【FX】上昇トレンドの押し目買いだけで20pipsサクサク取れます
FXトレーダーなら絶対出来るようになりたいのが
「押し目買い」
上昇トレンド出たら、押し目買い!
下降トレンドきたら、戻り売り!
FXで勝てるようになるためにはまずはこれをひたすら練習するのが早いです。
最も利益を取りやすいトレンド相場でしっかり乗れるように練習していきましょう。
そうすればこんな風に取れます。
FXは上昇トレンドの押し目買いだけで勝てる
FXで一番簡単に利益を狙えるのは、トレンド発生中。
下がったら買う、下がったら買うを繰り返せば利益を積み上げていくことが出来ます。
トレンドは発生初期はわかりにくいですが、確認が出来たら後はついていくだけ。
「頭と尻尾はくれてやれ」
FXの学習でよく言われる言葉です。
トレンド中は発生の初動はわかりにくいので、わかってからついていく。
また、伸びた先、これは上位足、例えば4時間足の抵抗帯付近では手を出さないということです。
美味しいのは、真ん中、この部分をしっかり取れるようになればFXで利益を出しやすくなります。
じゃあこれ、取れるようになりたいですよね。
取れるようになるためには、ひたすら練習するしかありません。
いつも紹介しているものにケーススタディという練習方法があります。
これは右側が見えている状態で過去チャートを検証していくものです。
このケーススタディ、最近はテーマ性を持って取り組むようにしています。
今回紹介しているような上昇トレンドの押し目買いなら、そればかりを何度も何度もやってみる。
ということです。
上昇トレンドが発生しているかまずは環境認識
上昇トレンドの基本は、押し目買い。
下がったら買っていくのが基本ですよね。勢いが強いときは、5分足レベルでの浅い戻しで入っていく必要もあります。
実際に見てみましょう。
今回見ていきたいのは、2020年5-6月にかけての上昇トレンド。
今回は1時間足をメインに見ていきますが、先に4時間足の方で壁になりそうなポイントを見ておきます。
4時間足。
下降トレンドがつづいていました。
そこから上昇して、戻された場面。
4時間足の全体の戻り売りが発生するのか、直近の上昇を継続するのかという場面。
下降のFR38.2は既に抜けているので、上昇するなら次の目安として、FR50付近、そしてFR61.8あたりでは下位足の様子を見ながらトレードしていきたい場面です。
もちろん、この赤線の付近では、このままズルズルと下に下がっていく可能性もありました。
例えば38.2まで再度戻してから下降していく可能性だってあった。
下からの上昇にもFIBを当ててみます。
赤線の部分は上昇の38.2も抜けてしまっており、赤線の付近でいきなり買いというのはなんか難しそうです。
買い手から見れば、この付近はそろそろ買いをしたいゾーンではあるものの、スグには手を出しづらいという場面。
右側が見えている通り、その後、どうなったかと言うと、強い上昇で直近の下降の起点を抜けていきました。
直近高値付近で一度止められるも、安値を切り下げずに横軸を使ってグイッとうわ抜けていった場面です。
右側が見れているんだから、そんなん誰だって見れば分かるだろと思う方もいるかも知れません。
この練習で大事なのは、このポイント時点で、
- どう見えるか?
- 今度どういう動きが予測されるか?
- 実際どういう動きになったか?
- なぜ、その動きになったのか?
を考えていくことが重要だからです。
「ここからグイッと上昇していきました。」
では、ありません。
ここで、この時点では下がる可能性も上る可能性もありよくわからない。
上がるなら、わかりやすい値動きをしてから、上昇を作っていく必要がある。
そして、実際、直近の安値をグイッとうわ抜けるような値動きが発生し、その後、前回止められた付近で下げ止まりその後も安値を割らなかった
高値と安値を切り上げ、誰が見ても上昇トレンドのような形を作ってから上昇していった。
その時点で何が考えられるか常に考えていけると相場の理解がより深まるはずです。
では、このポイントから1時間足を見ていきます。
左の方から出していきますが、この辺りは明らかに下降の勢いが強いですね。
この赤線の部分でも、当然したから買うなんてことはちょっと難しそうです。
注目するのは、この部分。
4時間足のときにも見ましたが、ここをV字でグイッと戻してきていることがわかります。
ここで「あれっ?」と思いますよね。
4時間足では、この付近は押し目買いがしやすそうな場所でしたが、そこから実際に買いが強そうな動きを見せてきた。
しかし、この場面を1時間足で上昇トレンドが出ているかと言うとそうはなりません。
直近の安値を抜いてきただけで、その後どうなるかを見ていきます。
チャートを右にずらしています。
先程の赤線の部分からグイッと上昇してきました。
上昇してきたらまず、何をしますか?
そうですね。フィボナッチリトレースメント。
仮に上昇の勢いが強いのであれば、FR38.2-61.8の付近で止まって行く事が予測できます。
実際、下げ止まりましたね。そしてその後の上昇で、高値を切り上げていきました。
じゃあ、いよいよ買いかと言うと、正直まだわからない。なぜなら前回高値があり、ここから落とされています。
下がったらちょっと買ってみても良さそうです。
今回はやりませんが、例えば、FR38.2付近で小さなエリオット5波で下がってきたらとか、あるいは200MA付近がちょうどF61.8付近で且つ、3度めの正直のように見えますよね。
そして、抵抗帯になりそうな付近をうわ抜けていった。
ここ、何が隠れているかわかりますか?そうです。エリオット波動。
3波目の上昇です。
1波は突発的に起こり、2波はもみやすい。そして3波はグイッと上昇していく。でしたね。
じゃあ、浅い戻しなども含めて「いつもの」買いやすそうな形が出たら買っていきましょう。
注意:練習中に5分足ばかりに囚われないこと
チャートって、5分足で形が出たから買う、ってやるだけだと、結局どこでも出来てしまいます。
今回、この5分で買っていくまでのセットアップを話していきますが、毎回の練習でもどうなったら買っていきたいか考えながら練習します。
こうやって1時間足と5分足のチャートをいまだしていますが、どうしても右側ばかりを見てしまいがちです。
そうではなく、まずは1時間足がどうなっているのか、だから5分足でこういう形になったら買いたい、と進めてい行きたいですね。
上昇トレンドでの押し目買い事例
ケース1:上昇3波中の押し目買い
では、最後どんどん見ていきましょう!
5分足。高値を抜けてきたらまずは、押し目買い。
どうなったら買いますか?
まずは、上昇の押し目にいつものフィボナッチリトレースメント。
そしてここにトレンドラインが引けますね。
そして、上昇後の押し目と言えば、いつもの小さなエリオット波動。今回は既に5波完了しています。
じゃああとは、下がらないことを確認したら買っていけますね。例えば3度めの正直とか。
実際こうなりました。
結構近い動きをしていますね。
ケース2:継続的な上昇における浅い戻しからの買い
その後も見てみます。
高値を更新していきました。戻したら買いたいですね。
こういう上位足が上昇トレンド中は、ちょっと戻したらちょっと買っていくを繰り返します。
どうなったら買いますか?実際の練習中は右側は見えていますが、考えることは同じです。
この場面で、自分はどうなったら買うか。事前に考えておきます。
200MAも登ってきていますね。
であれば、例えば、いつものFR38.2付近で下がらず200MAを使って上昇していくならとか。
あるいは、ここを一度割ってからV字でグイッと戻してくることも度々ありますよね。
で、実際どうなったか。
こうなりました。
エリオット5波目がグイッと落ちましたが200MAでしっかり止められました。ひげがたくさん出ており下がらないことを見てエントリー。
もう一つは右の方ですね。その後ゲジゲジで上昇していきますが最終的にグイッと上がる手前、途中乗りでエントリー。
ケース3:上昇トレンド抵抗帯付近での押し目買い
4時間足で引いたライン覚えていますか?
実際に反応して5分足レベルでもみ合いました。
1時間足見ても止められていますね。その後抜けてからの戻しの場面。
どうなったら買いますか?
このラインには乗ってきたことを確認してから買いたいです。
例えばこんな感じで波を作ってきたら右の方から買いたい。
どうなったか。
小さな5波をつけて下がってきましたね。陽線を見てエントリー。
あるいは、その後のほうが明確に抜けてきたので入りやすかった用に見えます。
いつものトレンドラインを引いて1,2,3でエントリー。
今回は上昇トレンドを使った練習を扱ってみました。
5分足をただ見てエントリーするのではなく、環境認識に使う1時間足がどうなったから、買っていくことが出来るのか考えていくことが重要です。
是非練習してみてください。
それでは。