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【FX】相場の未来は予想できる!相場状況を見て数時間先のシナリオを考える方法

未来予測。FXトレーダーなら未来に対しての仮設を立ててトレードします。

でも、それってみなさんが思っているような何日も先に上に行きます!とか下に行きます!ってことじゃなくて数時間から当日中ぐらいまでこういうパターンが来たら買い、売りが出来るってこと。

例えばこの辺。

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この後どっちかわかんない相場。

こんな今スグどっちに行くかわかんない相場でシナリオ立ててトレードするかという話。

デイトレーダーに必要なのは環境認識とシナリオ。

わからない相場は分かるまで待てばいい。

次の日まで待てば、こんな風に取れる。

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朝立てたシナリオで、1日の最後に下落をすることを想像するのが仕事ではありません。ましては明日以降の未来を予想する必要も無い。

ちょっと前の相場を見て、数時間先のシナリオを立てて行く。

合致すればエントリーする。異なる値動きをしてシナリオを崩すなら、立て直すか、しばらく様子を見る。この繰り返し。

さっきみたいな場面ならわかってきてからシナリオを立てればいい。

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わからない相場の時どうするのか、その時のシナリオについて考えるとともに、その後どうやって更新していくのかを考えていきます。

環境認識とシナリオって、1日1回やるだけのものって思っている人要注意です。

相場の未来を予想するとは?本当にそんな事が可能なのか?

回答1:わからない相場の未来はわからない

今回例としてみていきたいのはこの場面。

2020年6月中旬の場面。これは1時間足。

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この相場、皆さんにはどう見えますか?

直近の上昇が比較的強かったことはこのチャートからわかりますね。

そしてその後の戻しも全部では無いですが、なんだかグイッと戻されて売りも強そう。

ぱっと見ただけでも、売りなの?買いなの?と目線が定まらなさそうです。

この場面、上位足ではどうだったのか見ておきます。

4時間足

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4時間足を見ると上昇の押し目のように見えますね。

直近の上昇の押し目から買っていきたい感じ。とはいえ、戻しもなんだか強いのでどうなのかという場面。

まずは、いつもの波の形からみていきます。

エリオット4波目は環境認識がそもそも難しい

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エリオット波動を考えてみるとこういう風になりそうですね。

エリオット波動は1波が突然現れます。グイッと来ていますね。

そして、2波と4波はジグザグになりやすいという傾向がありました。

2波確かに緩やかに降りてきました。かなり上下にもみながら緩やかに落ちてきていますが、そこから3波目。

3波目は勢いよくグイグイ伸びていく性質がありますが、実際グイッと上昇していきました。

いつもではないですが、3波は1波の等倍以上伸びやすいので当ててみると

なんだか、勢いこそあったのですが、途中で失速して落ちてきてしまいました。

2波はなんだか長くて、3波は勢いが無い。エリオット波動的には今後4,5波と続くわけですが、理想的な形にはならないかもなぁと考えられます。

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とはいえ、トレーダーはシナリオとエントリーをしていく事が仕事なので未来の当てっ子をしてもしょうがないですね。

ちょっと前の相場を見て、ちょっと後の相場の動きを考えていくことが必要です。

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上昇の押し目を買っていきたいけど、下降の勢いも強いので下げどまったら買っていきたいですね。

実際この付近で上昇しました。当然上からの戻り売り組も入ったので、ここ戻されていますよね。

ちょっと安値を割るような形になてから再度上昇。それもまた戻され。

上昇したいのか下降したいのかよくわかりません。

この辺だけ見るとなんだかよくわからないなというのが4時間足を見てきた答え。

相場の中では、こういったわからない部分というのは度々出てきます。

4時間足でわからない相場でも、下位足の1時間では方向性が分かる場合はよくあります。

4時間足でわからないときは1時間足で考えてみる

なので、1時間足を見て戦略を立てられないか見てみましょう。

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これが冒頭に見た1時間足です。どうでしょうか。さっきと違って見えますか?

直近の安値を割って来てから上昇していますね。高値も実体で抜けてはいますがスグに戻されて抜け失敗のような動き。

そして、直近の上昇の戻しを測るFRを当ててみると、61.8がありますね。

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上からは押し戻され、下からは支えられ、直近は上昇の深い押し目になるかもしれない位置。

もう言ってる自分でもよくわからなくなってきてしまいますが、この位置ってほんとに今後どうなるかわからない場所と言えます。

4h足でも1h足も方向性がよくわからないので様子見ということです。

回答2:相場の未来は予想の答えは、直近数時間までの値動きパターンに対しての予測

ということはトレードしないの?というと正解はYESでもありNOとも言えます。

なぜなら、シナリオとというのは、別に1日1回立てたら終わりというものではないですよね。

現在地点がどういう状況で、ここから数時間でどういうふうな動きになったらトレードするのか計画することが「シナリオ」です。

朝立てたシナリオを夜まで適応するなんてことはいつでも出来るわけではないとういことです。

「1日の最後に下落することを想像するのではない」

これは僕の先生の言葉です。

実はこれを聞くまで、朝立てたシナリオを元に夜まで使っていたことがありました。

朝から夜までといえば4時間足でローソク足、2-3本分。横ばいで変わらないこともありますが大きく変わることもよくありますよね。当然シナリオを更新するということです。

シナリオを更新する頻度はライフスタイルに合わせて

僕の場合は大体は朝立ててから昼過ぎ、夕方ごろ、そして夜更新が必要か確認します。

勉強会のメンバーにシナリオの見直しについて聞くと、朝昼晩の方もいれば、4時間足の確定、1時間足の確定毎に見直しの必要を考える方もいれば、

仕事から帰ってからの数時間だけトレードするので、シナリオは1日1回だけ立てる方まで様々です。

自分の生活に合わせていけばよいということですね。

で、先程の相場ですが、じゃあ、どうなったらシナリオ建てられそうな相場になるのか?

回答3:分かる相場になったら1時間でシナリオを立てて5分足でいつものパターンで待ち構える

これが翌日。

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下がりましたね。

前半パートで押し目買いかなとか言っていましたが、下がりましたね。やはり何もしなくて正解だったということです。

こういうわかりにくい相場では、当てずっぽうで予測を立てても全く役に立たないということがわかってもらえたのでしたらこの動画を作った意味があります。

そしてこの場面。直近安値に到達。

4hから見ていきますが

前半パートでは押し目買いか戻り売りかよくわからない場面でした。

現在は直近の上昇を全部戻すような動きで売りが優勢に見えます。

節目付近で反転するか抜けていくかの判断は下位足で見ていく必要があります。

そして、1h足。

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ここに前回の安値を参考にラインを引いています。

あまり使わないのですが、今回は付近に目安になるものが無いので。引き方は先生の動画を参考にしてみてください。

www.youtube.com

下降の戻し38.2からグイッと落とされて結局反発できずズルズルと落とされてきました。

ズドン!という垂直的な下降ではないので、下限域からちょっと買ってみても良さそうですね。

ただし、上昇の勢いが無いようなら、戻しから売っていきたいところ。

下に抜けるかはこの時点ではよくわかないので、ココは5分足の値動きを見て上がれないなら抜けてからの戻しで売っていけそうです。

5分足を見ながらシナリオを立ててみましょう。

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勉強会で推奨されているわけではないですが、ここは買いたい人は買ってみてもいい場面です。

ただし、グイグイ抜けていくと言うよりは20pips程をサッと。ダメならサッと損切りをする場所です。

では、この場面売りをしたい場合、どうなったら売れそうでしょうか?

1時間足では戻り売りと、抜けてからの戻り売りを考えていました。

戻り売り、抜けてからの戻しは、いつものパターンですね。

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例えば、

上昇の5波をつけてから200MA付近で何度も上がれないなら売る

とか

FR38.2やFE161.8などを代わりに使ってみてもいいですよね。

抜ける場合であれば、一度抜けてから200MA付近まで戻して巻き込まれるように落ちていくとか。

直近の下降のFR61.8付近より上がれないなら売るとかですね。

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さて、実際はどうなったかと言うと、こうなりました。

僕は1つ目のシナリオに沿って売りました。

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ちょっと抜けたところで決済していますが、抜け前提ではないですね。20pipsで利確。

その後が本命ですよね。

抜けた戻し。

一気に戻してしまって、あれれ?となりましたがその後再グイッと戻してきてくれました。

200MAまで戻りましたが直近の高値圏も抜けきれず、上昇を否定して下がっていったここから入れたベストでした。

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安値圏抜けた後なので、グイッと伸びて利益もこちらのほうが取りやすかったですね。次回はこちらも取れるように練習していきたいです。

トレードするかしないかの判断はまずは1時間足となります。

5分足ばかり見てしまうと、どうしても目先の値動きに目が行ってしまいます。

そうならないためにもシナリオを定期的に更新しながら相場の動きにしっかりついていけるよう練習していきましょう。

それでは。

 

【FX】リアルトレード前に必須の準備。9割が退場する世界で生き残る方法

FXでリアルトレードする前には準備が必須

基礎練習、応用練習、そして模擬テストも兼ねた「資金2倍トレーニング」。

デモトレード、そしてリアルトレードで資金を2倍にしてからようやく本番。

最近あった相談で、

「資金2倍トレーニングが中々達成できなくて悩んでるんです。」

「悩むところ、そこじゃないです!それって勉強の仕方間違ってませんか?」

今日は、FXで実際の現金を賭けてトレードするまでの準備と目的について考えてみます。

FXをこれから始める人も、このトレーニング中で悩んでいる人も是非参考になるので見てください。

FXはリアルトレードの前に準備が必須。

FXは90%以上の人が退場するのが当たり前の世界

FXを始める目的は「お金を稼ぎたい」ですよね。

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会社で働く日常から開放されたい、とか、高い買い物がしたいとか、老後の生活を安定させたいとか。

動機は様々ですが、みんな目的は、「お金を稼ぎたい」。

ところが、ご存知のようにFXでは90%以上の人たちが退場していきます。

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僕自身も10年ほど前一度退場しています。当時は「自分だけは違う」と思っていましたが、そんなことは1mmもありませんでした。とんだ勘違い野郎。お疲れ様。

だから、FXで稼ぎたいならこの10%弱に入るべく、練習をしないといけない。

だけど、FX学習者はこんな間違いを良くします。

手法や先生を見つけただけではFXは勝てません

「勝てる手法を教えてもらったからFXで稼げますよね?」

勝てる手法をゲットした、FXを教えてくれる先生を見つけた。

これは勝ち組になるために大事な第一歩。

でも、これは入り口に立っただけで、もちろんこれだけでは勝てるようにはなりません。

当然必要なのが「練習」。

こんなこと、当たり前。ところが意外と出来ていない人が多い。

お金を払って手に入れたんだからという満足感や、教えてくれる先生を見つけたから勝てるまで教えてもらえるという受け身的な甘え。

かつての自分もそうだったのですが、練習や勉強!と口では言っていても何故かFXになるとおざなりになっていることがよくあります。

理由の1つは目の前の欲が先行してしまうからですね。

なのでこの動画では別の事例を交えて話します。これ聞くと、あっ、確かに。と思っていただけるかと思います。

FXでリアルトレード前に行う準備は受験勉強に例えるとしっくりくる

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その事例は、「受験勉強」。

受験勉強をしていない方は、期末試験でも良いです。

僕と一緒に受験勉強時代を思い出してみましょう。FXの学習に大事なことたくさんあります。

FXと受験勉強の類似点は学習の過程から本番までの準備

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受験勉強の時に参考書を買ったり、塾に通う事を決めだけでは、大学に合格出来ないですよね?

僕は、20年ほど前、高校3年生のとき塾に行っていましたが、授業時間以外はずっと自習スペースにこもって勉強をしていました。

みなさんも、家や学校、塾などで勉強しましたよね。

受験勉強で何をしていたかと言うと、次の通り。

英単語や漢字を覚えるための単語帳を何度も繰り返す(インジケーターやラインなどの手法の使い方)

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僕は化学が好きだったので、元素記号なんかは比較的スグに覚えることが出来ましたが、古文は全然一向に覚えられないので「マドンナ古文」って漫画付きので一生懸命覚えてました。

1周目が終わったら、2周目、3周目。単語を覚えてもテストは解けないので、熟語として組み合わせたり、文章として音読してみたり。

それから。

ひらすら練習問題を解きまくる(基本パターン、複合パターン、わからないケース)

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僕は殆どの時間は、ひたすら問題集を解きまくってました。

基礎問題、応用問題、後半は志望校の過去問題なんかも。

基礎問題が解けないと応用問題が解けないですよね。あれって、基礎問題が複合的に重なったりしているので。

答え合わせをしてみれば、あーなるほどということもあれば、最初は答えを見てもさっぱりわからないこともよくありました。

難しい問題は、クラスメイトと一緒に黒板を前にして問題を解いたり。

どうしても解けない問題は先生に教えてもらったり。

だって、わからない問題を、わからないままにしていてテストに出たら合格出来ませんからね!

一生懸命頑張っても、3日後には、解き方を忘れている。

1冊終わってやり直してみると、結構出来ていない箇所がたくさんある。

またやり直し。

単語を忘れていたり、基礎的な事を忘れていたりもするので、併せて復習。

定期的に何をやりましたか?

模擬試験

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ですよね。

何で模擬試験やるんですか?

基礎的な学習や応用学習を通して出来るようになったことを、実際に出来るか確認するためですよね。

今まで解いた問題と同じような問題から、見たこともないような問題まで本番さながらに練習。

FXにおけるリアルトレード前に必須の模擬試験「資金2倍トレーニング」

これら一連の流れは、まさにFXでも同じことが言えます。

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単語を覚えるのと同じ様に、手法で使う各インジケーターなどの使い方を勉強する。

例えば勉強会ならフィボナッチリトレースメントとか。

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インジケーター一つとっても、いつも同じ様に使うわけではないですよね。

当てる場所に寄って意味合いが変わっていく。

基礎問題がわかりやすい相場だったら、応用問題はちょっとむずかしい相場。

受験勉強と違うのは、わからない相場は別に解けなくてもいいということ。

わからない相場は、わからないから手を出さない。分かる相場だけに手を出す。

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みんなはトレードできるのに、自分はエントリーできないのであれば、その相場の理解が出来ていないということ。

同じ手法で勉強している仲間に相談すればいいですよね。

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勉強会であれば、先生がエントリーポイントの答えと解説を動画で教えてくれるので自分で考えてみる。

分からなければ先輩に聞けば言い訳です。

  • 自分の勝ちパターンがわかってきた。過去チャートで何度もそのパターンを練習してみて、自信がある。
  • もし、逆行してもこうやって損切りすればいい、ということもわかった。
  • リアルタイムチャートでも実際にエントリーできて、結果も出ることがわかった。

じゃあ、何をしますか?

模擬試験=資金2倍トレーニング

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ですよね。これまでも僕は度々資金2倍トレーニングは仮免許と話してきましたが、受験勉強で言えば模擬試験がこれに該当します。

FXは実際にお金を扱うので、入念な準備が必要。

だから、まずはデモで資金2倍トレーニング。

模擬試験だって、1回目やってみたらD判定とかありますよね。

それって、与えられた教科書に問題がありますか?

違いますよね。自分の学習の仕方や学習量そのものに問題がありますよね。

新しい参考書を買ったって、意味がないこと皆さん知っていますよね。

自分にあった参考書を選んでそれを何周も何周もやって覚えていきますよね。それはFXも同じです。

勉強会の参加者の方と話すとこんな相談をされます。

「1年近く勉強しているのに資金2倍が中々達成できません。これって何が問題でしょうか。」

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って。

資金2倍が出来ない実力の人は才能ではなく学習状況を疑う

受験勉強の下りを見ればもう、わかりますよね。

  • 単語を覚えていない(手法の使い方を覚えていない)
  • 基礎問題が解けていない(手法に合致したわかりやすいパターンがわかっていない)
  • 応用問題が解けていない(わからないチャートに無理やり手を出している)

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のいずれかですよね。

これは自分の経験からもわかりますが以下のいずれかが不十分な可能性があります。

  • 基本パターンを過去チャートで何度も練習していない。
    (まずは、トレンド中の押し目だけとかテーマを決めて練習するとやりやすい。勉強会なら上昇トレンド中の押し目で小さなエリオット波動が出たらどうやってエントリーするかとか。)
  • 基本パターンをリアルチャートでエントリーする練習をしていない。
    (エントリーする時に、自分がどのパターンでエントリーしているのか)
  • わからないチャートを過去チャートで実際に見送る練習をしていない
  • わからないチャートをリアルチャートで見送る練習をしていない

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これらは、自分自身を始め、勉強会の先輩たちと話している中でメモしていたものです。

そして、何より大事なこと。

FXでいちばん大事なことは「諦めずに続けること」

それは、「諦めずに続けること」

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最近勉強会の先輩と話す機会が多いのですが、その中でデモトレードを1年半されている方がいました。

その方は、今では専業でご活躍。

勝てる手法の中でも自分の得意パターンを見つけて磨き、利食い損切りについても徹底的に本番を想定した練習をされていたそうです。

資金2倍はその過程だったということです。

この話を聞いたら、自分がやろうとしている資金2倍トレーニングって、なんでもいいからとにかく2倍にするということだけに目が行っていないですか?

資金2倍トレーニングもまた、本番で通用する自分のトレードスタイルを試す場所ということですね。

ピンとくるものがあれば幸いです。

それでは。

FX鉄板チャートパターン~初心者にもおすすめV字から下げずに上昇ケース

転換や上昇の押し目の局面で出やすいチャートパターンといえばこれ。

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これはよく出るのでパターンとして覚えておくと良いです。

ステップは4つ

1.まず、上位足での転換や押し目のラインが付近にあること

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2.直近の高値を抜くような上昇がグイッと出ること

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3.戻しが出ても安値を割っていかないこと

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4.いつもの3回止められたことを確認してエントリー

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そうするとこんな感じでは入れます。ここの利確ポイントもルールに基づいて。

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他にもこんな風に入ったりできます。

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こっちはちょっと応用。

いつもの3回ほど止められて入ったメンバーもいましたが、できるだけ引きつけられるとなお良いポイントでした。

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まとめるとこんな感じ。

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順を追ってみていきましょう。ざっと見てみたら自分でも1年分ぐらい似たような場面を探して見ると面白い発見もあるはずです。

FX鉄板チャートパターンは値動きと使って初めて意味がある

チャートパターンに入る前に値動きをおさらい

冒頭のチャートがこちら。5分足です。

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今回は転換や押し目で出やすいパターンについて説明していきます。

先に注意事項なのですが、こういう話をするとこの形が出たら買いだー!となってしまう方がいますが、それではFXで勝ち続けることは出ません。

大事なことは値動きの意味を考えることです。

「出た!値動き!」

いっつも値動きって言葉が出るとよくわかんなくなるんだよなと言う方。

波のイメージで捉えるのがわかりやすいかと思います。

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例えばこのチャートだとこの下のところまでどうやって降りてきたのか。

こんな青矢印のようにギザギザ上下に動きながら降りてきていますよね。

値動きはローソク足が集まって出来上がる波の動きです。

値動きは波の動き。ギザギザ、ズドンなどによって攻め方も変わる

いつも、こんな風に上下に動きなが降りてくるわけではないですよね。

こんな感じでズドンと落ちたら、同じようなパターンが出てもちょっと買えないですよね。

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売りの勢いがしっかりと弱まってからじゃないと買えません。

今回の場合は、どちらかというとこういう感じで階段を降りてくるような値動きをした場合。

「あれっ?階段の下まで降りた?」という場面から上を試すような動きをした場合の事を指しています。

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これだけ言っても、こんな風に見てしまう人がいます。

これは、かつての僕。

「安値を抜いた!これ買いのサインじゃないか?買うぞー!」って。

そうではないですね。上位足や、直近の相場の値動きを見た上で判断をしています。

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値動きのイメージ湧きましたでしょうか。

上位足で環境認識をしてからチャートパターンを当てはめる

では、最初のチャートに戻って解説していきます。

まずは、上位足での転換や押し目のラインが付近にあることでした。

こちら4時間足。

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上昇後に戻されて、再度上昇をするかどうかという場面。

グイグイと上昇しているように見えましたが、下降の戻しの起点付近で止められて波をつけて下がって来ている場面。

このままズドンと下げる可能性もあるので、買うなら1時間足で下げ止まったことがわかってから買いたい場面です。

そして1時間足。

ココ何が隠れているでしょうか。

波があったらまずやることは、フィボナッチを当てて見るですね。

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戻しの具合を見たいのでフィボナッチリトレースメント。FR38.2-61.8の付近は買いやすい。

38.2は割ってきたけど、61.8まで下げる勢いもなく戻していますね。ということは、まだ買いの勢いも残っていそうです。

他には無いがあるかというと、エリオット波動。

12345と見ていくと、ちょうどここ5波目です。

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エリオット波動から転換のポイントを見極める

エリオット波動はこうでしたね。

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5波は3波の安値を抜けていくこともありますが、3波の安値付近、又はその手前で反転することもあります。

今回のように1波の安値を4波の高値が抜いている場合、買いの力も強いと見ることが出来るため、手前付近で止まる可能性も念頭においておく必要があります。

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前半で話した値動きはこういう場面でも意味が出てきますね。

では、実際のチャートに戻りますが、どうかと言うと

1波の高値を抜けて等間隔のような波を作ってきていますね。ということは3つのシナリオが出来ますね。

3波安値付近を抜けないようなら買う

3波安値付近で抜けないようなら買う

抜けた場合はFR61.8付近で下がらないようなら買う

1時間足でここまでのセットアップが完了した上で5分足。

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チャートパターン「V字から下げずに上昇」

青いライン付近がちょうどエリオット5波目、上昇の押し目を意識した場所になります。

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そして、2番目、直近の高値を抜くような上昇がグイッと出る。

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これですね。

直近の高値をグイット陽線で抜いていきました。

これを見たとき、世界中のトレーダーは何を考えるでしょうか。

パターンでた!では、もちろん無いですよね。

「この辺でやっぱりエリオット5波目が終わって上に行くのかな?」です。

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とはいえ、直前の高値を抜けただけでは、まだわからないですよね?もちろん、ズバッと戻しで抜けていく可能性もあるからです。

しかし、戻しでも割っていかない。

ということは?となります。やっぱりココが底の可能性が高いんじゃないか。

じゃあ、後は、下がらないことを確認できたら右の方からエントリーしていきます。

勉強会でおなじみなのは、3度めの正直、3回下がらない事を確認してから買っていけますよね。

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このあたりは1時間足の陽線を待ってから入るならもう一つ右の山まで待ってから入ることも出来ますが、直近の5分足の流れでは逆張りなので、

できるだけ底の方から買っていけるといいですよね。

利確はいつもの通りFE161.8付近で良いのではないでしょうか。

事例2:上位足のラインに乗ってから転換するケース

1/6のケース。

先程も上位足の場面をしっかり確認していますが、こういう値動きは、もみ合い中などにもよく出てきます。

なので、パターンとして持っておくだけでは全く役に立ちません。ココぞというところで使っていきます。

では4時間足。

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4時間は上昇トレンド後、最後に垂直に上昇後全部戻すような動きをしていきました。

ただし、ここは直近の波で見ると、FR38.2。上位足で見ると押し目候補で止められていることがわかります。

1度目はここでしっかり止められてからの上昇。

現在値の付近は、ひげで抜けているものの、ズバッと抜けるような動きはまだしていないようです。

下がらないようなら買っていくことができそうですね。

つづいて1時間足。先程の38.2に赤線を引いています。

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これもエリオット波動が見えてきませんか?

こうですね。

今度は4波の高値が1波の安値まで届いていません。

もちろん必ずではありませんが、これは売りの勢いが強いかもしれない。3波の安値は抜いていくかもしれないと見れますね。

実際ここ、抜けています。

1時間足を見ると、5波の先の方、このまま更に下げる可能性もあるし、あるいはこのあたりで5波終了する可能性もあります。

もしこの付近が転換のポイントになりうるなら、何かしらの値動きが出てくるはずです。

5分足で見ていきましょう。

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先程のパターンのおさらいですね。

ゆっくりジグサグと階段を降りるように下ってきてくれました。

そして、直近の下降の起点をズバッと抜けてきました。ついでに200MAも抜けてきてくれたのでなんかより買いやすくなりますね。

そして、下がらない。

しかも、4時間足で引いたフィボナッチ・リトレースメント38.2にも乗っかるような形になってきた。

ここで買うのはまだ早いですね。

しっかり下げ止まったことを確認する意味ではもう一回下がらないことを確認したい。

いつもの3度目の正直で下がらないことがわかったので

利確は下から当てた波だと80pips近くと結構距離がありますので、手前の波の付近でも良いかなと思います。

FXで損切貧乏さんにならないために!損切ってどうやってやるの?

www.fxstudy.net

今回は損切について。大事なことです。

最近の動画でnoriさんが決済タイミングについて取り上げていましたが、私にとってこれはめちゃめちゃ有益でした。すごく助かった情報です。noriさんと座談会の方、ありがとうございます。

実は損切に関してあまり深く考えたことはないんですよね。損切の練習をしてないってことなんです。

FXリアルマネーで損切を100pips抱えることはできるのか?

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なので以前、マイナス100pips抱えたトレードの事例も動画に出しましたが、リアルマネーであれはキツイんですよね。できないです。

ちなみにこれが恥ずかしいトレードです。

一般の方が参加したトレード塾でも、確かゆざめさんが同じところでエントリーしたと思いますが、私より全然上手でしたね。

これはロット管理も大事ですがリアルマネーで付きっきりでポジションを確認し続けることは難しいので、一旦損切して途中で入りなおすことや、逃げる選択肢というのが必要になります。

FX勉強会で教えてもらっていることとしては、「エントリーポイントがすべて」ということです。

確かに、エントリーポイントが全てなんです。エントリーポイントが良ければ20pipsは取れます。多少時間がかかっても取れるものなんですけど。

www.fxstudy.net

FX勉強法であるケーススタディでも利確について練習するけど損切は?

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利確のタイミングについては、ケーススタディでやっていますよね。

決済のタイミングについては、フィボナッチリトレースメントだったり、フィボナッチエクスパンションをつかったり、高値安値などの目安があるので、利確に関しては練習してきたんですけど、確かに損切はあまりしてない。

いままでの損切でも、なんでそこで損切したのか?と考えてみると、逆方向にエントリーするタイミングだとわかったからなんですよね。

実際にドテンエントリーしたこともありました。

ただ損切を考える練習っていうのはリアルタイムトレード中にすることが多かったと思っています。

私がFXで損切をしたくなったのはこんなトレードです。

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これは7月1日のトレードです。

この1回目のエントリーはもう少し待てばよかったので、改めてエントリーしてましたが、やはり早いエントリーで自信を持てるものではなかったですね。

若干こんなちょっとの逆行なのに損切も考えました。

直前の上昇が戻しがなく強いのとフィボナッチリトレースメントFR50で判断しにくい場面。

ただ、似たように場面で売りに適してた場面は結構見てきたので、エントリーしてしまった、というのが正直なところですね。2つ目のエントリーポイントまでくれば確実です。

確実になってからエントリーし直しました。

損切は先生の週間解説動画の中でもたまに触れられます。

今回は先生がたまにぽろっと言っていた内容なども含めてまとめてみたいと思います

現段階で考えていることなので今後は変わる可能性がありますが。

では、早速やっていきましょう!

FXで損切貧乏にならないためのコツを教えます!

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損切貧乏にならないようにしよう、という考え、これは前提で大事になります。

損切に関しては明確に学習を始めたばかりの人と、学習がある程度積み重なってきて、値動きがだんだんと分かってきた人で対応方法が異なります。

デモトレードの時にはちょこちょこ損切していると、資金はたまっていきません。

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それは損切に問題があるというよりも、前提のトレードシナリオに問題がある場合が多いです。

もしくはエントリー箇所を絞ってない過剰トレードの可能性があります。

またトレードシナリオを作る練習だったり、エントリーポイントを絞る練習というのはケーススタディという勉強方法で、数をこなしていきます。

また私は最初の頃は「うまいトレード・恥ずかしくないトレードがしたい」ととにかく失敗しないで上手くなりたいと思っていたので、意味のある学習をするよりも、他の人のことを気にしてしまっていた気がします。

そんなのは無理だと気づき、つくづく、誰のためのトレードなんだ!?!?って思うところです。

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このころは2019年末ぐらいで、忘年会の話で、CSをめちゃめちゃやっている人がいる、ということで触発されて、ここから2か月間はCSを毎日最低10か所、直近の相場を繰り返してやってました。

ただこれ、勝てているトレーダーの中ではかなり少ないということがわかりました。勝てている人は、めっちゃくちゃケーススタディやってます。驚くくらいに。

CSで勉強する内容は、勝ち方を勉強します。損切などの逃げ方、ではなくで、あくまでも見覚えのある勝てるパターンを増やす練習になります。なので勝ち方に関してはだんだんと蓄積されるます。

CSって何?という方はFX独自の勝ちパターン習得練習法なので、こちらをご確認ください。

www.fxstudy.net

ただ私の場合には、そこで身についた相場感というのものが、トレードにおいての損切の仕方・逃げ方にはあまり結びついていなかったんですよね。

だからこそ、今回のnoriさんの動画はとても勉強になりました。そうか、損切だって勉強するよな、リアルマネーは大切だしって思います。

今までは何となく上手く来れても、これからは大きく負けることだってあるかもしれないですからね。

FXでの損切練習その1:伸びた先で損切しないで、戻しを待つ

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実際に先生がぽろっと言ったことから損切方法を考えてみます。

まずは、前提としてエントリーにはリスクがつきものなので、簡単に損切するようであれば、その前の工程の環境認識などを強化するということを考えましょう。

そのうえで、損切の話。

これは3つあります。

伸びた先で決済しない、損切するならフィボナッチリトレースメントを使うということです。

例えばこの5分足チャートで、直近の下降が強く、5分足の移動平均線も傾きがついているので、移動平均線あたりで売りエントリーをするシナリオを考えていたとしますよね。

それで陰線を1本みて、エントリーしたとたんに上昇したとします、そうしたらどうするのか?ということですよね。

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これもいつか先生が週間解説動画の中ではなくて、座談会などでおっしゃっていた内容だと思います。

伸びた先の損切は素人っぽいので、戻しを待ってから損切をしなさい、ということでした。

例えばこれで言うと、伸びた先のフィボナッチエクスパンションFE161.8付近で損切したりとか、もっと保有してしまう時とかもありますよね。

大抵損切したくなる時って難しいんですけど、勢いよく逆行しているときで、今、リリースしないといけない!って思うときなんですよね。

損切して少し待ってみると、ああ~少しは戻ってきたんじゃないかって、あとから思う、みたいな。

だからこのような時にはフィボナッチリトレースメントでもあてて、フィボナッチリトレースメントFR38.2付近まで待ってみる、というのも手です。

ただ逆方向に延びていくときは、どこまでも伸びていくときもあるし、戻ってくる場合もあります。

これが怖い。

私が最近やっている損切練習としては、マイナスを抱えたときに、自分の保有しているポジションとは逆視点で全部環境認識をしてみると、いうことです。

この例でいうと、上昇を確認した押し目の買いエントリーがあるとすれば、フィボナッチリトレースメントFR38.2付近ですよね。その位置で損切をするのが良いと思います。

通常はエントリーする前に、逆視点のエントリーが重なる場所じゃないよね?ってことは確認しているんですけど、仕事途中の飛び乗りエントリーの時とかは、少し前にたてたトレードシナリオのままで、それまでの値動きの作られ方を無視してエントリーに飛び乗ってしまうときがあるので、やり直ししたりします。

これは本当にNGですよね。

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ただこのトレードの1回目のエントリーの時には、時間がたつことでしか相場の方向性が固まらなかったので、ただ待つことしかできなったので、この段階での損切はやはりしなくて良かったのだと思います。20pips程度の逆行でした。

相場によって判断する練習をしなくてはいけない、ということがわかりますね。

FXでの損切練習その2:ひげなしローソクが続いていくときに損切を考える

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次に、細かいけどローソク足の続き方を見て判断する。

綺麗にローソク足が続いていくときは危ない。ローソクの切れ方というかひげのない5分足が続くとき、値動きに迷いがないって思う。

これは逆にエントリーしているときなら、伸びるところだ!って思うのでそのまま安心して乗り続けるケースでもありますね、だからこそ、早めに損切をするようにします。

FXでの損切練習その3:売買の逆視点でエントリーが集まりそうな箇所で損切する

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3つ目は、値動きを見て、逆視点のエントリーが集まりそうな場所を考えるです。

この相場は売買の判断が難しいところでした。

ここでは3つのエントリーポイントがありましたが、私がエントリーしたのは一番右のエントリーポイントです。

このような場所でマイナスを抱えてしまったら、売買を逆の立場にして考えてみる、というのも一つの手です。

これは勉強をしているとわかるようになりますよね、この値動きは危ないぞって。

ただそうわかっていたとしても、損切できるか、できないかなんですよね。

だからできるだけ、事前にトレードシナリオを更新しておくことや、逆視点を持っておくこと大事だと思っています。

ただ、ひとつ墓穴を掘りそうになるのは、逆視点も考えすぎて、ビビッてエントリーできない状況に陥らないようにしましょう。

その時には未来の予測ばかりだけでなく、現時点で起きている流れを重視したトレードをすると、まだ起きてないことに惑わされずにトレードできるようになります。

これもちゃんとケーススタディなどで、損切を練習しない限りはチャート上で実力発揮はできないですよね。

エントリーも損切も、自分で納得してできるように上達させていきましょう。

ということで、これからも勉強頑張っていきましょう!

FXで勝つために必要なことはたった一つしかない。ただ、これをできないことの方が多い。

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FXで勝てるようになる唯一のこと、それはトレーニングするしかないってことなんです。

正しい手法を持っていることは大事なんですけど、最近は手法よりもそれを活かすための自分の努力の問題なのでは?と思うことが多々あります。

努力が必要なんて当たり前って思いますよね。やってますやってます、毎日やってます、って。

FXで勝つためにたったひつようなこと

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ただこの前聞いたら、勉強会の人の努力は半端なかったですね。教えてくださってありがとうございます。

ある方は、過去チャートでの実践を鼻血を出されるまでされた方や、1万回された方もいます、3年分を3周繰り返した方もいます。

ただそういう方々が勝てているんですよね。そういう方が手法を使いこなせていて、かつ、まだ勉強し続けているということです。

もちろんそれより少なくても勝てている方もいらっしゃるとは思いますが、勉強している方が勝てている、これが事実。勝てるようになるためのことにめちゃくちゃ集中されているんだろうなと、本当にかっこいいな~と思いました。

FXで勝てる方法は既に公開されている

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独学されている方は勝てる方法を探されていると思います。ですよね?

今までたくさんの動画を先生もアップされていますが、手法は既に公開されています

こうすれば勝てますってのはあるんですよね。

では何が足りないのかってシンプルに練習量という答えに行き着きました。

これは私含めてです。

FXで勝てる手法があるなら、あとは練習あるのみ

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トレードするのは自分なので、誰かが勝たせてくれるようにしてくれるわけでもなく、期待してても何にもならないんですよね。

やるのは本人の問題。

学習で大事なのはどれぐらい実際に手を動かしているか、ということです。作業量が大事。

そしてその次に質を高めていくこと。


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FXは手法は体得する必要があります。

これ、本当に体得です。体を動かすことでしか、自分の手でやった分しか成長しないんです。

わかったつもり、知ったつもりが、実践できるまでに時間がかかります。

私がアップしている動画も、内容は変わり映えしないと思います。(すみません。。)

毎回相場が変わるだけで、手法に目新しさなんてないんですよね。

それに対応するのがFXのお仕事。

理屈はわかっていたとしても、実践ではできないことがありますよね。

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だから、トレーニング量の問題なんです。だからやり続ける。淡々と相場を見て考えるんです。

相場をなぞって、先生の考えをなぞって、他の方の考え方を取り入れてチャート上で再現できるまで積み重ねること。

やってみたら自己満にならずに、他の人にたたいてもらうと、色々得られるものがあります。

ひたすら手を動かし続ける、一足飛びにはFXでの手法を再現できるようにはならないんですよね。

体得で難しいのは、答えではなくて、考え方を得ることが難しいところなんです。

そしてひたすら、引き出しを増やして、相場に応じてピンとくるようにならなくてはならないんです。

正しい方向に正しい努力でしか、積みあがらない。リアルチャートのピコピコ動作に一喜一憂するよりも、思考するのに時間を使った方がいいです。

FXで勝てている人は、勝てるようになるための行動のみしている

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以前オフ会に参加してきました、またそのあと座談会でお話させていただいた方を見てわかることは、勝てるようになりたい人、勝てている人の熱量は半端ないな~ということです。

勝てるようになるためのことに集中しているんですよね。

語彙力がなくて伝えられなくてもどかしいのですが。

そして勝てるようになるための行動をしているということです。

他の人に教えてもらったり、ディスカッションしてみたり、研究してみたり、テーマを設けて効率よくキャッチアップしていたり。

時間を捻出して個人での勉強もしっかりやられていたり。すごいんですよね。

FXで勝てるようになるための練習方法は2つある

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勝てるようになるための手法は、勝てている人がいる手法ならどれでもいいと思います。

問題は努力の方向性かもしれません。

力を使うのは勝てるようになる手法探しではなくて、そこから先の道のりですよね。

集中して技術を習得するフェーズに一番力をかける必要があります。

FX勉強会の動画を見られている方なら、どうやって手法を染み込ませていくのかはご存じだと思います。

ケーススタディと追試と言われる内容です。

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ケーススタディとは過去チャートでの勝てるエントリーポイントに狙い定めて、そこでエントリーするためにはどのような分析をすればいいのかを考えるやり方です。

勝ち方を習得していく練習法です。

これで自分の得意なエントリーパターンをひたすら増やします。

そうすると、分析方法が身についてくるので、リアルタイムチャートで分析しているときに、この分析方法ができるということは、こうなったらエントリーできるかもしれない!と考えることができるようになっていくんですね。

勝てるところから逆算して、エントリーのための分析を身に着けていく、それをひたすらやる。1万回くらい。

たまには同じ個所をやってみると、以前とは違ったものの見方ができていることにも気が付くようになります。

そして、できたら、これをほかの人に叩いてもらうのが良いです。気づきが圧倒的に早くなります。

分析で見切れていないことを教えてもらったときには、かなりラッキーですよね。

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二つ目は追試と言われる内容です。

追試とは、先生のyoutubeなどの言っていることなどを書きだして、なぞっていく作業のことです。

思考をそのまま辿ることで、同じものの見方をできるようにする、ということなんですね。

受け身な学習だと、どうしても何となく話を聞いたりとか、見たりしているだけで、細かい部分に気が付かなかったり、都合の良い解釈をしてしまうときがあります。

そんな時に、自分の考えを強制的に先生に合わせる、というやり方になります。

なぞった後には、自分の中での勉強を言語化するために、わかったこと、気づいたこと、思ったことをまとめていきます。

fxbenkyoukai.stars.ne.jp

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そして、手法の染み込ませるときにはトレードノートも意味があります。

トレードノートですが、用途は様々ですけど手書きノートとデジタルを使い分けてます。

基本的に考えたり図解したり、綺麗汚いを考えずにバーッとまとめるのが手書き。これはとても良い。

デジタルは過去のものが探しやすいのがとても便利です。

これは自分で考えるためのノートの使い方で、綺麗に記録するためのノートの使い方とは異なります。

頭の中で考えている何となくなことを、実際に言葉として取り出して考えてみることで、課題が浮き彫りになったり、再認識したりすることができます。

課題が分かれば、解決に近づきますよね。

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FXで勝てている人は圧倒的な量でこれをやっています。

人と比べないという話なんですが、確かに成長率は比べても意味がないですが、事実として勝ててる人は作業量が違う。

ということは、それを真似てみるのも勝てるトレーダーに近づくための道なのでは?と思います。

最近はおいしいエントリーポイントを逃しまくっていたのですが、それなら私はまずトレーニングというやることあるよね、と思い直して作ってみた動画でした。

これからも勉強頑張っていきましょう!

FXプロトレーダーは相場を予言することができるのか?テクニカル分析からトレードシナリオを読み解く。

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いきなり怪しい感じのサムネイルなんですけど、FXトレーダーによる予言ってたまに見かけることがありますよね。

それって怪しくないですね?絶対的にこうなります!っていう人がいたら怪しいと思った方がいいと思います。

では、これはどうでしょうか?

先生が7月3日の朝6時ぐらいに「今日のホンド円、やる必要がある?」とつぶやいていたのですが、そのあと一日は見事にひどい値動きで、この日のエントリーポイントは0でした。

これを見て怪しい!と思うのか、ここから考えるのかで、得られるものは違ってきますよね。

これは、当たったとか外れたとか、そのようなものはほとんど関係なくて、どのようなトレードシナリオからこのような考えに至るのか、ということを考えるのが大切だと思います。

ということで、今回は、この相場において、どうしてこの日のポンド円は朝の時点で、「トレードをする必要がない」ということができたのか?を考えていきます。

プロのFXトレーダーが相場を予言できたのは、どんなトレードシナリオがあったのか?

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先に答えをお伝えすると、前日にレートが一旦の目的地に到着してしまったことが考えられるからなんですね。

だから今後の値動きを見ないとこれからの目的地が判断できない、相場を判断するうえで、判断材料になる値動きが現時点でまだなかったから、だと思っています。

そのため、観察する日であって、すぐにトレードをするような日ではないということですね。

プロのFXトレーダーに依存するのではなく、自立を目指すには?


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では、先生の予言をたよりにこの日は何も見ないで絶対トレードを控えるのか?というと、それはレクチャー商材と変わらないですよね。それは依存です。目指すのは自立です。

先生が言ってるから絶対トレードをしない、というのではなくて、自分の頭で考えて判断することが大事です。

もちろんこの日に何か大きな動きがあれば、それをもとに結果的にトレードすることはできると思いますが、この日は材料となる値動きがなかったということになります。

勝てるFXトレーダーになるためには、曲芸トレードは必要ない

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良く先生がおっしゃるのは、このような日の値動きでたまたま勝てたからと言って、そのトレーダーはすごい!というのは違うんですね、トレードに曲芸は必要ないんです。

常に安心・安全・確実なトレードをできることを目指して勉強するのが良いのです。

実際にどんな環境認識から、トレードシナリオを立てると、朝時点では、この日はトレードする必要はない、と判断できるのか、考えていきましょう!

では、早速やっていきましょう!

 

FXトレードシナリオを立てるときに重要なポイント

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まずトレードシナリオを立てるときには、それまでの流れが大事です。これを頭に入れてください。

それまでの流れって、どれぐらい前から必要なの?というものに関しては、流れを見たいので、1時間足でいうと現在地点がこの一番右にあって、画面全体を見ます。

よく5分足よりも大きな時間軸である、1時間足で見ているからと言って、青い破線ぐらいの範囲しか見ないという癖がつかないように、画面いっぱいを見るようにします。

私の目安としては、最高値の山になる部分や、最安値の谷になる部分がしっかり見えるようにします。

それでも情報が入らなければ、チャートのもっと以前をみたり、さらに大きな4時間足をより注意して考えたりします。

これにも理由があって、エリオットを数えるときには基本目立つ高値や、安値からカウントしますし、フィボナッチリトレースメントなども同じような場所から使いますが、この目立つ場所がチャート上に入らないと環境認識を誤ってしまって、トレードシナリオもズレてしまうからなんですね。

そして連続している相場のつながりをしっかり考えていきます。

トレードシナリオを作るときのコツは、直近のここだけの情報を見ないで、しっかりと前提の流れから、考えていくということです。

何故かというとですね、ここだけの直近の流れだけを見ていると、戻しのない上昇が直近は続いていますよね。この青い破線のところです。

だから、少し戻しがあったとしたら、すぐに押し目買いをしたくなります。

そのまま5分足を見るとどうなるかわかりますか?

この青い部分をみてトレードしようとするとこうなります。

1時間足の直近の値動きだけを見ると、5分足トレードで失敗する

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これは失敗例なんですけど、左側チャートが1時間足、右側チャートが5分足で、1時間足の直近は上昇が強い。戻しが強い上昇に見えます。

だから押し目買いを狙いたいと考えていると思います。

5分足チャートを見て、山ができているのを確認したから、ここにフィボナッチエクスパンションを当ててみます。

そうすると、フィボナッチリトレースメントFE161.8よりも手前で値動きが止まってしまいました。

値動きが止まったのを見てできるだけ右側の方から、買いエントリーをしようします。
勢いの良い陽線をみて、エントリーするも、すぐに下げられてしまうんですね。値動きがとまったと見えるのであれば、利確もしやすいのですが、ちょっと値動きが急に動いてしまった印象です。

これだと20pipsも取れないです。

このトレードシナリオは100%できていないというわけではなくて、1時間足の前提の視野が狭い、という風に考えられるんですね。

この相場はもっと待った方いい、と1時間足を見ればわかるのです。

この失敗した原因としては、1時間足の直近の動きしか、分析できていなかった、ということになります、

では、どのように分析したらよかったのかをやっていきます。

1時間足チャートを詳細にテクニカル分析してみる

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1時間足を拡大してみてみます。

ここが現在地点だとします。最高値部分が入らなかったので、少し画面を縮小してあります。

ここには2種類のフィボナッチリトレースメントを当ててみました。

この中で着目すべきなのは、緑のフィボナッチリトレースメントです。

これは相場でよく効いていました。なので特に緑のフィボナッチリトレースメントを基準として考えてみたいと思います。

ピンクのフィボナッチリトレースメントは補助という感じです。

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改めて、この緑のフィボナッチリトレースメントはとてもよく相場に効いていました。

これだけ有効だと、一旦フィボナッチリトレースメントFR38.2で止められて下降したとしても、上昇したときには、またフィボナッチリトレースメントFR38.2付近を着目して考えますよね。

ここでは超えていっています。

となると、次はフィボナッチリトレースメントFR50です。これは常に意識している数字なのか?というと、そこまででもないです。

ただ、この場面においては、このフィボナッチリトレースメントが良く効くと相場でなっていたので、ではFR50も確認しておこうという感じです。

良く効くので、一応マークする、という感覚ですね。

そうやって見ていると、フィボナッチリトレースメントFR50で止まりました。

心の声としては、「はは~、ここで止まるってことは、かなりこのフィボナッチリトレースメントは着目している人が多いから有効なんだな、では次も止まる可能性が高いだろう」と考えます。

では、その次はどこかというと、フィボナッチリトレースメントFR61.8付近ですよね。

そして止まった、となります。

ここまでのこのような流れが大事です。

下降のフィボナッチリトレースメントが有効という意味ですね。

そしてその付近にはピンクのフィボナッチリトレースメントFR38.2付近でもあるので余計に壁に感じます。

フィボナッチリトレースメントで特に重要なのは、FR38.2、FR61.8です。なので、一旦の目的地になりやすいんですね。

これがこの相場での「値動きが目的地に到達してしまった」ということです。

となると、次の展開が始まるフェーズとなっていきます。そのためにはどうなるのかは材料が足らないので、大きな動きが出るまで観察する必要があります。

これが「値動きが目的地に到達してしまったので、材料を探す」につながっていきます。
ちなみに5分足でこのフィボナッチリトレースメントFR61.8付近を見てみます。

1時間足チャートをもとに着目すべきポイントを5分足チャートでも確認する

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5分足で見ていくと、すごくしっかり値動きが止まっていることが確認できます。売りのチャンスでしたね。

このように値動きが目的に到達してしまった、そして次の展開が始まるにもまだ材料はでていないという状況になります。

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ここまでの考えの流れ、相場の流れがあったからこそ、朝6時ぐらいに「今日のポンド円、やる必要がある?」ということにつながっていくのだと思います。

トレードシナリオに必要なのは、値動きのよくあるパターンの引き出し

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ここからは、自分のトレードシナリオの引き出しに、どれぐらいの値動きのよくあるケースがあるのかが重要になってきます。

ここからは観察するんですけど、どのような値動きのパターンが考えられるのか?ということで、どのようにトレードシナリオを考えていくのかが重要になっていきます。

考えられるケースは

「もう一度、フィボナッチリトレースメントFR61.8付近を確かめに行く動き」

または、目的到着したので、

「1時間足の流れに沿って、下降していく」なのか、どのように動くのか見る必要がある、ということです。

どっちにしても言えるのは、今度の動きはまだわからないし、よくわからない、ということなんです。

だから様子を見る、トレードを控える相場にして、材料がでたらそれをもとにまたトレードシナリオを構築していく、ということになっていきます。

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その後、5分足では値動きが停滞して、少し目立つ動きがでました。

ただ、これは判断材料にはなりません。

売るのであれば、戻し売りでできるだけ高い位置からだけど、そうはなってない。

買いをするのかというと、1時間足で目的到達してるので、上昇のフィボナッチリトレースメントFR38.2付近とかもっといい形が出ないとトレード根拠にはすこし自信がないところだと思います。

そして結果的には、トレードするのにはむかない相場ということで、エントリーポイントがゼロになります。

今回は、値動きの目的地の考え方と、到達してしまったので、次の材料を探すために控える相場について解説しました。

これからも勉強頑張っていきましょう!

FXトレードチャンスを掴むトレーダーの秘訣は【考えやすさ】に目を向けること

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今回は先生がよくおっしゃることをキーワードに、トレードチャンスについて考えてみました。

環境認識を複雑に考えすぎて、わけわからん!ってなってしまう方や、こうなったらどうしよう、ああなったらどうしようが強すぎる方にお勧めです。

はい、では先生が良く使うキーワードはこれです。
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相場の考え方に関して「その方が考えやすい」ということです。

これってすごく大事で、時々相場をみて頭でっかちに難しく考えてしまうときには、効果がある言葉です。

「考えやすさ」「やりやすさ」を大事にすると、シンプルに相場を見れるようになります。

ということで早速、どんな時に「その方が考えやすい」という言葉が必要なのかをまとめていきます。

FXトレードチャンスを掴むための秘訣は環境認識にある

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例えば、最近の私の環境認識と、先生の環境認識の解説で、異なった部分を取り上げていきます。

この相場です。ポンド円の7月1日の相場。まず私の環境認識を説明してから、先生の解説からピックアップした部分を説明していきますね。

これは1時間足です。ちょうどこの部分がどのようにトレードチャンスをつかもうかなと考えていた部分です。

5分足を見ていきたいと思います。

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私の場合、明確にどこ!って言えるわけではないのですが、ここは売りが優勢だと、この5分足200MAあたりでは思っていました。

できれば、ここのてっぺん売りでエントリーポイントなのかな?と思っていました。

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1時間足の何度も止めらている下降のフィボナッチリトレースメントFR38.2付近のラインがあって、直近の勢いは急上昇、そして戻しがないので、買いの勢いが強く見えるけれども、フィボナッチリトレースメントFR38.2付近からはやや動きが鈍くなっている。

上昇できずに、そのままふにゃふにゃして下降(なんとも感覚的な表現でわかっちゃうんですけど)

5分足200MAの傾きにも反応しないし、上昇のFR38.2を越してきた、FR50付近なので、判断は難しいな~と思っていました。

上昇の仕方も勢いが良いとは言えないので、ここで売りエントリーをしています。

結果的には、ここでの売りはOKなポイントですが、前提の値動きのとらえ方は先生と異なっていました。何が異なっていたのかまとめていきたいと思います。

キーワードは「その方が考えやすい」というところです。

実際にFXトレードチャンスを逃がさない先生の環境認識のやり方

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先生の場合、これだけ上昇してるんだから、押し目買いを狙る。

これも、どこから上昇したのか?というのが4時間足・1時間足で重要だったんですね。

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全体上昇のフィボナッチリトレースメントFR50でどうなるかっていうのを観察してて、時間をかけてもみ合い、そこからバイーンと上昇したのです。

意味のある分かりやすい上昇だったんですね

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相場で有効だった、1時間足下降のフィボナッチリトレースメントFR38.2付近で様子見をみる。

ここを抜けてくるのであれば、買いが強いと判断できるので押し目買いを狙っていく、という考え方です。

それがシンプルで簡単だから、考えやすいからなんです。

ずっと止められていたFR38.2付近ラインなのに、意味のある所から強い上昇をして、1時間足レベルでも上に抜けている、では買い目線で考えた方がシンプル。考えやすい、やりやすい。

先生が説明されるときに、「そういう風に考えるほうが自然ですよね、考え易いですよね」と良くおっしゃる内容ですね。

【考えやすい】というのは証拠をシンプルにとらえること

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先生が見ていた相場のポイントはこれです。

ー証拠1ー何度も効いていた前回安値からもみ合って、下降せずに、勢いの良い上昇
ー証拠2ーそして何度も止めらていて警戒していたフィボナッチリトレースメントFR38.2も超えていった

だから、押し目買いをする。

シンプルですよね、誰でもやりやすい。考えやすい。

押し目買いだからシンプルに、買える場所を待つ。

これは形にもよりますが、安全な範囲で言うと、FR38.2付近~FR50ぐらいですかね。

FR61.8付近まで行くとほぼ戻されているので、やはり下降が強いのかもと私の場合には考えてしまいそうです。

下にトレンドラインとかほかの根拠や値動きの形で、フィボナッチリトレースメントFR61.8付近まで引き付けてもいいかもしれないですけど、特に勢いの良い上昇が急下降するのであれば、FR61.8付近では買いはスルーしそうだなと思います。

だから買えるエントリーポイントは、この3つです。

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そして先生がおっしゃっていた、その方が考えやすいし、その認識のほうがたくさんの人が理解しやすい。これで十分なんだなと思いました。

環境認識を複雑にやるとトレードチャンスを逃すことになる

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私は複雑すぎて、みるべきものよりも、こねくり回して満足している感があるぞとちょっと危機感です。

エントリーポイントがあっていたとしても、大事なのは、それまでの「値動きのとらえ方や考え方」です。

それがあったうえでのエントリーポイントです。

答えだけあっていても再現性はないので意味はないですよね。

確かに、考えやすさで言ったら、この相場をシンプルに上昇と考えた方が自然な感じがしますよね。

FXの先生がいう環境認識を【考えやすい】ようにやるというのはどういうことか

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その方が考えやすい、ということには、2つの意味があるな~と思います。

  • 複雑に考えすぎないこと
  • まだ起きていないことを考えすぎ

そのため、自然に、現時点で起きていることをしっかり見る!という風になると思います。

「考えやすさ」や「やりやすさ」を重視するようになると、トレードチャンスも増えてきます。

なぜなら、自然にシンプルにチャートを見れるようになるのは、つまりは順張りでエントリーポイントが多くあるからです。

そして待ち受けることができるので、チャンスも以前より見えてくるようになるのだと思います。

FX勉強の素直さというのは、チャート分析するときの考えやすさということに似ている

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少し思ったのは、「考えやすい」ということと「素直さ」は似ているなと思います。

先生にはFX勉強会で「学習者にとっては素直に学ぶこと」をとても大事なことと教わっています。

相場に対しても、うがった見方ではなくて、「素直にそのままの流れを見れるのか」ということが必要なんだろうなと思います。

うがった見方をすれば、チャートも違うように、難癖をつけていろいろと考えてしまいますよね。どちらかというと私にはこの傾向があります。

素直と思っていても素直ではない、みたいな。

素直にチャートを考えられるのかと、チャートの流れに沿ってこのトレードのほうが考えやすいというのはとても似ているなと思いました。

だから先生は、素直でない人は、FXで勝てるようになるまで時間がかかるとおっしゃるんだろうと思います。

ということで、今回は、環境認識をしてトレードチャンスを待つことにおいて、相場の流れに沿って「考えやすい」というものを採用した方がシンプルトレードで勝てるようになることを取り上げてみました。

これからも勉強頑張っていきましょう!

FXで勝てるようになるためには、マルチタイムフレームの4時間足の分析が欠かせない!相場比較あり。

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今回は2つの似ている相場を比較して、マルチタイムフレームの重要さを再度、認識していきたいと思います。

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動画のポイントとしては、4時間足を軽視してはならないってことです。

最近先生がFX勉強会の中で質問を受ける会をやっていて、それが本当に参考になるんですよね。その中から自分も当てはまっているな~と思った点がありました。(質問してくださったツルオカさんありがとうございます!)

先生の質問会から大まかに勉強になったのは2点

  1. 視野が狭い(これは以前から私の癖なんですよね、目先のことしか見ていないトレードが多い)
  2. ほぼ同じなんですが、私が4時間足をあまり使えていない

ということです。

最近は4時間足みてもわからないことがわかるぐらいなので軽視してました。

なので今回は、大きな時間軸のチャートを重要視して、似ているように見える相場でも何が違うのか?ということを考えていきます。

ちなみに、今回の動画は以前の動画とつながりがあるので、こちらも併せてみると、内容が掴みやすくなるので、ぜひ見てみてください。

では、早速やっていきましょう!

マルチタイムフレームの1時間足と5分足を使って相場比較をしてみる

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一つ目の相場は5月7日。1時間足チャートです。すごく下げてますね、ドスンって感じです。

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これは5分足チャート。

そして、値動きが時間をかけて止まっています。そして急上昇して、その戻しで買いエントリーして20pips程度で利確。

ここのリアルタイムトレードも過去の動画にアップしてありますので、探してみてください。

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一つ目の相場は6月27日。1時間足チャートです。すごく下げてますね、ドスンって感じです。

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これは5分足チャート。

そして、値動きが時間をかけて止まっています。そして急上昇して、その戻しで買いエントリーして20pips程度で利確。

ここのトレードも、リアルタイムトレードを過去の動画にアップしてありますので、探してみてください。

似ている相場だけど、確実に勝てるトレードと怪しいトレードがある

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どちらとも買いでエントリーしていますが、良くないトレードと、良いトレードがあります。

こちらの一つ目の相場は5月7日、良いトレードです。

二つ目の相場は、6月29日の相場は、良くないトレードです。

さて、何が違うのでしょうか?

しっかりとチャート分析していきたいと思います。

種明かしとしては、1時間足と5分足だけでは、情報が足りないので、判断ができないのです。

1時間足と5分足だけだととても良く似ているように思いましたし、結構5分足だけを重視した考えて、この2つはトレードしています。

ただ、明確な差があり、それは4時間足に差があります。

マルチタイムフレームは4時間足を使って分析することが重要

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時間足で両方のエントリーポイントを見てみると、これです。

4時間足でないとわからないことがあるので、それぞれのポイントを4時間足を含んでマルチタイムフレーム分析をしていきます。

一つ目の相場をマルチタイムフレームの4時間足を含めてチャート分析する

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一つ目の相場は5月7日のために4時間足を分析すると、こうなります。

急下降してきました、下降にフィボナッチリトレースメントを当ててみます。するとこの上昇が戻しのない上昇で、フィボナッチリトレースメントFR38.2付近を超えました。

そこから時間をかけてジグザグとした形で、上昇のフィボナッチリトレースメントFR38.2付近まで到達していることがわかります。

なだらかにも見えますし、上昇に対して下降は時間がかかっていますよね。

この流れがあって、フィボナッチリトレースメントFR38.2付近を注意しておきます。

そしてこの値動きを考えてみると、上昇に対してのこの下降の形が、上昇に対して時間がかかっているしジグザグしている。

ということは、下降の勢いは、以前に比べるとそこまで強くない、直近は上昇のほうが強いかもしれないと考えられます。

だからと言って買い目線にはなれないですね。

FR38.2付近は注意すべきところだとはマークしておきながら、1時間足を確認していきます。

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1時間足です。

ばいーんと260pips程度上昇するも、そのあとが続かなく、100%すべて戻されている形で、その後、さらに下降。

しかも4時間足フィボナッチリトレースメントFR38.2付近を割ってしまっている。値動きを見るところです。

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5分足です。

これが4時間足フィボナッチリトレースメントFR38.2付近のラインですね。

直前は大きく下降しています。そしてFR38.2付近を割ってから、明らかに時間をかけて停滞している。

そして、上昇を確認したのを確認してるので、FR38.2付近の根拠もあり、買いには適しているエントリーポイントです。

二つ目の相場をマルチタイムフレームの4時間足を含めてチャート分析す

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そしてあまりよくないエントリーポイントの6月29日の相場。

1時間足と5分足はこれですね。

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マルチタイムフレームを使って4時間足で分析するとエントリーポイントしたのは、この垂直線のところ。

全体上昇にフィボナッチリトレースメントFR38.2付近を当ててみると、FR50付近に前回安値が来ている。

こうなると、前回はフィボナッチリトレースメントFR38.2付近があった!今回はフィボナッチリトレースメントFR50がある!ってなるんですよね。

それを見たいわけではなくて、数値もありますが、値動きです。

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1つ目のポイントは、上昇に対して、時間をかけたジグザグの下降のあとのエントリーポイントです、

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2つ目は、4時間足レベルでいきなり上昇して、すべて下降している、同じぐらいのスピードです。

1つ目と比較して二つ目の下降の力は、2つ目の地点のほうが強そうですよね。パワーがかかっている。

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フィボナッチリトレースメントFR38.2付近でも数回反応したけど上昇できない。FR50でも上昇できない。

そのようになったら次の行き先はフィボナッチリトレースメントFR61.8付近かな、と警戒するところですよね。

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そして1時間足に行きます。

浅い戻しのまま下降が続いてる、強い下降です。

真ん中のフィボナッチリトレースメントFR38.2付近にオレンジの水平線を引いてますが、何度もしつこく止められて下降している、という状況。

安値付近でもあるけど、今までの4時間足での強い下降、1時間足での戻しない下降の繰り返し、FR38.2付近でしつこく止められているのをみると、5分足でも安易に売りも買いもできないです。

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5分足チャートです。

直前を下げてきたけど、前回安値のラインでフィボナッチリトレースメントFR50付近には到達しない。隙間があるので下降してくる可能性もある。

となると、できるだけ下の方でエントリーした方が、安全ですよね。

しっかり見たうえでの下の方からのエントリーです。続けて下降したりとか、安値付近で揉み始めたら、できるだけ下の方がエントリーした方が、損切幅が少なくなりますよね。

だからここのエントリーはOKです。

そして問題なのは、1つ目のエントリーポイントと似ているように思う、このエントリーポイントです。

今になると似ているようで全く違いますよね。考える過程の中が全く違いました。

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  • 4時間足もそして、フィボナッチリトレースメントFR38.2付近を過ぎてる。
  • 1時間足も下降が強い。
  • FR50までも5分足では隙間がある。

続けて1時間足の下降のFR38.2付近にラインを引いてみました。

目立つところに今回はフィボナッチリトレースメントを引いています。サイズ感が少し合わないので無理やりな気もしますが。

5分足でも、一度下降のFR38.2付近で止まっているし、フィボナッチエクスパンションFE161.8でも止められています。

これは壁に向かってトレードしているのがわかりますよね。

4時間足、1時間足、5分足の形状を見ても、この上昇にあまりつられてはいけないところだったんだと、今ならわかります。

ということで、今回はマルチタイムフレームを使って4時間足のフィボナッチリトレースメントと、値動きの形、横軸などからなぜ1時間足や5分足で似ている相場での、似たエントリーポイントが、良いトレードと良くないトレードになるのか、ということを振り返ってみました。

最近は本当の目先のトレードばかりしてしまって、視野が狭くなっていたと改めて感じるので、しっかりと4時間足の値動きや壁、状況を考えていきたいと思います。

これからも勉強頑張っていきましょう!

FX初心者でもわかる!FXで失敗しない売買の目線の切り替え方は2つのポイントがある

すごく強気なサムネイルですけど、私も失敗というわからない時全然あります。

今回は、相場で「よくある売買の目線の切り替えパターン」についてです。チャートを見て勉強してても、いまいちつかみにくいところはあります。

売買の目線を切り替えるって難しいですよね。すぐにこうだから目線を切り替える!とははっきり言えるものは少ないんですよね。リアルタイムでチャートを見ていて、値動きの中で少しずつ確証を得て、だんだんと売買の目線の軸足が移っていく、そんなイメージです。

FXで失敗しない売買の目線の切り替えには、2つのポイントをおさえよう

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これはポンド円1時間足チャートですが、6月29日での目線の切り替えの話です。

ポイントは2つ

  • 前回安値付近を着目すること。これは5分足レベルではなくて、1時間足レベルや4時間足レベルの話です。ここの流れが大事。
  • 5分足レベルで止まるなら、目線切り替えをする。長期的にではなく一時的に売買の目線を切り替える、ということです。

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所属しているFX勉強会ではメインはデイトレなので、短期的にそのポイントで売買の目線を切り替えることがあります。もちろん大きな流れでの目線もしっかり持っているうえで、判断します。

大きなトレンド転換は後にになってからしかわかりませんが、デイトレレベルの、5分足トレードの一時的なトレンド転換や目線切り替えであれば、ある程度対応できるようになります。

今回はこの相場についてやっていきたいと思います。後付けでもしっかりとチャートを見て考えてみて、染み込ませることが大事と、自分に言い聞かせながらやっています。

こんな相場を見たら機械的に考えられるエントリーパターンがある

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まずはこのチャートを見て何を考えるのか、ということです。

1時間足チャートを表示させています。

このチャートを見て機械的に考えられることは2つです。

  1. 1時間足では売りが強い。だから売り目線。
  2. だけど、下降トレンドの下のほうになるので、安易に売りはできない、ということです。

この2つ目が大事です。

売り目線なら誰でも考えられますが、トレードをする上で注意すべきところもしっかり考える必要があります。

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トレードの基本は、押し目買い、戻し売りです。

これを頭に入れて、先ほどのチャートに戻ります。

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この状態で1時間足で売りを考えるとなると、戻しを待つか、ブレイク気味なエントリーになると思います。

下降しているんだから、安全なのは戻し売りです。

現状のチャートの状態で、すぐに売りエントリーするのは、いつ上昇が発生するのかわからないので、危ないです。

1時間足では売りが強いが、今すぐ売れるようなチャートの値動きではないとわかります。

ではそのほかに何に着目してチャートを考えるのか?ということです。

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ここで出てくるのが、前回安値です。

5分足レベルではなくて、1時間足レベルとか4時間足レベルの大きい時間軸で抵抗になりえるところです。

しっかりと「値動き」を観察する必要があるんですね。

で、そこから売買の目線をどのように持っていくのか、ということなんです。目線の切り替え方ですね。

目線を切り替えるには前回安値付近の値動きを観察すること

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ここは1時間足レベルの安値付近です。ここから5分足と並行してみていきます。

値動きの観察方法の一つ目。

安値付近では何もするべきではない、と知りましょう。

まずは値動きのじっと待つのが基本です。

なぜならば、見てわかるように、下の方すぎる。

ブレイクエントリーになってしまいますが、ブレイクエントリーは危険度が高いのでできるだけ控えます。

となると、今すぎには何もできることはないですよね。

だからまずは、待つ、何もしないのが第一優先です。

値動きの観察方法の二つ目。

時間軸という、いわゆる横軸を必ず考慮する、ということです。

これがポイントである、5分足レベルで止まるなら、目線切り替えをする。長期的にではなく一時的に売買の目線を切り替える、ということにつながっていきます。

この5分足で止まるってことなんですけど、それでも止まるって言っても波を小さく打ってますよね。

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この時に覚えておくといいことがあります。

それは先生も良く使うワードの「隙間」です。

何かというと、1時間足レベルの前回安値付近を注意して今は観察しているのですが、5分足は止まったように見えるけれど、小さい波はありますよね。

このような時に安値を確かめる動き、「隙間」を埋める動きがあるかもしれないので、5分足で止まった~!と早めに買うのはNGなんです。

先生はよく「隙間」を嫌がります。

確かに200MAまでの隙間とか、良く効くフィボナッチリトレースメントFR38.2まで到達してない時って、そのあと隙間を埋めるときがあるんですよね。

なので、「隙間を埋める動きがある」とどこかで思っていると、エントリーが待てるようになります。

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ここからはよくあるケースです。

5分足レベルで止まったら買う!というときに一番わかりやすいのは、前回安値まで到達して止まる、時間をかけている、最高なのは右肩上がりで止まっているのが切りあがっていく、その場合にはすごく良いチャートの形なので買いますよね。

チャートを見ていても、これ以上下がらない形といえるものですよね。

過去チャートでも同じような場面を見ていると、波は同じ形をしていますので、ぜひ見てみてください。

ここまでで、直近の下降が強かったとしても、5分足レベルでどのようなことを確認したら買っていいのか?ということを説明しました。

実際のチャートでも割っていかないので、このエントリーポイントで買うのが正解です。

ちなみに私は、この相場では違うポイントで勝っています。

こちらの動画で説明しています。

youtu.be

私の場合には余力トレードを良くするのですが、この相場においては、直近の下降が強かったのもあり、少し上昇しても下降することが考えられるので、ここでの買いはあまり良いポイントではありませんでした。

これは5分足レベルで止まるなら、目線切り替えをする。長期的にではなく一時的に売買の目線を切り替える、ということでもあります。

このエントリーポイントが上昇の余力のトレードなんですけど、

難しいのは、すぐにエントリーしなくてはいけない、利確もさっさとする、ということが大事で、様子を見ながら考えることができません。

早い判断が必要なので、もっと安全なエントリーポイントを狙っていきましょう。

この相場では直近が売りが強く、少し戻したのであれば、売り!というのが自然な考え方です。

なので、少し戻したので、できれば高いところから売る。

この後のエントリーポイントは、この抑えられているフィボナッチエクスパンションFE161.8で止められたののを見て、売りエントリーもすごくいいポイントでした。f:id:aoyama_aoyama:20200717220148j:plain

今回のポイントは、どのように売買の切り替えをするのか?ということでしたが、ポイントは2つ

前回安値付近を着目すること。これは5分足レベルではなくて、1時間足レベルや4時間足レベルの話です。ここの流れが大事。

5分足レベルで止まるなら、目線切り替えをする。長期的にではなく一時的に売買の目線を切り替える、ということです。

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この相場のそのあとの流れです。

5分足での動きを確かめて、売りが強いのであれば、止まったのを確認して、できるだけ下から買います。

少しもどしたら、1時間足の流れでは売りが強いので、あまり高い位置で買うのはお勧めしません。売りたい人たちが待ち構えている場所です。

そして短期的に目線の切り替えをしたけれども、やっぱり上昇していかないのであれば、根拠もあつまっているフィボナッチエクスパンションFE161.8から売り、という流れでした。

FXに関する余談

最後は完全に雑談なんですけど、改めてアウトプットって大事だなって思ったことなんですけど、最近は動画をスローダウンしていたのですが、自分で言語化するとか頭の中を整理してみるってことも一緒にスローダウンしてしまっていたので、トレードをしていても感覚が鈍ったのを感じます。

ノートに書いてもなんでも良いんですけど、私の場合には何となく理解している程度で止まってしまっていたんだなと改めて思います。

youtubeも台本を作るのに時間はかかるんですけど、書きながらだんだんあやふなな部分だったり、不明点が明らかになってくるものなんですよね。

人に説明することで、自分にも染みるように理解しているというか、本当に余談でしかないんですけど。

アウトプットを何となくしている方は、理解できたことや、誰かから教えてもらったこと考えたことをぜひ、人に話すということをしてみてください。

ということで、これからも勉強頑張っていきましょう!

FXの決済タイミングは学習レベルによって変わるって知ってる?

勉強会のトレード報告を見ていたらすっごい下手くそなトレードがあったんです。

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これ。可愛そうなので名前隠しておきますけど、この人。仮にNさんとしておきます。一応報告としては勝ってはいる。

でも専業トレーダーとしてやっていきたいんだったらこんなトレードをしていたらダメ。

上昇の押し目を狙ったエントリーなんだろうけど、問題点が多すぎる。

ダメなポイントは3つある。

  1. 決済までの流れがイメージできていない
  2. 5分足しか見ていない
  3. 複数ポジション(ルールにない)

それぞれの解決の提案はこちら

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この駄目トレード、FXに大切な要素が沢山入っているので是非最後まで見て何がダメだったのか順番に見ていきましょう

FXの決済タイミングは学習レベルによって変わる

決済のタイミングまでの流れがイメージできていない

Nさんが座談会でこんなトレード報告をしてました。この人3つポジションを持っているし、なんだか色々おかしい。

先にエントリーポイントとして正しかった場所をお伝えしておくと青矢印が理想。なので、この3つのエントリーのうち2つはそれほど悪くない。

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厳密に言えば、一番左はローソクが伸びているときか、確定で入ったほうが良かった。

右の方は、いつもの3回止められたことを確認してから入ったほうが良かった。

じゃあ、このNさん、なんでこのエントリーとしては悪くないポジションを、こんなところまで持ってしまったんだろう。

Nさんのエントリー時の計画は、こうだった。

「1時間足を見ると上昇の局面だったので押し目で買いたい。」

 

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こちら1時間足ですね。確かにエリオット波動上昇の3波のような形で伸びている。

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「FEを当てると161.8にはまだ余白があるけど、伸びた先の方なので、買うなら伸ばすのではなく20pips程を手堅く取っていきたい。」

そうです。伸びた先の方特に壁に向かって買うときは慎重にちょっとだけ取って終わりが理想。抜けるだろうといって買ったりはしない。

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そして5分足。

「ちょうどいつもの良い形で戻しがあったので下がらないようなら買っていきたい。」

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はい。いつもの形というのは、上昇後の戻しのタイミングを測る、フィボナッチリトレースメントですね。戻しのFR38.2がここにある。

浅い押し目から上昇するようなら下の方から買いたいわけです。

そこに、更にいつもの戻しがあったわけです。エリオット波動のことですね。

12345って確かにタイミングが取れる。

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「そこに右肩上がりの200MAに乗っかるような形で、強い陽線が出たのでエントリー。」

一本遅いのが気になりますが、まぁ、全体の流れの中でエントリーしている流れなのでひとまず良しとします。

条件自体はかなり整っています。

「伸びた先での反発を狙ったエントリーなので20pipsほどを狙っていました。」

1hでも見ましたが比較的上昇の上の方なのでちょっと取って逃げるなのでその考え方は間違っていない。

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「損切りの位置は直近安値に入れて、後は値動きを見ながら上昇しないようなら損切りをしようと思いました。」

損切りについては勉強会では2つの考え方があります。

  1. 1h直近の高安にロスカット
  2. 直近の値動きを見て損切り

FXの勉強を始めたばかりの人は、まずは1から始めます。

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これは先生がいつも言っています。

最初はエントリーの精度が低いのでちょっとの値動きに右往左往してスグ決済してしまうようだと勉強にならないからです。

だから、変に浅いところで損切りを入れるのではなく、1h安値に入れる。

ここに損切りをセットしておくこと自体は、初心者を卒業しても特に変わりません。僕も今でもこの辺に入れています。

相場の値動きに慣れて来ると値動きを見て損切りをしていきます。

では、Nさんはその後どうしたかというと。

「20pipsに微妙に届かず、強めの陰線が出てきたので、雲行きが怪しくなってきたなと思いました。ダメならどこかで逃げようと考えました。」

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「上の方で3回止められたような形が出てきたので、一度抜けようと思ったのですが、もしかしたらまだ上がるかと思って持っていました。」

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「ここで再度3回止められるような形が出たので、これはやばいと思って抜けようと思ったのですが、よくみるとこの波も終わったように見えたので、逆に買ってしまいました。」

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この話を聞いたとき、ある質問が出ました。

「出口戦略ってありますか?その練習していますか?」って。

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Nさんは、ここで3回止められた決済しようと言っていましたが、実際に、そういう練習を過去チャートなどでやったかと聞いてみると、やっていないとのことでした。

そりゃ、できないですよね。

だから、その後の、ここで3回止められていよいよ変な動きになってきたときもどうして良いかわからなくなって逃げられない。

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トレード中5分足しか見ていない

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その上、そんなブレブレな状態だから、5分足しか見れていない。

確かに、ここでエリオット波動のような5つの波をつけていますが、これだけでは買えません。

なぜなら、この時点で既に、こういう波をイメージする人も出てきます。

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高値も切り下げ、200MAにもなんだか抑えられ始めたような動き、ここの下降TLにも抑えられています。だから右の方から売った人も多い。

「その後の下降でもやっぱり損切りができずにそのまま持っていました。1hFR38.2を割るようなら損切りをする予定でした。」

「その後、1h上昇トレンド付近で、この下降のFE261.8付近まで下がってから3回止まったことを確認してから入りました。」

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ルールにない複数のポジション

このNさん、どうやらナンピンをするつもりではなかったようですが、結果的にナンピンになってしまっています。

このまま上がらなければ、いつもの大負け。今回はたまたま相場の流れに乗っていたので結果的に上昇していきましたが、これでは勝ち続けられるトレーダーにはなりませんね。

先輩トレーダーたちと意見交換が出来る座談会の場でも、これはナンピン前提の計画だったのか?それとも無計画だったのかなど沢山アドバイスを貰っていました。

勝てないFXトレーダーの課題克服方法

さて、このNさんのトレード、何が問題だったかというと冒頭の3つでした。

  1. 決済までの流れがイメージできていない
  2. 5分足しか見ていない
  3. 複数ポジション(ルールにない)

課題の克服方法をそれぞれ見てみましょう。

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決済タイミングまでの流れを事前に準備しておく

1つ目の決済のタイミングまでの流れがイメージできていない

これは、どういう値動きになったら損切りをするか予め決めておくということです。

いきなりはできないので、過去チャートを使ってこういう値動きになったら損切りする。例えば冒頭のように3回止められたら損切りするとか。

あるいはグイッと落ちるようならその戻しの高いところまで上がったら損切るとか。

このとき、このNさんの様に、事前に損切りまでのイメージを持たずにトレードしてしまうといざという時に決心が鈍る。

「メンタルがー」じゃないですね。単なる準備不足。

事前にこうなったら損切りをすると決めておけばいい。

5分足だけでなく1時間足チャートを広げておく

このNさん、エントリー後は、5分足チャートだけの画面にしてしまうことがあるそうです。

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そりゃ、5分足ガン見しちゃいますよね。

本人も指摘されるまで全く気づいていなかったようで、無意識のうちに拡大したままになっていたそうです。

普段はしっかり上位足から確認するのに、ポジションを持っていると余計なことをし始めるていたようです。

本番を意識して複数ポジションは持たない

Nさんは、練習中なので良いエントリーポイントだったので、エントリーしたとのことですが、先輩トレーダーから見ると明らかにナンピンをしていると指摘を受けていました。

このやり方のままリアルトレードに行ってしまったらいずれ大損失を出して口座破綻などが予想されます。

練習中とはいえ、自分の都合の良いように捉えてナンピンしたりしない。

このNさん、お気づきの方も多いかと思いますが、僕のことですね。

久しぶりにやらかしてしまいました。

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自分のトレードは定期的に振り返るのですが、このトレードは振り返るたびに猛省するものです。

勝ったから取り敢えずOKではなく、何が問題だったのかしっかり振り返っていく必要があります。

今回のこの振返りの際のアドバイスは、座談会で先輩トレーダーからもらったものでした。

3つの気づきは、まさにその中で頂いたアドバイスでもあります。

ご自身のトレードにも参考になることがアレば幸いです。

それでは。