FXトレーダーがスランプに陥ったときの脱出方法[FX学習者向け]
先月FX学習でスランプに陥りました。
何もやる気がわかない。エントリーするのも怖い。
今日はそれから1ヶ月でどうやって復活したのかの話。
復活出来た2つの理由「トレードーノート」と「座談会」。
復活すれば、やっぱり成績も落ち着いてきます。
学習者向け。FXトレーダーがスランプに陥る原因
こんにちわ。noriです。
今日はFX学習者向けにスランプについてお話しようと思います。
この動画を作ろうと思ったきっかけ、それはまさに僕自信がスランプに陥っていたからです。
先にどうやって復活できたかと言うと、「トレードノート」をつけはじめたこと、と、「先輩トレーダーたちと話す機会を増やした」ことでした。
そしていつも言ってますが「諦めずに続けたこと」。
大げさかもしれないですが人生に絶望しそうなぐらい凹んでいたところから、復活できるまで約1ヶ月。
ちょっとどんな事をしていったかお話していきます。
僕がFXでスランプに陥った体験談
スランプに陥ったきっかけと悪循環
スランプに陥った決定的なきっかけというのは、定かではないのですが5月にトレーニング中に口座破綻をした後あたりからな気がします。
ルールにないナンピンなんかをしてしまって1000pipsの大敗。
こちらの動画でも扱っているのですが、損切りについて十分な練習をしていなかったためにズルズルと引っ張ってしまったんですよね。
気を取り直して学習に取り組むも、また、似たように損切りが出来ずに大損。
このあたりからなんだか、トレーダーとしても学習者としても雲行きが怪しくなってきました。
チャートを見ても、何もわからない。モヤがかかったように見える。
なんだか苦しくって、朝はシナリオを投稿するのが精一杯。やる気がわかない。それでもなんとかエントリーするも怖くて布団の中でお祈り。
なんか、やばいときってうつ伏せになって震えるとかじゃないんですよね。仰向けで手を組んでお祈りしてるみたいな。あっコイツ(自分)やべーって。
他のトレーダーと比較して自分だけダメだと思ったり。
悪循環は私生活にも及び始めていました。
生まれてこの方したこともなかった、マウスを投げたり、スマホを投げたり。
スマホは大破したので買い直しましたが、マウスはアルミの部分が数箇所凹んだだけだったので今でも使っています。
とにかくやることなすことすべてが上手く行かないどん詰まりな状態。
そんな感じでFXも更には私生活までぐちゃっとしていました。
スランプ改善のきっかけになったのは「トレードノート」
そんな時に読んだのが、先生の動画「虫がでるアパート」。これは先生自身がスランプからどうやって脱出したのかという動画。
この動画の中で、スマートノートという本の紹介がありました。
その本の中で、出てくるのが、「悩みのジャグリング」。
ようは頭の中だけで悩んでそれがどんどん膨らんでいくというもの。
これで解決するなんて正直思ってませんでしたが、先生が薦めてるものはまずはやってみる。やってから考えようと。
ノートに書き始めた3つのこと
併せて3つを始めてみました。
- 悩みを全部書きだしてみる(僕は公私とFXで分けて思いつくままに書き出しました。)
- 真ん中にお題を書いて「なぜ」「ということは」「過去」「類似」を書いてみる
- 毎日やったことを5つ書いてみる、点数をつけてみる
1.悩みを全部書きだしてみる
このときはトレードノートまだ書いていないです。
1つ目の悩みを書き出すというのが自分にとってはかなり、パワフルでした。
僕の場合は公私で16個、FXで18個の悩みでした。
FXでは、損切りが下手、とか、保有時間が長すぎるとか、成長が遅いとか、結構ざっくりとしたものが多かったです。
実はもっとあると思っていましたが意外と悩みが多くないことに気づきました。
これ、ホント不思議なんですけど書き出して眺めていると、上手くいってない原因って色々勉強がまだ足りてないからじゃないってことに気づきます。
書く前は、色々悩んで出来ない原因の答えを誰かに教えてもらいたいという物凄く受身的な思考だったのですが、
書き出してみると明らかに、あっ、出来ていないことは自分の学習が足りていないことに気づけます。
僕の場合は、これを最初にしたのが良かった。
2.真ん中にお題を書いて「なぜ」「ということは」「過去」「類似」を書いてみる
だから、次のワークもやってみることが出来た。
真ん中にお題を書いて、「なぜ」と質問していく。これは、トレードノートにも通じることがあります。
先生がいつもおっしゃるトレードノートとは、トレードの勝ち負けを記録するものではなく、
自分の課題について書き出し考えていく、というもの。
例えば、これは僕が最初に書いた「なぜ」ワーク。
「FXで勝てないのはなぜ?」というお題に対して、最終的に出した自分の結論は「出来ること、出来ないことをごっちゃにしている」というもの。
これだけ聞くと、あーじゃあ、仕分けしたらいいんだ。となるわけですが、大事なのはその答えまでに自分が導き出した思考のプロセス。
FXに勝てないのはなぜだろう?
例えば、勉強してるつもりになってるんじゃないかな?とか。
そういえば、先生の動画書き出しているだけになってないかな?とか。
何で、書き出してるだけになってるんだろう?あっ、最近「わきお」書いてないじゃないか!とか。
そもそも、最近漠然と悩んでいるだけで、自分の課題もわかってないじゃないか。何で課題出てこないんだっけ?
あっ、そもそも最近勝ちパターンと負けパターンもわかってないな。そういえば、前負けたのも何で負けたのか分析してないじゃん。って。
直近の1ヶ月分の勝ちトレードと負けトレード見てみると、やっぱりいつものパターンでは負けてないな。
あれっ?トレード上手く言ってないと思ってたけど、よく考えたら全然練習していなくて試しで入っているものが負けてるな。
ということは、「出来ること、出来ないことをごっちゃにしている」んだから、出来るところだけトレードすれば元に戻るのでは?
出来ないところは、過去チャートでまずは練習すればいいじゃん。
って。
このなぜワーク、今もやっているのですが、最近は、ここのお題に先生のブログやヅイッターでつぶやかれていることに対して、なぜそうなんだろうと考えています。
ノートを書き出して10日目からは元気とやる気が湧いてきたので、トレードノートのページを増やして、同じような事をはじめました。
トレードノートの具体的な書き方は先生のブログを参考にしてみてください。
僕の失敗談を振れておくと、これ。
課題管理をタスクにして作っていたのですが、課題を出した後に、思考する、というプロセスがごっそり抜け出して、過去チャートを貼り付けて終わっていました。
トレードノートで大事なのは、収集や記録することではなく、思考すること。
先生はノートでもパソコンでもなんでも良いとおっしゃっていますが、僕はノートに書いてみたらしっくりきました。
パソコンの方には、シナリオと後は負けトレードのフォルダや、勝ちパターンのフォルダなんかを作っています。
毎日やったことを5つ書いてみる、点数をつけてみる
毎日やったことを5つ書いてみるというのは、僕はやってみたところ、そこまで変化はありませんでした。
これは、勉強会に入ってから、最低限シナリオは毎日作成したりと習慣化することが身についていたからだと思います。
これのおかげかはわかりませんが、スランプ時期はイライラしていましたが、最近はまた穏やかになってきたような気がします。
スランプ脱出から元気になれたのはトレーダー仲間
トレードノートといっても、その手前の段階からにはなりますが、FXトレーダーで学習にハマって悩んでしまっている人は是非ノートを付けるところから始めてみてください。
でここからは、勝っている先輩トレーダーがいる人向け。
僕はトレードノートを書き始めたことで悩みが飛んでいきましたが、負けトレードの分析など上手く出来ていませんでした。
どうやってやるのかよく分からなかったんです。
そういうのって勝ってる先輩に聞けばいい。
FX勉強会だと、勝ちトレーダーも多く参加している座談会が最近はほぼ毎日参加されてます。
僕はこの座談会に参加するのが怖くて、忙しいことを言い訳に今年に入ってから参加していなかった。
実は、座談会こそがスランプに陥らない最大のポイントだったのですが、当時はそれを理解していなかったんです。
僕の動画って勉強会のメンバーも見てくれているそうなんです。実は座談会に参加するまで知りませんでした。
口座破綻の動画とかも話題に出ていたそうです。
「座談会に参加してれば、noriさん、こんなことにならなかったはずなのにー」って。
「noriさんの、負け方って同じパターンだよね」って。
それ聞いて後悔したと思いますか?
いいえ、遅ればせながらもようやく、自分のFX学習がより良い方向に進んでいることに嬉しくなりました。
やっぱり元気になると調子も戻ってきますね。今月は200pipsちゃんと取れました。
FXトレーダーはスランプに陥る前に気づくポイント
FX学習者がスランプに陥ったときについてその脱出方法について僕のケースでお話させていただきました。
で、最後にそもそも、スランプに陥る前に気づけるんじゃないかって思うことがあります。
それは、先生が
「ウジウジするな」
とか
「明るく!楽しく!元気よく!」
という話をされます。
これって、スランプに陥っているときって、「そうはいっても・・・」と思っていましたが
今考えれば、それって、何か学習の仕方がずれているってことのサインだったりするわけです。
あー、なんか自分全然やる気わかない、くよくよしているって思ったら、座談会やノートに書き出しみてるなど、まずは出来る事を1つ始めてみましょう。
明るく楽しく元気よく!
それでは。