習慣
毎日続けることの大切さは僕が話すより本を読んだほうが早いです。おすすめ。
最低限のルールを守らない
これは、FXをやめたほうが良いです。いつも言われます。
FXは趣味のパチンコやお遊びではありません。FXはトレーダーになることを諦めましょう。
次のメンタルにも繋がります。
メンタルに逃げる
最後に大事なこと。
FXの勉強やトレードが上手くいかなくなることはよくあります。
僕も専業トレーダーになるために学習中の立場として時々訪れます。
でも、メンタル逃げて、できない自分を卑下したり悩んでいてもトレードは一ミリも上達しません。
先生はよく「メンタルに逃げるな」といいます。
解決策の一つとしてトレードノートをつけることをおすすめします。
やり方等は、先生を始め、あおやまさんやはじめさんの動画やブログを参考にしてみてください。
これは僕のノート。
悩みやうまく行かなかったトレードについて「なぜ」うまく行かなかったのか、思考を書き出していくことで、頭の中だけでグルグルしていたことが、
整理されていくはずです。
もう一つは、余計な不安や間違った考えを取り除くというもの。
これは、僕が今やり始めていることなので、また紹介したいと思います。
今回は、僕が実際に先生や勉強会の仲間からアドバイスを貰ってなんとか改善していけた、FXトレーダーならやってはいけない11個でした。
是非参考に慣れば幸いです。諦めずに頑張っていきましょう!